本コーナーで少し前、横尾忠則(1936~)らの例を出し、人生相談を取り上げたことがあります。
私は人生相談に強い興味を持つわけではありません。それでも、そこに書かれたことを読むと、世の中にはいろいろな人がいることを知ることができ、それはそれで興味深いです。
コーナーに相談を寄せてる人も人それぞれで、さまざまなことに悩んでいます。そして、相談に答える人の文章を読むと、その人の人間性が現れていて、おもしろいと思うことがあります。
朝日新聞土曜版に「悩みのるつぼ」という人生相談があることは以前の本コーナーで書きました。その本日分には「夫が息子に学歴マウント」をとっていることに悩む妻からの相談が取り上げられています。
書き出しには次のようにあります。
主人が早稲田大学を卒業しています。