S党の内紛騒ぎで私が考えたこと

昨日、ネットの動画共有サイトに上がっていた次の動画を見ました。

本動画で話をしているのは及川幸久氏です。私は及川氏の動画はよく見ており、本コーナーを含めた本サイトでは数多く紹介しています。

マスク氏に関する偏向記事

本動画を見ることで知ることがありました。及川氏は幸福実現党の党員というばかりでなく、同党で何か役職に就いていたように記憶します。

及川氏の動画を見つつ、そのことがいつも気にかかってはいました。その及川氏が、どんな理由かわかりませんが、幸福実現党の役職を退職したと話しています。

ただ、役職からは降りても、幸福の科学の信者であることは変わりないのでしょうか。そのあたりのことはわかりません。

及川氏が本動画で取り上げたのは参政党についてです。私は参政党には拒否反応が起きますので、はじめは見るつもりがありませんでした。しかし、どのようなことを及川氏が語っているのか気になり、見ました。見たあとに、見たことを後悔しました。

及川氏は、参政党や参政党を立ち上げ、今は同党の代表を務める神谷宗幣氏（1977～）にはニュートラルな立場だと述べています。しかし、本動画では参政党と神谷氏を好意的に論じています。

私は参政党も神谷氏も信用していません。このことは、今後も変わりません。理由は、参政党と神谷氏をうさん臭く感じるからです。

参政党については、本コーナーで取り上げたことがあります。その中で、参政党と神谷氏に対する自分なりの考えを書きました。その考えは今も変わりません。

参政党の個人的考察

参政党は、新コロ騒動に対する国や専門家の対応に異議を申し立て、それによって国政に進出しました。

私は、今更ここに書くまでもなく、新コロ騒動とそれの対応、新コロウイルスのために作られたことにされているワクチン（似非ワクチン）接種を強く批判しています。

こんな立場ではありますが、参政党に組する気持ちは毛頭ありません。参政党と神谷氏が、本騒動を利用しているようにしか私には映らないからです。

その参政党内で、今、「内紛」のようなものが起きていることを少し前に知りました。きっかけは、参政党から参院選に立候補した武田邦彦氏（1943～）が、同党を追い出されるようにしてやめたことを、武田氏本人が話す動画を見たことです。

私は武田氏も以前から知っており、世間一般とは違う視点から述べられている動画を、本サイトで過去にいくつも紹介しています。

その武田氏が参政党に「取り込まられた」ことで、私は武田氏への関心を失いました。それがなくても、武田氏が、安倍晋三（1954～2022）元首相を崇めるような考えを持つことには懸念を持っていました。

参政党の神谷氏が「安倍信者」のように私は考えています。神谷氏の周りの人間を見ても、安倍氏に連なる人間ばかりです。

それだったら、わざわざ新しい政党を作らず、自民党清和会にでも入れてもらえば良さそうです。それだけの実績が神谷氏にはなく、それでも国会議員になりたいという欲望があり、それを、新コロ騒動を利用して、実現したように私は考えています。

こんな人間がたったひとりだけいる政党に、新コロ騒動への対応を期待するだけ無駄です。現に、彼が国会議員になったあと、新コロ騒動に対する国の対応が何か変わりましたか？　変わっていません。

武田氏の話に戻しますと、武田氏は本動画で、彼が痴ほう症（認知症）であると事実無根のデマを流されたと述べています。誰がそれを流したのかはわかりません。

それやこれやで、ていよく、同党から放り出されたのでしょう。

ほかにも、武田氏と一緒に参院選に立候補した吉野敏明氏（1967～）と赤尾由美氏が同党を離れています。

それが誰の判断で起こされたのかは外部の人間にはわかりません。もっとも、党を離れても、吉野氏の場合は、未だに参政党を批判はせず、今また、別のコネクションで、神谷氏とは行動を共にしているようです。

これらの参政党の「内紛」について、及川氏が外部から見た印象を動画で述べています。

及川氏は「反グローバリズム」の立場を採ることを常に述べています。それはそれでいいですが、参政党の「内紛」を、グローバリズムが仕掛けた、との見方はいかがなものでしょうか？

すでに書いたように、参政党に所属する国会議員は神谷氏ただひとりです。こんな小党を内部分裂させなけらばならない、とグローバリズム側が考えるとは思えません。

影響力のほとんどない同党に「スパイを送り込んで内紛を起こし、分裂させなければ」と考えるほどのことはありません。及川氏は考え過ぎなのではありませんか？

それとも、そのように誤った方向へ誘導し、本質に目が向かないようにしているのでしょうか。

上に埋め込んだ記事にある記述を信じれば、武田氏が新しくできた日本保守党の動画に出演し、参政党を批判的に述べたのが事の発端ではありませんか？

もっとも、「批判的」というのは参政党側のいい分です。武田氏としては、事実を事実として述べただけかもしれません。

それはともかく、これは、武田氏本人の意思で行ったことであり、誰かにそそのかされたわけではなさそうです。

及川氏の論でいけば、武田氏が「スパイ」として参政党に入り込み、その挙句に党を批判し、内紛に発展したことになります。そんな込み入ったことを武田氏がしたとは思えません。

吉野氏にしても、吉野氏の秘書が他の党員に対して、党を誹謗中傷するメールを送った責任を採る形で、吉野氏本人が党に離党届をした、と記事に書かれています。

どちらも、グローバリストが内部にスパイとして入り来んで云々と無理な想像をしなくてもわかることです。

すぐ上に埋め込んだ動画を見ると、参政党が神谷氏の「独裁政党」に思えます。神谷氏は、自分に批判的な態度をする人間には容赦がなく、武田氏も神谷氏には煙たい存在になり、それで「追放」したのではありませんか？

及川氏は今回の動画で、世界保健機関（WHO）が狙う独裁体制構築を危惧し、それに対して、半グローバリストの団結を呼びかけています。

それはそれでいいのですが、及川氏が理解を示している千政党の内情はどうでしょうか？　同党に関って内情を知る人の少なくない人が、同党代表の神谷氏の独裁性を警告しています。

及川氏は神谷氏を反グローバリストと考えていますが、逆に、グローバリズムとつながっているという話があります。

一、二年前、黒川敦彦氏（1978～）がYouTubeで話す動画を見たのを憶えています。詳細までは憶えていませんが、イスラエルにある組織（？）と神谷氏が関係し、黒川氏が動画にしたことで、その日本支部の代表のような座から神谷氏が急遽降りた、というような話でした。

黒川氏のYouTubeチャンネルは、YouTubeの方針に反する動画が多かったため、一度チャンネルごとバンされたように記憶します。ですので、その動画はもう残っていないかもしれません。

及川氏の動画のコメントに目を通していたら、「ヤマト・ユダヤ友好協会」の理事を神谷氏がしていたと書かれていました。確かにそんなことを黒川氏が動画で話していたのを思い出しました。

ともあれ、神谷氏を反グローバリストと考えるのは違うのではないか、と私は考えます。彼は調子がよい、ただの詐欺師です。

神谷氏が信奉した安倍晋三氏は、今の新コロ騒動を起こしたと私が考える世界経済フォーラムにひれ伏す立場にありました。その証拠の動画がYouTubeに残っており、本コーナーで紹介しています。

同フォーラムがスイスのダボスで開催する通称ダボス会議に安倍氏が参加しただけでなく、同フォーラムのクラウス・シュワブ氏（1938～）や、そこに来ていたジョージ・ソロス氏（1930～）といかに親密であるかを誇示する様子が映像が残っています。

上海パンは喰えない

神谷氏の調子のよさで安倍氏に近づき、自分を売り込んでいます。自分の地位を引き上げてくれるのであれば、どんな勢力とも簡単に手を結ぶということです。

私が最も信用できないタイプの人間です。

同じような調子のよさで、ごりごりのグローバリズムの「ヤマト・ユダヤ友好協会」理事の座に収まったりしたのでしょう。

新コロ騒動が始まってから、及川氏はご自分のYouTube動画に、大阪市立大学名誉教授の井上正康氏（1945～）をゲストに招き、新コロウイルスや似非ワクチンについて、井上氏に話を訊いています。

私は、参政党に近づいた時点で井上氏も信用していません。また、井上氏が述べる新コロ騒動にまつわる話も耳に入れる気にはなりません。

禿頭を黒帽子で隠すハイエナ爺にご用心

そういうわけで、井上氏がゲスト出演した及川氏の動画はじめから見るつもりがなく、実際、一度も見たことはありません。

ほかにも、それらに関する専門家として、東京理科大学名誉教授の村上康文氏も及川氏の動画に出演していますが、こちらも私は見たことがありません。

私は一度も見ていませんが、参政党で一時期党首を務められた松田学氏（1957～）と村上氏が対談する動画があります。村上氏は参政党に取り込まれています。ですから、村上氏は信用できません。

これらの人間が集まり、全体主義を進めようとするWHOに反対する超党派WCH議員連盟を立ち上げたと聞きます。

これまで書いたように、それらが参政党に連なる人間が多数いるため、私は関心を持てません。

私の勘繰りかもしれませんが、参政党が「内紛」によって風向きが変わってきたため、WCH議員連盟を作ってごまかそうとしているようにしか私には見えません。

ダメなものはどんなものに紛れ込んでもダメです。清流に泥水が流れ込めば、水が濁ってしまいます。似非政党の参政党と詐欺師・神谷氏からは距離を置くことをお勧めします。