テレビで見るYouTube

今週火曜日(10月31日)の本コーナーで、ユーザーをブロックするネットの動画共有サイトYouTubeへの不満を書きました。

私は動画好きということもあり、YouTubeは毎日利用しています。そのYouTubeへはアクセスできるのですが、10月31日朝から、動画を再生させようとすると、次のような画面が表示されて、動画の再生をブロックされるようになりました。

広告ブロッカーはYouTubeの利用規約違反とする画像

ホームズ物の全体像と「いわくつき」の作品

私は、本年2月にNHK BSプレミアムで放送が始まった「シャーロック・ホームズの冒険」を見るようになるまで、ホームズ物に縁がなかったことを本コーナーで書きました。

このように、これまでホームズ物に馴染んでこなかったため、英国のテレビドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」の原作となる短編小説がいくつあり、それがどのように発表され、単行本になったのかを知りませんでした。

テレビドラマを見るようになってから、それらの成り立ちを知りました。

アーサー・コナン・ドイル1859~ 1930)によって生まれたホームズ物は、長編が、1887年の 『緋色の研究』に始まり、 『四つの署名』1890)、『バスカヴィル家の犬』1902)、『恐怖の谷』1914)と4編があり、それ以外はすべて短編小説で、その数は56です。

私のように、ホームズ物に馴染んでいない人は、それがどのような間隔で単行本になったのかわからないかもしれません。

M3で録った自分の声

なおも、自分の声の収録と、録った声の適正化を自分なりに「研究」しています。

いろいろ試したことで、自分の声を収録するのであれば、ZOOMM3 MicTrakを適切に使うのが最も良い結果になりそうなことがわかりました。

このM3というのは、デュアルADコンバータ―回路を持つ32bit floatで録音できるレコーダーに、M/S方式のマイクが合体したものです。

M/Sマイクがついているため、M3ひとつで、しようと思えば、高度な録音ができてしまいます。

メーカーはこれを、動画の撮影に使うことを前提に開発したように思います。マイクがついたレコーダーには、専用のショックマウントがつき、マウントをカメラのアクセサリシューに固定できるような構造になっているからです。

ZOOM M3 MicTrak

私も気が向けばソニーのミラーレス一眼カメラα 7 IIで動画を撮ることをします。しかし、撮影対象は身の周りのものが中心で、32bit floatで録音に凝るまでもないようなものばかりです。

YouTubeがユーザーをブロック

私は今朝からネットの動画共有サイトYouTubeが利用できなくなりました。昨夕、PCの電源を落とすまでは、YouTubeを利用して動画を見ることができました。

YouTubeが登場したことで、今は、ネットを介して動画を見る人が飛躍的に増えたでしょう。私も、昔から映像が好きなこともあり、YouTubeは毎日利用してきました。

私はYouTubeの動画を見るだけでなく、自分のチャンネルを作り、自分が作った動画を配信することもしました。

私がYouTubeに自分のチャンネルを作ったのは2008年7月21日です。当時はまだ、今ほどYouTubeの影響力は強くなかったような記憶があります。

YouTubeで動画を配信する人をYouTuberというようになるのは、もっとあとのことです。その登場を促したのは、YouTubeが動画配信者の収益化を実現してからです。

ブレット、最後からふたつ目のホームズ

まずは、次の動画の冒頭部分のみにご注目ください。

Jeremy Brett as Sherlock Holmes – The Mazarin Stone [HD]

今更説明するまでもないでしょう。アーサー・コナン・ドイル18591930)の「シャーロック・ホームズシリーズ」を原作とする英国のテレビドラマシリーズ「シャーロック・ホームズの冒険」の一話を動画にしたものです。

冒頭部分をご覧になって、不自然に感じることはなかったでしょう。

舞台俳優であったジェレミー・ブレット19331995)が演じるシャーロック・ホームズが、エドワード・ハードウィック19322011)演じる盟友にして、ホームズが扱う事件の回想録を執筆するワトスンと会話を交わす様子が数カットだけ描かれています。

いつものふたりのように見えます。しかし、これが撮影されたとき、ふたりが互いのいないところで演技をし、それをフィルムに収めたことがわかると、興味が増します。

プチ改修

それまで普通に使えていたものが、あるとき突然不具合を起こすことがあります。

私の場合は、PCが今年の7月末に調子が悪くなったことがあります。私が使うPCは、パーツを自分で組んだ自作PCです。

市販のPCであれば、具合が悪くなったときは、専門の業者に修理を依頼することになりましょうか? 自作PCも同様な修理が依頼できるかもしれませんが、私は自分で何とかしてきました。

7月末の不具合の原因は、PCの頭脳ともいえるCPUの熱を冷ますCPUクーラーについているファンの回転に問題がありました。

不幸が不幸せとは限らない・場合も

幸福は誰もが望むことです。

最近読んだ短編小説の中に、それとは逆の考え方が書かれていました。もっとも、それが有効に働く人は限られるだろうと思います。

これは、本コーナーで最近取り上げていますが、Amazonの電子書籍で、該当する書籍であれば読み放題できるKindle Unlimitedを12月中旬まで利用できる権利を得ました。

これを利用し、阿刀田高1935~)が書いたコラムを一冊にまとめた『頭は帽子のためじゃない』を読みました。

その阿刀田の短編集もKindle Unlimitedで読んでいます。1980年から82年(当年は一作品だけ)にかけ、『野生時代』19741996 4月号)に掲載された十二編の作品を一冊に収録する『異形の地図』1984)です。

ロックシンガーの突然死

今現在、日本では大変なことが進行中です。

いや、日本ばかりでなく、世界が同じ状況にあります。中でも、西側の主要国でその傾向が強まっています。

その異常さが誰の眼にも明らかとなりつつあり、もはや隠くすことが困難になっています。

新コロ騒動が始まった翌年、信じられない速さで、新コロウイルスのために作られたことにされているワクチン(似非ワクチン)の接種が、西側の主要国を中心に始まりました。

マスメディアは、この似非ワクチンを接種することで、「恐ろしい感染」から逃れることができると報道し、新コロウイルスに恐怖する国民を、似非ワクチン接種会場へ誘導しました。

日本で多くの人が似非ワクチンの一回目の接種が終わった頃でしたか、似非ワクチンに、感染予防効果がないことが明らかとなりました。

それであれば、何のために接種を急がしたのでしょう。

リスニング環境が異なれば・・・

結果的に、私は自分の声を収録して、声の聴こえ方を確認することを集中的にしています。

これをしたことにより、声の扱いを変えることで、音が違って聴こえるのがわかります。これは当たり前といえば当たり前です。そのために、音の処理を変えているのですから。

それとは別に、同じ音源であっても、音を聴くリスニング環境の違いのほうが、音の加工以上に違って聴こえることが確認できました。

音を圧縮する同名のコンプレッサーの実機をプラグインにしたShadow Hills Mastaring compressorがあり、私もわからないながら、素人的に試すことをしています。

このプラグインの使用方法でもいろいろと教えてもらっている人がいます。教えてもらうといっても、その人のYouTubeチャンネルにある動画を勝手に見させてもらっているだけですが。

その人は和田貴史氏という作曲家です。和田氏の動画に次のようなものがあり、本サイトで紹介しています。

原音を活かす方向へ

ここしばらく、自分の声を録音し、それをどの程度「修正」すべきか、いろいろと試してきました。

前回は、ZOOMM3 MicTrakで録音した自分の声を、iZotopeの音声編集ソフトRX10 Standardを使い、次の三つの処理と、ひとつのプラグインを適用しました。

M3は32bit floatで録音し、私の声が大きくないため、録ったままではGainが低すぎます。そのため、まずはGainを上げるため、前回はLoudness Controlで音量を復元しています。

使ったプリセットはPodcast Deliveryです。

次は、RX 10 Standardが最も売りとする機能であるRepair Assistantで、各種のノイズを除去しています。

これに含まれる機能を個々に見ていくと、たとえば、日本語の「サ行」を発したときの歯擦音を低減や除去する”De-ess”を単独で立ち上げると、デフォルトでは、2500Hzの帯域で-12dBを上回ったときに圧縮する機能であることがわかります。