28ミリブーム到来前夜

私はフィルムの一眼レフカメラの時代から写真を趣味にしています。被写体は身の周りのものがほとんどなので、表現の幅は、昔から一貫して狭いです。

本コーナーで何度も書くように、フィルムの一眼レフカメラを使った時代、私が好んで使ったのは焦点距離が50ミリのレンズです。

その時代、ズームレンズは一般的でなく、焦点距離が単一の単焦点レンズが使われました。

その中で私が50ミリのレンズを好んだのは、自分の眼の延長のように使える感覚が気持ちよかったからです。このレンズをつけたカメラのファインダーを覗くと、自分が撮りたい被写体の大きさが、肉眼で見たのとほとんど同じ大きさに見えます。

フィルムの時代に使ったカメラは、断るまでもなく、デジタル時代の今でいう35ミリフルサイズです。このカメラに焦点距離50ミリのレンズをつけると、ファインダーに結ばれる像の大きさが肉眼で見たのと同じになると書きました。

被写界深度を意識していますか?

メインカメラとしてキヤノンのミラーレス一眼カメラ、EOS RPを使い始めて二週間です。

ただ、最初の一週間は、RFマウントのレンズがなく、マウントアダプタを介して、フィルム一眼レフカメラ時代のレンズを使ったため、RPが持つ機能の数分の一程度しか実感できない使い方でした。

ですので、RFマウント用レンズとして購入したRF28mm F2.8 STMを使い始めた一週間が、RPの良さがわかった期間になります。

Canon EOS RPにRF28mm F2.8 STM
Why 28mm May Be The Only Prime Lens You Need

これまでに書いているように、私がミラーレスで写真を撮るときは、ISO感度F値シャッター速度を自分で設定するマニュアル露出を使います。

その際、RFレンズについているコントロールリングにISO感度機能を割り当てることで、非常に使いやすいことを日々感じています。

マニュアル露出で撮影する人は、その人ごとに、露出を決めるやり方が異なるでしょう。

ひとりの時間 音楽に浸る時間

私は、あることを始めると、長く続ける傾向があります。

本サイトは、1999年10月17日に始め、今に続いています。この先も、体の自由が利いて頭がボケない限りは続けるつもりです。

2011年3月末に放送を終えたNHK FMのリクエスト番組「サンセットパーク」も、「夕べのひととき」(東京発は「夕べの広場」)時代の1983年4月から聴き始め、番組宛のリクエストをすることを続けました。

番組がまだ続いていたら、同じように番組を聴き、リクエストをしていたでしょう。

最近始めたことでは、早朝に自転車で自宅周辺を30分ほど走ることです。きっかけは、濃い霧が発生したことです。それが幻想的に見えたので、自転車でその中を走ってみたくなったのでした。

自転車の早朝散歩も習慣になり、雨が降ったり、強い風が吹かない限りは日課のひとつとなりました。

ごく最近始まった習慣としては、午後5時半から30分ほど、音楽を聴く習慣です。

EOS RPで動画を手軽で軽量に

私が使うメインカメラをソニーのミラーレス一眼カメラのα7 IIから、キヤノンEOS RPへ変更して二週間目の途中です。

Canon EOS RPにRF28mm F2.8 STM

変更した理由については本コーナーで書いています。ミラーレスで「綺麗」な動画を撮ることにそれほどの興味がなくなったことがひとつの理由です。

どんなことでも「ブーム」になると、その「ブーム」に煽られて、本当は「必要」ないかもしれないことに、時間やお金をつぎ込む人が増えます。

ミラーレスで「綺麗」な動画を撮ることが必要な人もいるでしょう。今であれば、ネットの動画共有サイトYouTubeで、毎日のように動画を配信するVloggerをするような人です。

青空をどこまでも青く

関東甲信は昨日(18日)梅雨明けした模様と発表がありました。平年より1日、昨年より4日早い梅雨明けです。

今年の関東甲信の梅雨の期間は、もしかしたら、歴史的に見ても短かったのではないでしょうか。梅雨入りしたのは6月21日ですが、これは平年より14日、昨年より13日遅い梅雨入りです。

なんでも、過去三番目に遅い梅雨入りになるようです。

加えて、梅雨の期間中の降水量も少なかったような印象があります。関東南部の当地で雨が強く降ったのは、一日か二日程度だったように思います。

梅雨明け発表の前日も、当地は晴れて、夏の青空が広がりました。そして昨日は、午後の時間、ほぼ快晴になる時間がありました。

晴れて真っ青な空が広がると、カメラを空に向けて写真を撮りたくなります。私は、キヤノンのミラーレス一眼カメラ、EOS RPを使い始めて二週間目の途中です。

趣味でミラーレス動画を撮るなら

私がメインで使うカメラとしてキヤノンのミラーレス一眼カメラ、EOS RPに乗り換えて十日が過ぎました。

前回までの更新で書いたように、小型で軽量のRPに、RFマウント用レンズとしては最も小型で軽量のRF28mm F2.8 STMをつけたコンビが気に入っています。

Canon EOS RPにRF28mm F2.8 STM

私がそれ以前にメインのカメラとして使っていたソニーα7 IIからRPに乗り換えようと考えたとき、私はミラーレスで動画を撮ることへの興味が薄れていました。

RPとRF28mmとコントロールリング

キヤノンのミラーレス一眼カメラ、EOS RPを使い始めて十日です。

もしも未だに、RFマウントのレンズではなく、マウントアダプタを介して、昔にフィルムの一眼レフカメラで使ったレンズをRPにつけて使っていたら、使いにくさから、RPに嫌気が射していたかもしれません。

その嫌な流れ(?)を一気に変えたのは、今週になって使い始めたRFマウント用レンズのRF28mm F2.8 STMです。

Canon RF28mm F2.8 STM

ただ、本レンズを使っても、ある設定をしなかったら、今もその真価に気がつかずにいたでしょう。

真価に結び付くのは、RFレンズに標準装備されている「コントロールリング」です。私が使うRF28mmの場合は、レンズの先端部にそのリングがついています。

RPのMモードは面倒と思いきや

使い始めて一週間が過ぎたキヤノンのミラーレス一眼カメラ、EOS RPを使って気になったことを書きます。

Canon EOS RPにRF28mm F2.8 STM

ミラーレスや一眼レフカメラで写真を撮るとき最も気になるのが露出設定です。私は自分で露出を操りたいので、ISO感度F値シャッター速度を自分で設定したいです。

それをするには、露出モードはマニュアル露出(M)を選ぶことになります。しかし、RPでそれをするのは少々面倒に感じます。

そのモードを選ぶと、シャッター速度はメイン電子ダイヤルで、F値はサブ電子ダイヤルで直接的に操作できます。問題はISO感度の操作です。

広角レンズに新認識

本コーナーで数日前、カメラの広角レンズに小さいF値は必要なのかと書きました。これについては、自分の考えが違っていたことに気がついたので、訂正を含めた更新をします。

私はフィルムの一眼レフカメラの時代から写真を趣味としています。その時代は今のようにズームレンズは一般的ではなく、焦点距離が定まった単焦点レンズで写真を撮りました。

中でも私が好きだったのは50ミリのレンズです。このレンズは標準レンズといわれます。ファインダーに結ばれる画像は、肉眼で見るのとほぼ同じです。被写体との距離感が肉眼に極めて近いということです。

EOS RPの露出補正は面倒なだけじゃない

私が使うメインカメラとしてキヤノンのミラーレス一眼カメラ、EOS RPを使い始めて一週間です。

まだ、RFマウント用レンズは持っておらず、フィルムの一眼レフカメラの時代に使ったヤシカ・コンタックス用カール・ツァイス プラナー50ミリ F1.4をマウントアダプタを介して使っているので、RPの本当の良さはまだわかっていないと思います。

キヤノン EOS RPにヤシコン プラナー50ミリ

それを前提に、一週間使って感じたことを書いておきます。

RPを使い出すまで使っていたソニーα7 IIと比較すると、明確に違う点があります。それは露出補正です。