女医が増えるのはいいけれど

一週間前の朝日新聞に「入試差別発覚した女性医学生が増えた」の見出しで、今年度、医学部に入学した女性の割合が初めて四割を超えたことを伝える記事が載りました。

入試の判定に男女の差別があってはならないことです。その入学試験において、女性の受験生を一定の割合で意図的に不合格にしていたことが2018年に発覚しました。

この報道を知った人は、なんて酷いことをすると考えるでしょう。私もそのように考えます。

その一方で、受け入れる医療現場と、医療の提供を受ける患者のことを考えると、一概にそのようにもいえないところがあるように考えます。

この問題が発覚した時、文部科学省によってその不正が確認されたある大学の関係者が朝日新聞の取材に、女性受験者の得点を一律に減点した理由を次のように語ったと伝えています。

人を毒害に導く報道

年度末の3月いっぱいで、新型コロナウイルスのために作られたことにされているワクチン(似非ワクチン)の接種、および、新型コロナウイルスの有無を検査するためだとされているPCR検査は、希望者が有料で受けるように変更されます。

高齢者や基礎疾患がある人の扱いがどうなっているか、私は詳しく確認していません。

本日の豆知識
似非ワクチン代が【1万1600円程度】。医療者の手技料を含む接種費用が【1万5300円程度】。この内、国が【8300円】を市町村に支給することで、65歳以上の接種希望者は【7000円程度】負担することになるようです。
こんなのを、金を払ってまで好き好んで接種する人がいるのでしょうか?

ともあれ、これで、騒動が収束してくれることを願うばかりです。

2020年はじめから、日本でも新型コロナウイルスの感染増が懸念されるとの報道が繰り返されました。それから4年目になりますが、未だに、新型コロナウイルスの存在が確認されていません。

問題のウイルスの存在が不明なのに、なぜか、存在しないウイルスに対応するワクチンが開発され、すぐさま接種が始まりました。

新型コロナウイルスの存在を信じて疑わない人は、これで命が救われると信じ、似非ワクチンに縋(すが)りつきました。

新型コロナ後遺症なんてありません

新聞やテレビの報道は嘘ばかりです。

本日、Yahoo!ニュースに次の報道がありました。

今月5日に高校を卒業した女生徒が、新型コロナウイルスに「感染」した直後に首から下が動かなくなったと伝えています。

それにもめげず、学校の計らいで授業を受け、同級生と共に高校を卒業したと伝えています。女生徒にはかける言葉もありません。

卒業おめでとうございます。

それとは別に、彼女が首から下が突如動かなくなった原因を、新型コロナウイルスに感染したことで起きた新コロ後遺症としているのは、まったくの嘘です。

急性硬膜下血種は「結果」ではないのか?

昨日、漫画家の鳥山明1955~ 2024)が亡くなっていたことを伝える報道がありました。

私は漫画を読む習慣を持たないため、鳥山を知ってはいますが、鳥山の漫画を読んだことはありません。

報道で鳥山の死を知り、気になったことがふたつあります。

ひとつは、現存する漫画家の中では最も重要な漫画家であろうにも拘わらず、その死から一週間のちに公表されたことです。

人気の漫画家であれば、連載をかかえているでしょう。ということは、漫画を掲載する出版社とは、密に連絡を取り合っているはずです。

鳥山が現在、いくつの連載を持っているか知りませんが、それがあるのであれば、「異常」なことが起これば出版社からすぐに漏れ、報道されそうなものです。

それが一週間なかったことはどのように考えたらいいでしょう。

マスク氏はリトマス試験紙

もう、溜息しか出ません。

朝日新聞のテレビ欄には、その日に放送されるテレビ番組からひとつの番組だけを取り上げて紹介する「試写室」があります。

私はテレビ番組は、旧い主に米国映画や英米の昔のドラマ、ほかには、NHK Eテレで毎週日曜日の午前10時30分から放送される「NHK杯テレビ将棋トーナメント」、地方大会も含めた高校野球中継、マラソンと駅伝の中継、ほかは、そのときどきで気になった番組を見る程度です。

それでも、毎日のテレビ欄は一応目を通し、「試写室」にも目を通しておく習慣です。

そんな風に「試写室」は私にとっても馴染のあるコーナーですが、ほとんどは、それに目を通したあと溜息をつきます。ほとんどが批判精神を欠き、番組の宣伝役になっているからです。

本コーナーを書くのも朝日新聞の記者であろうと想像します。記者であれば、それぞれに気概のようなものを、それぞれに差はあるでしょうが、持つのではありませんか?

しかし、「試写室」に書かれていることからはそれが感じられません。提灯持ちのようなことばかりが書かれているからです。

争点ずらし者のお成りぃ~

世間を賑わす事件や事故が起こると、必ずといっていいほど、争点をぼやかす方向へマスメディアが誘導します。

私が思い出すのは、2005年4月25日に起きたJR福知山線脱線事故です。本事故の原因を、今では多くの人が、JR西日本の悪しき体質が引き起こしたと考えてはいませんか?

私は当初から、マスメディアによる誘導に不満を持っていました。

どの会社でもそれなりに問題を指摘することはできるでしょう。JR西日本にそれがなかったとはいいません。しかし、それが直接的な原因となって事故が起きたとは私は考えていません。

鉄道事故の原因のほとんどは、事故を起こした車両を運転した運転士です。それは福知山線脱線事故でも同じでしょう。

事故直後の報道を思い出すと、事故車両を運転していた運転士は、事故を起こす直前の伊丹駅で、停車位置を72mも超過するオーバーランを起こしています。

5センチの積雪が大雪?

時代が変わると、考え方、表現も変わるということでしょうか?

関東地方は、明日(5日)昼頃からあさって昼前にかけ、天気が崩れ、雪が降る予報です。

それにしても、5センチ程度の積雪を「大雪」と捉えるのはどんなものでしょうか?

【関東大雪情報】広い範囲で5cm以上の積雪を予想

大雪が日常的に降る地域の人に、「5センチの大雪」といったら、どんな風に思われるでしょう。

マスメディアは騒ぐのが商売と履き違えているところがありますから、東京で薄っすらでも雪が積もったら、中継車を出して、「東京で大雪です」と大げさに騒いだりすることでしょう。

今のテレビ界を象徴する漫画家の死

漫画の神様といわれた手塚治虫19281989)が、テレビアニメを嫌っていたことはご存知でしょうか? たしか、そういう態度であったと記憶しています。

日本のテレビアニメが手塚の「鉄腕アトム」で始まったことを思うと、逆のような気もするかもしれません。しかし、手塚はテレビアニメを嫌っていたのです。

理由は何となく理解できます。

日本のアニメの長寿番組に「サザエさん」があります。これも、作者の長谷川町子19201992)はどんな風な思いを持っていたでしょう。

原作とテレビアニメは似て非なるものです。

長谷川町子が残した「サザエさん」の原作が4コマ漫画であることを知る若い「サザエさん」ファンはどのくらいいるでしょうか? 私は「サザエさん」のテレビアニメは見ないのでわかりませんが、ほとんどは、原作にはないことが描かれているのではありませんか?

テレ朝の65年を象徴するような駄作ドラマ『顔』

新年早々、実につまらないものを見てしまいました。つまらないものをつまらないと書くので、これを読まれた方にはつまらない思いをさせることになります。

それでも、そんな、つまらないものがあったことを記録として残すために書きます。

ここまで「つまらない」を五回使いました。そのつまらないものは、今月3日に放送されたドラマです。

新聞のテレビ欄でその放送を知り、原作が松本清張19091992)であることを知り、まったく期待せず、録画しておきました。

録画したのは、テレビ朝日が開局65周年を記念して制作した『顔』です。

50年間で最悪の超過死亡

人は、おそらくは本能的に、自分を不安にするようなことからは眼をそむけたがる傾向を持ちます。

今、直視しなければならないことが世界中で進行中です。そのことや、それに関係することを、本コーナーで何度も取り上げています。

それは、世界的に超過死亡率が上昇していることです。しかも、少しの上昇ではなく、過去50年間で最悪のレベルです。

日本では元日に能登半島地震が発生し、その被害に遭われた人が大勢います。しかし、その何十倍、あるいは何百倍の人が、死ななくてもいいのに死んでいます。

こんな非常に憂慮すべき事態が今も進行中だというのに、国もマスメディアも、識者もだんまりを決め込んでいます。

もしかしたら、今現在、日本が最も良くない状態にあります。世界の主要国は、自国の超過死亡を公表しています。それが日本では公表されていません。公表できないほど酷い状態にあることが予想されます。