文字起こしはDaVinciに一日の長

昨年末から年始にかけ、あることを集中的にしています。

一昨年(2022年)7月末に、ある理由によって、ネットの動画共有サイトYouTubeの自分のチャンネルからすべて引き上げた自分の動画を再び上げることです。

該当の動画を自分のPCからただ単に上げるのではなく、音声を中心によりよい状態に修正したのち上げています。

そしてもうひとつ、引き上げるまで自分の動画に施していなかった字幕表示機能を、必要な動画にはつけることをしています。

それをこれまでしたことで、気がついたことをここに書いておきます。

自分が上げた動画に、YouTube上で字幕をつける機能があります。二本目の動画にそれを適用してみました。下に埋め込んだのがその動画です。

自動文字起こしの精度が高くないため、削除するまでに少しは再生回数があったのですが、これを一旦削除し、改めて上げ直すことをしました。

DaVinci Resolve Studioの自動文字起こしはかなり優秀

前回の本コーナーは、ネットの動画共有サイトYouTube用動画に字幕をつけることについて書きました。

それを二度試し、自分なりのやり方を見つけました。

私が動画編集に使うソフトは、BlackMagic DesignDaVinci Resolve Studioです。このソフトには、Studioがつかないものがあり、それは無償版です。

Studioがつくものは有償版です。

私は二年前の二月頃、DaVinci Resolve専用のキーボード、Speed Editorを使ってみたくなりました。今もそのサービスが提供されているかわかりませんが、私が購入を考えた時期は、Speed Editorの購入者には、有償版のDaVinci Resolve Studioがついて来ることを知り、購入して使い始めました。

動画編集キーボード DaVici Resolve Speed Editor(ドングル版)

これまでは、無償版と有償版の差はわずかでした。それが今は、できることに大きな差になりつつあります。一番の理由は、人工知能(AI)を使った自動文字起こしの機能が有償版でだけ使えることです。

ZOOM F2でより良い声に収録

やや久しぶりに、自分の声を収録し、簡単な編集をして音声ファイルにすることをしました。

収録に使ったテキストは、本コーナーで月の動画を撮影したことと、それに使ったカメラについて書いた投稿です。

声の収録には、ZOOMのフィールドレコーダー、F2とそれに付属するラベリアマイク(ピンマイク)を使いました。

ZOOM F2と付属のラベリアマイク

今回、ひとつだけ「工夫」したことがあります。マイクは胸元の中央付近にするのはいつも通りですが、マイクの先についているスポンジ製のウィンドスクリーンを外してみました。

超アップで撮った月の動画

昨日とおととい、二日続けて、夕方の時間に月を撮影しました。その撮影に使ったカメラについて書くのが本投稿の趣旨です。

今、ネットの動画共有サイトYouTubeにアップロードされる動画のほとんどはミラーレス一眼カメラや自撮りに最適なアクションカメラ、あるいはスマートフォンでしょう。

私が月を動画で撮影するのに使ったのは民生用ビデオカメラです。

同種のカメラとしては、キヤノンiVis HF M41(M41)というビデオカメラを持っており、手軽に撮影するときは重宝しています。

私がそのビデオカメラを使い始める前によく使っていたビデオカメラがあります。JVCケンウッド(JVC)のGZ-HM350-B(ブラック)(HM350)という非常に小さなビデオカメラです。

購入したのはずいぶん前になります。

暴風の音

自然の音が感じられると、それを収録して残したくなります。

関東南部の当地は、昨日と今日二日続けて未明に物凄く強い風が吹きました。その風は、夜明け前には収まりました。

今日の未明、その風の音を収録しました。

収録に使ったのは、ZOOMM3 MicTrakです。M3は、M/S方式のマイクがついたレコーダーです。最大の特徴は、デュアルADコンバータ―が働く32bit floatで録音ができることです。

もしも普通のレコーダーにショットガンマイクのようなものを接続して、今日の未明のようなもの凄い風を収録したら、どんなウィンドスクリーンをつけても、風そのものをうまく収録するのは困難でしょう。

ソニーのシネマカメラからは疑問符が消えない

私が使っているミラーレス一眼カメラ(ミラーレス)のα7 IIソニー製です。すでに古いモデルですが、私はとても気に入っています。

今はこれに、フィルムの一眼レフカメラのヤシカ・コンタックス RTSおよびRTS IIで使っていた、カール・ツァイスのプラナー50mm F1.4を、マウントアダプタを介して使うことがほとんどです。

プラナー50mmをつけて、マニュアルフォーカスで写真を撮ると、フィルムの時代に戻ったような感覚で、とても楽しいです。

ソニーα7 IIとカール・ツァイス プラナー50mm F1.4

α7 IIが、コンタックスRTSおよびRTS IIと同じような感覚なのも楽しさを増してくれます。

こんな風に、スチルの撮影でソニー製のカメラを使うのは問題ないのですが、ソニーがシネマカメラを謳っているカメラには疑問が消えません。

そのことについては、過去に本コーナーで何度も取り上げています。

新たなEQを導入

少し間が空きましたが、また、自分の声を収録して確認することをしました。

声の収録に使用したのは、ZOOMのフィールドレコーダー、F2と付属のラベリアマイク(ピンマイク)です。マイクの位置は、胸の中央付近にしました。

ZOOM F2と付属のラベリアマイク

声を収録するのなら、この組み合わせが最も手軽で気に入っています。F2は32bit floatで録音できるのが何といっても強みです。

ほかの人は、24bitの録音で何も問題がないかもしれません。私はもう、32bit float以外で自分の声を収録しようとは思いません。

動画撮影に色再現の探求

昨日から、あることに興味を持って、自分なりにいろいろと探求しています。それは、動画の撮影における色の表現です。

本コーナーで前回書いた中で「色の三原色」についても書きました。

色の三原色は、専門的には「減法混合」というらしいです。ともあれ、これにおける三色は次の色です。

PCのプリンタは、主にこの三色のインクと、黒のインクが使われています。

絵具を使って色を作る時も、この三色に、絵具の場合は白を加えることで、多くの色を作れます。

色の三原色のほかにもうひとつ、「光の三原色」があります。これも専門的には「加法混合」ということがわかります。この場合の三色は次の色になります。

テレビで見るYouTube

今週火曜日(10月31日)の本コーナーで、ユーザーをブロックするネットの動画共有サイトYouTubeへの不満を書きました。

私は動画好きということもあり、YouTubeは毎日利用しています。そのYouTubeへはアクセスできるのですが、10月31日朝から、動画を再生させようとすると、次のような画面が表示されて、動画の再生をブロックされるようになりました。

広告ブロッカーはYouTubeの利用規約違反とする画像

M3で録った自分の声

なおも、自分の声の収録と、録った声の適正化を自分なりに「研究」しています。

いろいろ試したことで、自分の声を収録するのであれば、ZOOMM3 MicTrakを適切に使うのが最も良い結果になりそうなことがわかりました。

このM3というのは、デュアルADコンバータ―回路を持つ32bit floatで録音できるレコーダーに、M/S方式のマイクが合体したものです。

M/Sマイクがついているため、M3ひとつで、しようと思えば、高度な録音ができてしまいます。

メーカーはこれを、動画の撮影に使うことを前提に開発したように思います。マイクがついたレコーダーには、専用のショックマウントがつき、マウントをカメラのアクセサリシューに固定できるような構造になっているからです。

ZOOM M3 MicTrak

私も気が向けばソニーのミラーレス一眼カメラα 7 IIで動画を撮ることをします。しかし、撮影対象は身の周りのものが中心で、32bit floatで録音に凝るまでもないようなものばかりです。