大納会前営業日に先物で超マイクロな利益

本日は12月28日です。本日が平日であれば、本日が仕事納めだったでしょう。今年は28日が土曜日であるため、昨日の27日に仕事納めだったところが多いのかもしれません。

そんな事情もあったため、昨日、私は勘違いをひとつしました。

日本の株式市場も、昨日が今年最後の取引になるのではと勘違いしました。取引が終わると、大納会が開かれます。今年は、来週月曜日の30日が今年の最終取引日です。

大納会に向け、日本の相場が環境が急激に良くなっています。昨日は日経平均株価が700円以上上昇し、一昨日との二日間だけで1000円以上値上がりし、4万円の節目を突破しました。

そんな値動きを見て、昨日、先物取引でわずかな取引をしました。

下に示したのは、日経225マイクロ先物の直近6カ月間の値動きです。これを見てわかるのは、チャートの山の頂点が4万円を上回ると、その後、下落していることです。

日経225マイクロ先物 日足チャート6カ月(2024.12.27 日中立会終了時点)

ストリーミング注文

私はそのときどきで、そのときに自分が関心を持つものを集中的にする傾向があります。今年の後半は投資に関心が向かっています。

私が株式投資の真似ごとを始めたのは2004年の大型連休明けです。

ですから、今年で丸20年です。その間にも、それへの興味が強まったり弱まったりを繰り返しました。

そんな私が今年の10月と11月に、新たな投資商品に関心を持ったことは本コーナーで書いたとおりです。10月には先物取引、11月には信用取引のための口座を作りました。

そして、今月もある商品を取引するための口座を作りました。それは、「CFD」というものです。

投資をしている人であっても、CFDはまだやったことがない人がいるでしょう。私もそれがあることは知っていましたが、これまではそれをやろうと考えたことがありませんでした。

CFDは、contract for differenceの頭文字で、「差金決済取引」の意味になります。

株価の暴落は起きてみるまでわからない

澤上篤人氏(1947~)が書かれた本を読みました。

投資をする人であれば、澤上氏を知っている人が多いでしょう。ご本人曰く「本物の長期投資家」で、澤上氏が作って長年運用されているアクティブファンド「さわかみファンド」です。

その澤上氏が書かれた『暴落ドミノ 今すぐ資産はこう守れ!』という本です。

私はAmazonが提供する電子書籍サービスのUnlimitedで本書を読みました。以前から気になっていた本です。私は、通常であれば有料のUnlimiedのサービスを3カ月間無料で利用できる権利を得、今現在それを利用している最中です。

Amazonの電子書籍版のUnlimiedというのは、そのサービスを利用できる期間であれば、該当する書籍を追加料金なしで何冊でも読むことができます。

この権利を得たため、澤上氏の本に接したというわけです。

本書が出版されたのは今年の1月31日です。澤上氏は2年ほど前に出版された書籍でも、いつ、世界的な暴落が起きても不思議ではないとの考えを書かれています。

投資も視点を換えれば見える風景が異なる

昔は、個人投資家がどのように個別株を売買していたのか私は知りません。

少し前に、88歳の現役デイトレーダーの藤本茂氏に取材した動画を本コーナーで紹介しました。

【88歳現役トレーダー・藤本茂さんのある一日】投資歴69年・資産18億円/午前2時から東京株式市場大引けまでの日本株取引に密着/タンス預金じゃつまらんで/銘柄選別・デイトレードの魅力・新NISAも聞く

その動画以外にも、藤本氏を取り上げた動画を見ました。

それらを見ると、今と違ってインターネットがなかった時代は、買いたい株や売りたい株がある場合は、自分が口座を持つ証券会社に電話して、担当者に自分の株の売買を頼んだというような話でした。

そんな藤本氏は、ネットで株式投資ができるようになったことで、2002年からネット経由で株式投資を始めたそうです。今から22年前で、当時、藤本氏は66歳でした。

信用取引は使い方次第

このところ個人的に関心が高まっている投資についての話です。

私は、当時急に興味を持ったことで、2004年の大型連休明けに、ネット証券に証券口座を作りました。それを始めてから、今年でちょうど20年です。

この20年間でまったくやったことがなかったことを、ここ最近になって、立て続けに始めています。

先月中頃には「先物取引」のための口座を開設しました。

先物取引で取り扱う商品にはいろいろあります。その中で私は、とりあえずといった感じで、最もポピュラーな日経225先物取引を何度か実際に売買しました。

これは、日本の株式市場の指標である日経平均株価に連動する指数を売買する取引です。

自分で実際にやってみて、日経225先物はとても難しく感じました。

どこが難しく感じたかといいますと、ひとつは、値動きが大きいことです。

HYPER SBI 2の配置画面を自分用に設定

ネットの動画共有サイトYouTubeの動画ですが、そのときどきで、最も関心を持つ分野の動画を見ることがどうしても多くなります。

今、私の関心が強くなっているのは投資です。

私が投資の真似ごとを始めたのは2004年の大型連休明けです。その頃に、ネット証券を使えば、PCの画面からダイレクトに株式投資ができることを知ったことによってです。

当時は、ネット証券として勢いがあるように感じた松井証券に投資をするための口座を作りました。その後、今も使うSBI証券に資金を移しました。

移したといっても、松井証券に作った口座はそのままの状態にあるので、また、使いたくなったら、SBI証券と並行して使うこともあるかもしれません。

そのほか、マネックス証券にも口座を作って持っています。

そんな私が、ひと月前、「先物取引」というものに興味を持ち、手を出しました。

あとでわかる下落の幅

相場に参加する人は、プロからアマチュアまで、その力量には天と地ほどの差があるでしょう。普通の個人がそれに参加するということは、レベルがまったく違う人々と闘うことを意味します。

私は株式投資の真似ごとを始めて今年でちょうど20年です。

しかし、この年数に見合った相場観はまったく持ち合わせていません。

そんな私が、思いつきのように、10月中頃から先物取引というものを始めたことは本コーナーで書きました。

先物取引が扱う商品はいくつもあります。その中で、私は、日本の株価指数である日経平均株価に連動する日経225先物のマイクロ版を取引の対象に選びました。

ついでまでに書いておくと、日経平均株価というのは、日経新聞が選んだ255社の株価に連動します。各社の比率は一定ではありません。中でも、ファーストリテーリングの比率が高いなど、特定の銘柄の値動きが反映されやすい性格があります。

それもあって、海外の機関筋は、日本の株式指数の日経平均株価を重視していないそうです。その代わりとして、東証株価指数(TOPIX)を日本株環境のベンチマークにしていると聞きます。

そこが底とは限らない

私にとって今年最大のイベントだった米大統領選挙が、願い通り、ドナルド・トランプ氏(1946~)の勝利に終わり、胸をなでおろしました。

それが一段落するまでは気が気でなかったので、投資に時間を廻す時間が相対的に少なくなりました。

一カ月ほど前に、先物取引というものを始めたことを本コーナーで書きました。その値動きを気が向くと眺め、相場に乗れそうなときは乗るようなことをしていますが、これは一筋縄ではいきません。

米大統領選でトランプ氏が勝ったことが影響しているのでしょう。このところは米国の株価が好調で、値上がりが続きました。その流れを受け、日本の株価も上がり調子です。

ところが、昨日は波乱含みとなり、値を下げる場面がありました。日本の相場の指数である日経平均株価が、午前11時前に39866.72円の高値をつけたあと、後場は39600円を切ったところから始まり、39137.89円まで下げた局面もあります。

反トランプメディアの虚偽報道

それに対する注目度は個々人で大きく異なったでしょう。私は今年一番の注目度でした。いや、今年一番というよりも、自分の人生の中でも、極めて高い注目度といったほうがいいでしょう。

そのように、個々人で注目度に大きな差異を生んだ米大統領選挙が終わりました。

日本のマスメディアの報道を信じる人は、共和党のドナルド・トランプ候補(1946~)が勝つか、それとも、民主党のカマラ・ハリス候補(1964~)が勝つか、最後の最後までわからない展開となり、ことによれば、雌雄が決するまで数日かかるかもしれないとまで考えた人もいたでしょう。

日本のマスメディアは、トランプ候補とハリス候補が稀に見る接戦をしていると伝えるところがほとんどだったからです。

朝日新聞は、米国で投票と開票が行われる日本の日付の6日の朝刊に次のような見出しの記事をトップニュースとして伝えました。

Googleがトランプ大統領誕生を祝う?

今に限ったことではないかもしれませんが、西側世界のマスメディアは本当に狂っています。

本日の朝日新聞に次の見出しの記事があります。

ドナルド・トランプ氏(1946~)が米大統領選で圧倒的な勝利を収めたことを受け、朝日のサンフランシスコ支局(というのが本当にあるのかどうか私は知りませんが)に勤務するのであろうI嵐記者が書いた記事です。

この記者は、勘違いしているか、本当に真相がわからいかのどちらかで記事にした印象です。

トランプ氏当選を受け、米国のビッグテックからトランプ氏に相次いで祝意が寄せられていることを伝えています。それが、真の祝意と考えて記事にしたのであれば、本質を見誤っています。

たとえば、ネットの動画共有サイトYouTubeを運営するGoogleアルファベット)の最高経営責任者(CEO)であるスンダー・ピチャイ氏(1972~)も、トランプ氏の当選を祝ったように書いています。

そんなわけがありません。