クリスマスの昨日、一本の映画を見てきました。
前から見ようと決めていたマーティン・スコセッシ監督(1942~)の最新作『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)です。
最近ではDVDやビデオなどが普及し、家庭のテレビ受像機で映画を楽しむことが盛んですが、やはり映画は劇場で見てこそです。それも、より大きなスクリーンと最良の音響効果が備えられた劇場で見たいということで、東京・有楽町の丸の内ルーブルまで足を運びました。
最近はあまりメジャーな映画は見に行かないことが多かったのですが、昨日は久しぶりのメジャー作品ということで、大勢の見客を目にしました。
特に昨日の場合はクリスマスということもあってか、カップルや女性客の姿が目に付きました。私は個人的に『ギャング・オブ・ニューヨーク』は女性が好まないタイプの映画だと思っていたもので意外に感じました。ただそれもそのハズで、当館では毎週水曜日がレディース・デイだそうで、通常1800円のチケットが半額に近い1000円で手に入るとのことで妙に納得しました。
当館は各上映ごとに総入れ替え制のため、入り口から伸びる廊下に列を作って待つこと小1時間。その間、ひとりで出かけた私は、列の前後から耳に飛び込んでくる客の話し声に悩まされ続けました。