元棋士が起こした事件から見えること

特異なキャラクターを持つだけでなく、一期は最高峰のA級順位戦に所属する十人の一人に名を連ねた将棋の元プロ棋士が起こした事件が起訴されたことを報じる記事がYahoo!にあります。

普段、将棋に関心がない人には馴染のない人かもしれません。将棋が好きな人で、「NHK杯テレビ将棋トーナメント」を毎週見るような人であれば、橋本崇載容疑者(1983~)を知らない人はいないでしょう。

私も昔から、NHK杯はほとんど欠かさず見る習慣があります。それでいて、私は長いこと、将棋のルールをまったく知らずに見ていました。ルールを覚えたのはここ十年ほどです。

そんなわけで、橋本のことは知っています。

新境地が発展

今週月曜日(4日)に更新した本コーナーで、油絵の技法に「新境地」を得たことを書きました。

その境地に自信を深めています。

昨日も、油彩画を一枚、アラプリマで仕上げました。今回は、自分の姿を鏡に映し、それを見ながら、描き始めから描き終わりまで持って行くことができました。

しかも、それ以前、何度も乾かしながら加筆して描いた「自画像」より出来が良いように感じます。

短時間で描き切るため、細部まで細かく描くようなことはしません。

古典絵画の細密画は、髪の毛を一本一本丁寧に描いたりします。そんなことは、アラプリマではしません。髪の毛を描くにしても、私は、豚毛に絵具をたっぷりつけて描いてしまいます。

こんな描き方をしたあと、レンブラント16061669)が残した『パレットを持った自画像』を画集で見ました。

ダ・ヴィンチのような油彩画は好きですか?

ネットの動画共有サイトYouTubeには、さまざまな分野の動画があり、専門的なものも少なくありません。

たとえば、油絵具の扱い方についての動画にどんなものがあるか、”oil painting”で検索をかけると、油絵具を使って描く様子が動画になったものが紹介ページに表示されます。

しかし、人物を描く動画は、満足できるものがありません。

私はそれを実際には再生させていませんが、写真そのままの顔を油絵具で描く動画あり、3年前に投稿されたその動画の再生回数が650万と表示されています。

その数字を見て、自分で絵を描かない人や、鑑賞するだけの人は、このような動画を見て満足するものなのか、と考えました。

実際に見ていないので想像ですが、肌を滑らかに表現してしまったら、油絵具が持つ物質的な魅力をほとんど捨ててしまったのと同じと私は考えます。

やっぱりシルバーホワイト

油絵具の話です。

五日前の本コーナーで、油絵具の扱いについて書きました。

その中で、絵具の白はパーマネントホワイトがいいと書きました。早くも考え方が変わりました。やはり、シルバーホワイト(鉛白)を使わなければ思うような絵が描けません。

昨日も油絵具に接する時間を持ちました。

油絵具で絵を描いたことがなく、絵画作品を眼で見て楽しむだけの人は、自分で描く人に比べて、絵を見る視点が異なるかもしれません。そして、その結果、好みの絵画の傾向にも異なりが生じるだろうと思います。

私が最も敬愛するのがレンブラント16061669)であることはことあるごとに書いているとおりです。

そのレンブラントの描法に近い描き方をする画家が印象派画家の中にいます。

それは誰だと思いますか?

2001/04/08 岸田劉生の『麗子像』

年度替わりで、私がよく見聴きしているテレビやラジオ(AM・FM)でも、出演者が新しい人に交代ということも珍しくありません。

今日、新年度になって初めての放送となった「新日曜美術館」(日曜美術館)の司会も、この4月からアシスタントの女性が、前年度までの写真家・織作峰子さん(1960~)から、新しい人へと替わりました。

中村幸代さん(1967~)という素敵な女性です。

確か、作曲家と紹介されていたように記憶していますが、確信を持てません。あとで確認して、間違っていましたら訂正しておきますね(作曲家で間違いありませんでした)。男性の司会者はこれまで通り石澤典夫アナウンサー(1952~)です。

新年度最初の番組で取り上げたのは、岸田劉生18911929)です。

レザンとの別れのシーンが今再び

一週間前にそれを知った時、私が昔に更新した本コーナーのページへのアクセス数が増えるかもしれないと考えました。

私が知った「それ」は、NHK BSプレミアムで毎週水曜日の午後6時10分から放送の「にんげんドキュメント(リストア版)」で、昔に放送され、多くの人の感動を誘った回が放送されることです。

私は昔からNHKで放送されるドキュメンタリー番組が好きです。「にんげんドキュメント」で2000年9月14日に放送された「さよならレザン 盲導犬とテノール歌手」が、綺麗に修復され、昨日(8日)放送されました。

私が少しは予想したように、その番組を取り上げた本コーナーへのアクセスがあったことが確認されました。

念のため、Googleで検索してみると、私のページが一ページ目の一番下に載っていました。自分のサイトが検索結果の一ページ目に載ることはまずないことです。

レンブラント作品を巡る人間模様

私はここ最近、PCの駆動時間が減る傾向にあります。その代わり、テレビ受像機(テレビ)の前に座る時間が増えました。

だからといって、テレビ番組を見る時間が増えたわけではありません。

私は、米国を中心とする古い映画や米英の古いテレビドラマ、ほかにはNHK杯テレビ将棋トーナメント、マラソンや駅伝の中継、スポーツカーを取り上げる回の「カーグラフィックTV」、気になったドキュメンタリー番組の放送がない限り、テレビ番組は見ません。

私は1980年代はじめに、民生用のビデオデッキが発売されると、いち早く購入し、テレビ番組を録画することを始めました。日本ビクターから発売されたVHS方式の二号機が最初に購入したビデオデッキです。

それを導入以降、気になる番組はビデオに録画し、録画したビデオを再生させて見る習慣がつきました。今はそれが、ブルーレイディスク(BD)に置き換わっています。

2014/11/10 自称「精神医学界の沢尻エリカ」登場

今はもう晩秋といったところでしょうか。秋にはいろいろな「○○の秋」がありますが、「読書の秋」というのもあります。

夜、布団の中に入って本を読むのは、味わいがあってなかなかいいものです。ただ、読むことで、せっかくの愉しみの時間を台無しにしてしまう本もあります。

私がつい先日読んだ本もそんな本でした。まだ出たばかりの新書で、おもしろそうだと思って買い求めました。それが、読んでみたらつまらなく感じ、買い求めたことを後悔しました。

それでも、一応最後まで読みましたけれど。どなたがお書きになった本かは、その著者の今後の活動に差し障りがあるといけませんので、ここでは伏せておきます。

同じ本を読んでおもしろく感じたり、有益だと感じる人もいるでしょう。同じものから受ける感じ方が人によって異なるのは、それぞれの人が持つ価値見が異なるからだろうと思います。

その「価値観」につながるような話をこれからするつもりで書き始めました。

2014/09/01 鶴瓶さん似の鎌田實さんの「にのせん」話(動画付き)

出だしからいきなりですけれども、「にのせん」という言葉をご存じでしょうか?

ある番組の終わりの場面でその言葉が飛び出し、私ははじめ「イノセント=無垢(むく)な」といったのかと思いました。テレビの放送をオンタイム(←「放送されている時間」ぐらいの意味で遣っています)で見ていたら、そのまま「イノセント」として記憶していたでしょう。

私は気になった番組は録画をして見る習慣がありまして、その番組も録画しつつ、オンタイムでも見ていました。それで、気になった部分をあとで見て、「イノセント」ではなかったことに気がつきました。

その場面を動画にしてみましたので、よかったらそれをご覧になって、何といっているのか確認してみてください。

2014/09/06 タモリの凄さがわかる「久米書店」の「タモリ論」(その2)

本日は、前回の続きで、小説家・樋口毅宏1971~)が書かれた『タモリ論』と、それを番組1回目の放送で取り上げたBS日テレで日曜午後6時台に放送中の「久米書店 ヨク分かる!話題の一冊」について書いていきます。

本場組は、久米宏1944~)を店主、檀蜜1980~)を店員に設定し、架空の書店に話題の新書の作者を招き、そこに書かれていることをもとに、話をふくらませていこうという番組です。

その記念すべき第一回目の放送に登場したのが樋口の『タモリ論』であったということは、前回分に書きました。また、なぜ今頃になってその放送に注目することになったのかについても昨日分に書きました。そんなわけで、その辺りの説明を省かせてもらい、続きの話に入ります。

話題の主のタモリといえば、今年の3月で終了した「森田一義アワー 笑っていいとも!」について書かないわけにはいきません。