昨日は、油絵具と接する時間を持ちました。どんなことでも、それに接する機会を多くするほど、得られることが多くなります。
直近まで描いた『自画像』が出来上がってしまい、今のところは、新しい絵を描いていない状態です。それでも、絵具に接する時間を持つため、年単位で手を入れている、レンブラント(1606~1669)作品の模写もどきをしています。
レンブラントは63歳まで生きましたが、晩年になるほど作品の出来栄えが向上しました。私が年単位で手を入れているのは、マルガレータ・デ・ヘールという老婦人を描いた肖像の顔の部分です。
模写に使っているのは、1990年12月27日に購入した『巨匠の絵画技法 レンブラント』です。この技法書については、本コーナーで何度か取り上げています。
レンブラント作品を初期から晩年まで11作品取り上げ、それぞれの作品を、レンブラントの絵画技法の観点から検証しています。