パンデミック条約反対は隠れ蓑

昨日、ネットの動画共有サイト「ニコニコ動画」で次の動画に気がつき、面白いと思って本サイトで紹介しました。

これは、動く映像はなく、実質的には配信者の語りを収録した音声ファイルです。語られていることの多くに私は頷くことができました。

今月13日、東京・池袋で1万9千人規模のデモらしきものがあったことは本コーナーで取り上げています。その投稿で私が書いたことは、今回の動画に相通じています。

新コロ騒動に異議を申し立てる活動はネットを中心にあり、それが現実的な動きとなることがあります。それぞれが、その騒動に異議を持つことは必要です。しかし、それが、ある意図を持つ者に「利用」される危惧を私は投稿で書きました。

新コロ騒動反対デモ？

その方面に少しでも関心と多少の理解を持つ人であれば、池袋であったデモらしき者に参加した主要参加者の顔ぶれを見ることで、それがどのような性格をもつものか推測するのは難しくありません。

私は、本コーナーで紹介するため、デモらしきものの先頭に立ち、横断幕を持つ人間が写った部分だけを動画で再生し、それを画像として紹介しました。

東京理科大学名誉教授の村上康文氏の政治信条を私は把握していません。水島聡氏（1949～）は極右の「チャンネル桜」の創設者で、林千勝氏（1961～）は、そのチャンネルで番組を持つ人という関係にあります。

ふたりに共通するのは、故安倍晋三氏（1954～2022）の政治信条に極めて近いことです。水島氏は第2次安倍政権の途中で安倍氏から離れた時期もあったと思いますが、安倍氏亡き今、故安倍氏をどのように評価するのかは知りません。

大阪市立大学名誉教授の井上正康氏（1945～）は、自民党の別動隊といって間違いないであろう参政党で、新コロ騒動を巡る問題のアドバイザーという立場にあります。

禿頭を黒帽子で隠すハイエナ爺にご用心

参政党を作った神谷宗幣氏（1977～）は極めて問題の多い人物です。故安倍氏に心酔し、野党の立場でありながら、自民党の中でも最も右寄りのカルト右翼的な政治信条を持ちます。

そんな神谷氏は、新コロ騒動を利用し、騒動や新コロウイルスのために作られたことにされているワクチン（似非ワクチン）に反対するという立場を「偽装」し、同じ考えを持つ人を自分たちの側につけ、参議院議員選挙で、ひとりの当選を得ています。

その選挙前から参政党を疑った私は、本コーナーでそのあたりについて書いています。

参政党の個人的考察

神谷氏の周りに集まる人物はすべて、故安倍氏の周りにいた人物ばかりです。ですから、そのあたりのことがわかる人は、誰に指摘されなくても、そのあたりのことを自分で気が付けたでしょう。

彼らのような考え方を持つ人間を簡単に見分ける方法があります。それは、中国やロシアを敵視していることです。

新コロ騒動が始まった頃、そのような考えを持つ人が新コロウイルスをどのように好んで呼んだか憶えていますか？　彼らは、それが始まったとされているのが中国・武漢であることから「武漢ウイルス」と呼んでいました。

新コロウイルスは未だにその存在が証明されていません。新コロウイルスに限らず、ほかのどのウイルスも実は存在しないという説があり、私はそれを信じています。

ウイルスが存在しないなら

ウイルスは存在せず、従って、その感染が始まったとされている中国・武漢に関しても、何の根拠もありません。それなのに、中国嫌いの彼らは、口汚く「武漢ウイルス」といったのです。

参政党に深く関り、一時は参政党の党首になった松田学氏（1957～）も、ご自身の動画で「武漢ウイルス」と何度もいっていました。今もそのようにいっているのかもしれません。

本ページに埋め込んだ実質音声ファイルの配信者は、参政党の真の狙いが憲法改正にあると語っています。私はそこまでは考えていなかったので、目から鱗が落ちるように感じました。

池袋デモらしきもので横断幕を持つ水島氏と林氏が故安倍氏の政治信条に近いことはすでに書きました。ということは、ふたりが憲法改正の推進側であることは疑う余地がありません。

神谷氏らが中心となってワールドカウンシルフォーヘルス（WCH）とかいう団体の存在が知られるようになったのは、参政党内で内紛のようなものが起こったあとと記憶しています。

S党の内紛騒ぎで私が考えたこと

そのため、その内紛の印象を薄めるため、新しい「入れ物」としてWCHとかいうものを立ち上げたのだろうと私は考えています。

その存在を多くの人にアピールするため、名の通った人をそれに参加させています。その一人に、立憲民主党の原口一博氏（1959～）がいます。

原口氏が神谷氏をどの程度理解しているかわかりません。原口氏は昨年だったかに癌を発症したとかで、抗がん剤治療を受けていました。

そのときに神谷氏が原口氏に近づき、甘い言葉をかけて関係を構築したようです。

神谷氏が故安倍氏の熱烈な信者で、自民党の最も右寄りのカルト右翼的な政治信条を持つことを原口氏はどのように考えているのでしょう。

WCH日本支部云々はそのための「隠れ蓑」です。多くの国民から、自分たちの真の姿をその「隠れ蓑」で隠し、反似非ワクチンで自分たちへの支持を集めることを神谷氏らは企んでいます。

そのあたりのことを原口氏が見抜けないとしたら、政治家失格といわざるを得ません。

彼らはこの連休中にもう一度デモらしきものを計画していると聞きます。それに喜んで参加したら、彼らの「餌食」になるだけです。デモらしきものへの参加を考えている人がいたら、彼らの「正体」をよくよく考えてください。