カマラ・ハリスは選挙活動をしている場合ではない

昨日、本サイトで次の動画を紹介しました。及川幸久氏が配信した動画です。

【及川幸久 THE CORE】第23回 ライブ配信 トランプ暗殺未遂とFBI

本動画では、今、次期米大統領の座を目指して選挙戦をしているドナルド・トランプ氏(1946~)に起きた二度の暗殺未遂事件とそれに密接に関る可能性がある連邦捜査局(FBI)について語っています。語られている内容が、マスメディアで報じられることはありません。

反トランプ側につくマスメディアは、今なお、民主党候補のカマラ・ハリス氏(1964~)が選挙戦を有利に戦っていると伝えています。そうであるなら、もし何らかの理由でハリス氏から別の候補者に替わることが起きたとき、マスメディアは自分たちのこれまでの報道との整合性をどのように保つのでしょうか。

及川氏は本動画の終盤で、ハリス氏から別の候補者に替わらざるを得なくなるのではと話しています。ハリス氏は候補者から降りるだけでなく、政界から去らなければならなくなる事態になるのではとも話しています。

どうしてそんな予想がされるのでしょうか。そのことについて、動画をなぞって紐解きます。

トランプ氏に起きた二度の暗殺未遂は、いずれもひとりの人間によって起こされたことにされています。しかし、二度の事件には、不可解な点が数多くあることが指摘されています。

ラットに「投与」したといわれても

本日の朝日新聞一面に次の見出しの記事があります。

小林製薬が製造・販売するサプリメント「紅麹コレステヘルプ」を摂取したことで、健康被害が相次いだとされたことについて、厚生労働省が原因を調査をし、その結果を昨日(18日)発表した内容を伝えるものです。

本記事内に、本サプリを摂取した人が、17日時点までに502人が入院し、120人が亡くなったと書いています。記事にする以上、読者に誤解を与えないよう、もっと正確に書くべきです。

本騒動をマスメディアが大々的に報じることで、それに刺激された人が、小林製薬に相談を寄せています。本サプリによって死亡したとする相談が当初は170人に上りました。しかし、よく話を訊くと、その内の91人は本サプリを摂取していなかったことがわかりました。

マスメディアの報道に煽られた人が、家族が亡くなったことと本サプリを関連付けて、同社に相談を寄せた結果でしょう。

ニコニコ動画の仕様変更

KADOKAWAが大規模なサーバ攻撃を受けたとされて、同社が提供するネットの動画共有サイト「ニコニコ動画」が6月8日の朝から突然利用できなくなりました。

私は新コロ騒動と、存在しない新コロウイルスとやらのために作られたことにされているワクチン(似非ワクチン)については、本コーナーで数えきれないほど取り上げています。

騒動が始まった頃は、本騒動を疑う人が投稿した動画をYouTubeで見ることができました。ところが、本騒動を起こした側につくYouTubeを運営するGoogle(アルファベット)は、騒動を疑う人をYouTubeから追い出す動きに出ました。

はじめは、その種の動画は正しくないと決めつけ、正しい情報を得るためとして、厚生労働省の関連ページへのリンクが張られるようになりました。

厚労省のいい分が信じられないから動画にしているのに、その厚労省のリンク先で書かれていることが正しいとするのですから、YouTubeに呆れるよりほかありません。

紅麹サプリ報道と冤罪の問題

紅麹を使った小林製薬のサプリメントで「健康被害」が出たとされた「問題」ですが、未だに、何がそれを「誘発」したのか、明らかになっていません。

そもそも、それが本当に「健康被害」を誘発したのかがわかっていません。

それであるのに、マスメディアは、この「問題」が発覚して以降、小林製薬を悪と決めつけ、その追及に余念がありません。

本日の朝日新聞は「報告漏れ さらに11件 小林製薬『紅麹』巡る死亡例」の見出しのもと、記事にしています。

記事では、小林製薬側から厚生労働省に新たに報告された、同社に寄せられた相談のうち、死亡した家族を持つ11例について書いています。

同社が、今月から始める被害補償にあたり、同社に寄せられた相談データを再点検する過程で見つけたものだそうです。

本記事の見出しを見た人は、小林製薬の紅麹サプリメントを摂取した人から、新たに11人の死亡例が見つかったと勘違いしてしまうでしょう。

米国は昔から陰謀がお好き

2001年9月11日に米国で起きた「アメリカ同時多発テロ事件」は、23年経った今になっても真相は謎のままです。

本テロは、イスラム過激派テロ組織アルカイダによって起こされたことにされています。

世界の人々に最初に衝撃を与えたのは、ニューヨークにそびえていたワールドトレードセンターの超高層ビル2棟に、テロリストが乗っ取ったとされた旅客機2機が、ビルに正確に突っ込んだ映像です。

そしてその後、旅客機が突っ込まれた超高層ビルが、解体されるビルのように、綺麗に崩れ去りました。

テロリストが操縦桿を握ってビルに突っ込んだといいますが、その分野を知る人であればあるほど、不可能と考えざるを得ないようです。

素人の私も、高層ビルが林立するマンハッタンを超低空で飛行し、標的のビルに正確に突っ込むことは不可能だろうと考えます。

馬鹿なことは馬鹿なことだと指摘しよう

出版大手のKADOKAWAが被害を被っている同社のサーバを攻撃し、身代金を要求する犯罪と、小林製薬が開発して販売する「紅麹」を使ったサプリメントで「健康被害」が出ているとされている問題は、まったく関連性のない犯罪であり問題です。

しかし、このふたつの事案には、共通する点があるように個人的には感じます。

本日の朝日新聞は、1面と2面を使い、サイバー攻撃を受けているKADOKAWAから盗み取られた情報が、身元の特定が難しいダークウェブで流出が増加していることを伝えています。

犯行グループは「BlackSuit(ブラックスーツ)」と名乗っていますが、実体は不明です。彼らの犯行はランサムウェア(身代金ウイルス)を使う手口です。

その手口について、本日の朝日2面で本事件を扱った記事に次のように書かれています。

(ランサムウェアを使った犯行では、入手した情報の)リークは1回で終わらず、2回、3回と小出しにする傾向がある。その都度、話題として取り上げられることで、被害組織を追い詰めていく狙いがあるとみられる。

紅麹つついて出るのは似非ワクチンの悪事

小林製薬が開発し販売する「紅麹サプリメント」を巡る騒動は謎めいています。

本日の新聞各紙はどれも同じように、同社の「紅麹サプリメント」に関連した死亡者数が76人の疑いがあることを報じています。

新聞の見出しや、私はテレビニュースはまったく見ませんが、テレビニュースでさわりだけ見た人は、同社のサプリメントを摂取した人が76人死亡したと勘違いしかねません。

朝日新聞もこの報道を1面と3面でしています。

76人というのは、小林製薬が現時点で把握する、可能性がある人数を公表したものです。それ以前は、同サプリメントを摂取した人の5人が死亡したとされていました。

しかし、この5人も、同サプリメントによって死亡したとされた人はひとりもいません。

KADOKAWAのサーバ破壊を狙った犯行グループが持つ矛盾点

大変な被害を受けているにも拘らず、不自然なほどそれがマスメディアで報じられることが少ないです。出版大手のKADOKAWAが、大規模なサーバ攻撃を受けていることについてです。

私は日頃、同サーバで配信されるネットの動画共有サイト「ニコニコ動画」で特定の動画をチェックするのを日課としていました。一時期はその動画共有サイトを利用することが減りましたが、その後、ある理由により、再び頻繁に利用するようになりました。

「ニコニコ動画」が利用できなくなったのは今月8日の早朝からです。サーバの障害はたまに起こることがあります。しかし、多くはすぐにまた利用ができるようになります。

ところが今回、ニコニコ動画が受けた犯罪被害は深刻で、それが今も続いているということで、それが復旧するまで1カ月以上かかる見込みとの報告もありました。

「ニコニコ動画」復旧に1カ月以上 ランサムウェア含む大規模サイバー攻撃を確認【知ってもっと】【グッド!モーニング】(2024年6月15日)

このサーバの障害に関連したことを本日の朝日新聞が伝えています。ところが内容は、誰がそれを起こしたのかや、どうしてそれが起きたかではなく、攻撃した側を「支援」するようなことを書いています。

痛ましい踏切事故

昨日(7日)の朝日新聞社会面に痛ましい事故の記事が載っていました。

6日午前9時頃、群馬県高崎市内を走る上信電鉄の踏切で、小学校4年生の少女が、走ってきた電車にはねられ、全身を強く打って亡くなる事故があったことが報じられました。

記事によると、その踏切は小規模なもので、遮断器や警報機がついていないそうです。

電車を運転していた運転士は、踏切に人影を発見し、警笛を鳴らし、非常ブレーキをかけたそうですが、間に合いませんでした。

運転士はその時のことが忘れられないだろうと思います。

一方的に疑われ罰せられそうな紅麹サプリメント問題

小林製薬が製造・販売するサプリメント「紅麹コレステヘルプ」を摂取して健康被害が出たとされている問題は、それが報道されて昨日で2週間となります。

本報道が始まった当初、私はその報道を見ても、そういうことが起こったんだといった程度の認識しか持ちませんでした。

その後、厚生労働省の職員らが同社の工場を立ち入り検査するなどの動きがあり、次第に注意深く報道を見るようになりました。

同社が直近に公表したところでは、同社のサプリメント「紅麹コレステヘルプ」を服用した人で、5人が死亡し、157人が何らかの症状を訴えて入院したのことです。

症状としては、尿細管間質性腎炎や尿細管壊死、急性尿細管障害が上げられています。どれもが尿細管周辺になります。