Yahoo!に上がっていた次の記事を見て、一芸に秀でる人であっても、常に自分で物事を考え、その考えに沿って生きていくのは難しいものなのだろうと想像しました。
羽生善治氏(1970~)のことは、将棋を知らない人でもおそらく全員知っているでしょう。将棋の世界では一時代を築きました。
羽生氏が全盛時にあった将棋タイトルすべてで永世称号を持たれおり、将棋における実力については、云々する必要はまったくありません。
現在は、日本将棋連盟の会長をされながら、現役棋士として頑張っておられます。
本ページで紹介した記事によれば、羽生氏は、体調不良を訴え、医院で診てもらった結果、新コロウイルスに「感染」していることがわかったと昨日(9日)、公表されています。
そのことで、11日に予定されていた第83期順位戦B級1組の対局を延期せざるを得なくなり、そのことに対し、対局が予定されていた大石直嗣七段(1989~)をはじめ、関係者に迷惑をかけたことを謝罪したことが伝えられています。
私は将棋のルールを一応知っている程度で、自分で将棋を指してみようと考えることはありません。そんな私ではありますが、昔からテレビの将棋番組で将棋の対局を見るのが好きで、時間が許す限り見ることをしてきました。
プロの将棋の棋士になるのは非常に大変なことであるのを知っています。そして、そんな大変な関門を突破したプロの将棋騎士が戦う場で、勝ち続けるのがどれほど大変なことは想像に難くありません。
そのような、大変な世界で将棋を指すことだけをされているプロの騎士は、誰もが一芸に秀でた人です。
そんな人たちであっても、冒頭で書いたように、将棋以外のことを自分の頭で考え、自分なりの考えを持ち、その考えに沿った生き方をするのは難しいのだろうと想像します。
このたび、羽生氏は体調を崩され、医院で診察を受けたということです。その結果、体調不良の原因が新コロウイルスに「感染」したことだと記事にはあります。
体調不良とだけしかわからないので、具体的な症状はわかりません。
今の世の中はヘンなことばかりです。そんな今、体調不良になると、多くの場合、新コロウイルスに「感染」したとされることが多いような気がします。
世の中には、体調不良になる原因が多くあるはずです。その中で、新コロウイルスに「感染」したことで体調不良になる確率はゼロといわざるを得ません。
本コーナーで何度も書くように、新コロウイルスはこの世に存在しないからです。
存在しないウイルスに「感染」することはありません。「感染」しないのですから、それを原因として体調不良になることは起こりようがありません。
頭脳が明晰で、藤井聡太七冠(2002~)が登場するまでは、将棋界のトップ棋士だった羽生氏が、新コロウイルスが存在すると考え、それに自分が「感染」し、その結果、体調不良になったのだと本気で考えられておられるなら、冒頭で書いたように、どんなに一芸に秀でた人であっても、その世界を離れたら、自分で物事を考え、その結果導き出した考え方で生きていくのは難しいのだと思わざるを得ません。
「NHK杯テレビ将棋トーナメント」を見ていて感じたことがあります。昨年5月の大型連休明けに、存在しない新コロウイルスの感染症扱いが、それまでの2類(実質的にはそれよりも厳しい1.5類)から5類に引き下げられ、テレビの将棋対局も、それまでの椅子に座った対局から、従来の座布団に座った対局スタイルに戻されました。
そのように対局スタイルが元に戻されても、しばらくの間、マスクをして対局をする棋士を目にしました。私が不思議に感じたのは、若手の棋士にマスクをした人が多かったことです。
若い人の方が、事の真相に近づく努力をするだろうと考えていたので、私にはそれが意外でした。
考えてみれば、将棋の世界は、大相撲の世界と似たところがあるのかもしれません。どちらも実力の世界ですが、どちらも仕来りが古く、上下関係が厳しそうな印象があります。
この場合の上下は、実力ではなく、年齢です。力は上でも、年齢が下の人は、上の人に気を遣う世界であるように感じます。
若い棋士は、新コロウイルスについて自分なりの考えを持っていても、自分より年上の人と対局するときはマスクをつけるというような、一歩引いたような考えを持ったのかもしれません。
これは建前の世界であるともいえますね。マスクには、どんな防御効果もありません。マスクをしていると、相手に何らかを伝播させないようなイメージが持たれますが、そんな効果はまったくありません。
第一、新コロウイルスなど存在しないのですから、マスクをせず、大口を開けて笑っても、大きなくしゃみをしても、何も問題がありません。
トイレのあと、手を洗っても、洗わなくても、何も違いがありません。それと同じことです。むしろ、さまざまな菌と共有することで、人が持つ抵抗力は強まります。
羽生氏の話に戻します。
羽生氏が新コロウイルスについてどのように考えるのかはわかりません。羽生氏のお考えがわからなくても、新コロウイルスが存在しない事実は変わりません。
その事実がある限り、それに「感染」することはありません。「感染」しないのですから、そのことで、今回のように、体調不良になることは起こりません。
にも拘らず、羽生氏は現実に体調不要になり、医院を受診したのでしょう。ということは、その原因は別にあるといわざるを得ません。それを診察できなかった医師は藪医者というよりほかありません。
世の中にはさまざまな病気があるのに、その医師には新コロウイルスに「感染」したことしか原因として考えていないからです。
おそらくは、なんの意味もないPCR検査を羽生氏にし、それが陽性と出たことで、存在しない新コロウイルスに「感染」し、その結果、体調不良になったと判断したのでしょう。
PCR検査で新コロウイルスに陽性と出ても、基のウイルスが存在しないのですから、何の意味もない検査もどきであるかわかります。
そんな医師にかかっていたら、時によっては、命にかかわります。真の原因を突き止められていないからです。
すでに書いたように、羽生氏は日本将棋連盟の会長職をされながら、今も現役の棋士として活動されています。それやこれやで、スケジュールが混み、疲れがたまった結果と考えることもできます。
もし、医師がそのように診断されたなら、家でゆっくり静養されるだけで、体調が元に戻ることだってあったでしょう。
また、夏風邪をひいただけということも考えられます。こちらも、数日間家で休んでいれば、元の体調に戻られただろうと思います。
私がひとつだけ懸念するのは、羽生氏が存在しない新コロウイルスのために作られたことにされているワクチン(似非ワクチン)接種の有無です。
日本将棋連盟は、新コロ騒動に限っては、前近代的な組織の印象です。
お上の指示にまったく疑うことをせず、マスクをしろや、対局者との間隔を十分に開けろや、対局者の間に咳の飛沫が飛ばないよう透明アクリル板を設置しろといった要請に疑いを持たずに従っています。
これらすべての必要性はまったくありません。問題のウイルスが存在しないからです。出来の悪いコントを見せられているようです。
その上で、日本将棋連盟は、対局中にマスクをするのを忘れたり、鼻を出してマスクをしていたとして、ふたりの棋士を非常に不利にする判断をしました。すでに書いたように、マスクをする必要性がなく、マスク自体になんの効果もありません。
日本将棋連盟に所属するプロ棋士の中には、新コロ騒動に疑問を持つ人がいるかもしれません。しかし、途中で書いたように、上下関係が厳しい世界のため、そう思っても、口に出すことはできず、形式上はお上に従わないと生きていけない世界のようです。
そのようにお上に従順な世界のため、おそらくは、全員か、それに近い棋士が、あの忌まわしい似非ワクチンの接種を、強制でないものの、ほぼ強制に近い形で接種せざるを得ない状況となったであろうことが想像できます。
ということは、羽生氏もあの似非ワクチンを接種、それも一回でなく複数回接種した可能性が否定できません。
似非ワクチンの成分は、体にはよくないものが大量に含まれていると聞きます。ある専門家が、残った似非ワクチンを分析したところ、mRNAワクチンを謳っていながら、その成分はほぼまったく入っていなかったことを暴露しています。
その代わり、体に悪影しか及ぼさない重金属などが入っており、あれは人を殺すことが目的に作られた生物兵器、化学兵器だと断言しています。
成分の濃度が幾種類にも変えられており、接種直後に急死する人もいれば、ほとんど何の影響も出ずに済む人もいるようです。
ともあれ、そんな危険極まりない似非ワクチンを羽生氏が接種し、その結果、何らかの体調不良を起こしたのだとすれば、心配になります。
似非ワクチンを接種したことで何らかの体調不良を起こした場合、本騒動と似非ワクチン接種を推進する側の人間たちは、存在しない新コロウイルスに「感染」した結果の「後遺症」という手口を使います。
何度も書きますが、問題のウイルスが存在しないのですから、それに「感染」することは百パーセントありません。従って、そのことによる「後遺症」などは起こりません。
その代わり、危険極まりない似非ワクチンを体内に注入してしまった人は、即効性も含め、何らかの影響を受けざるを得なくなります。
その悪影響が遅れて現れた場合、それが起きた人が、新コロ騒動に疑問を持つ人でない限り、似非ワクチンのせいだと疑うのが難しくなります。
本騒動と似非ワクチン接種の推進をする勢力に加担する医療従事者は、素人が知らないのをいいことに、本当は似非ワクチンによる影響であるのに、存在しないウイルスに「感染」し、その「後遺症」によってそれが起きたと騙します。
羽生氏は、存在しない新コロウイルスに「感染」し、それが体調不良の原因だとされました。羽生氏の体調不良が早期に解消されればいいですが、今後の経過には一抹の不安がないでもありません。
羽生氏が新コロ後遺症になったなどの続報がないことを願います。