時として、思いがけないことが起こることがあります。それが昨日、私に起きました。起きたことは些細なことです。しかし、私はとても嬉しく思っています。
私に起きたことは、Amazonの電子書籍を読むために特化された端末のKindleです。
私は現在、Kindleを3台所有しています。ところが、今年の大型連休の頃から、そのうちの1台が使えない状態になりました。そのことについては、本コーナーで取り上げています。
使えなくなったのは、3台の中で最も新しい第11世代のPaperwhiteです。きっかけは、ほかの2台と同期がされないことに気がつき、それを修正するため、端末を初期化したことでした。
そのあと、Amazonと連携する作業をしましたが、それが受け付けてもらえず、使えなくなりました。
仕方がないので、1世代前の10世代のKindleを使っていました。
このまま使えないのであれば、持っていてもしようがないから下取りに出そうか、と考えたこともあります。しかし、それを思いとどまり、手元に残してありました。
それを昨日、久しぶりに連携を試してみたところ、何の問題もなく、一度で連携に成功し、普通に使えるようになりました。
これが昨日、私に起こった思いがけないことです。
第10世代と第11世代の違いは、端末の大きさがひと回り大きくなり、紙の本のページにあたる表示部分も幾分大きくなり、とても読みやすく感じます。
その11世代を3カ月ぶりぐらいに使えるようになり、とても満足しています。
ちなみ、私のKindleには461冊の電子書籍が入っている状態です。これをどこへでも持ち運べて、好きな書籍を読むことができるのですから、便利な世の中になったものです。
お盆が近づいたので、昨日の早朝、先祖の墓を掃除に行きました。それとKindleは関係ありません。しかし、亡き両親と姉が、Kindleを元通り使えるようにしてくれたのでは、と思ったりしています。
これにはおまけがありました。
端末を一度初期化したからなのか、連携作業の最後の方で、Kindle Unlimitedを3カ月間無料で利用しますか? という問いかけがありました。
私は何かの間違いではないかと考えました。
これを購入して初めて使うときは、そのサービスがついてくるので、そのサービスを3カ月間無料で使えます。しかし、今回は、使えなかった端末を初期化しただけで、新しく購入したわけではないからです。
納得できないまま、YESを選択しました。すると、通常は1カ月980円かかるサービスを3カ月無料で出来るようになってしまいました。
このサービスでは、該当する電子書籍が何冊でも読み放題になります。一度にダウンロードできるのは10冊までで、書籍を入れ替えれば、何冊でも読むことができます。
図書館から気に入った本を借りるような感覚です。
なんだか、Amazonに悪いような気がして、電子書籍を2冊新たに購入しました。
今月10日まで、該当する電子書籍であれば、定価の50%のポイントが還元されるキャンペーンが展開されています。
それを利用する形で、久しぶりに松本清張(1909~1992)の作品を2冊購入しました。このところは、山口瞳(1926~1995)のコラムを読むようなことが多く、物語を久しぶりに読みたくなっていたところでした。
10日までの間に、他の作家の作品を含め、もう2、3冊購入する予定です。
関東地方も連日猛暑が続きます。この先の予報を見ると、関東は水曜日(9日)ぐらいから、暑さが少し収まりそうな予報になっています。それでも、30度を下回ることはありませんけれど。
週末にはお盆休暇に入り、世の中が非日常モードに入ります。そんな折り、清張作品に接する時間を持つのも悪くないでしょう。
しかも、その読書に、復活したKindleを3カ月ぶりに使えるわけですから、気分も盛り上がろうというわけです。