それまで普通に使えていたものが、あるとき突然不具合を起こすことがあります。
私の場合は、PCが今年の7月末に調子が悪くなったことがあります。私が使うPCは、パーツを自分で組んだ自作PCです。
市販のPCであれば、具合が悪くなったときは、専門の業者に修理を依頼することになりましょうか? 自作PCも同様な修理が依頼できるかもしれませんが、私は自分で何とかしてきました。
7月末の不具合の原因は、PCの頭脳ともいえるCPUの熱を冷ますCPUクーラーについているファンの回転に問題がありました。
結果的に、私は自分の声を収録して、声の聴こえ方を確認することを集中的にしています。
これをしたことにより、声の扱いを変えることで、音が違って聴こえるのがわかります。これは当たり前といえば当たり前です。そのために、音の処理を変えているのですから。
それとは別に、同じ音源であっても、音を聴くリスニング環境の違いのほうが、音の加工以上に違って聴こえることが確認できました。
音を圧縮する同名のコンプレッサーの実機をプラグインにしたShadow Hills Mastaring compressorがあり、私もわからないながら、素人的に試すことをしています。
このプラグインの使用方法でもいろいろと教えてもらっている人がいます。教えてもらうといっても、その人のYouTubeチャンネルにある動画を勝手に見させてもらっているだけですが。
その人は和田貴史氏という作曲家です。和田氏の動画に次のようなものがあり、本サイトで紹介しています。
ここしばらく、自分の声を録音し、それをどの程度「修正」すべきか、いろいろと試してきました。
前回は、ZOOMのM3 MicTrakで録音した自分の声を、iZotopeの音声編集ソフトRX10 Standardを使い、次の三つの処理と、ひとつのプラグインを適用しました。
M3は32bit floatで録音し、私の声が大きくないため、録ったままではGainが低すぎます。そのため、まずはGainを上げるため、前回はLoudness Controlで音量を復元しています。
使ったプリセットはPodcast Deliveryです。
次は、RX 10 Standardが最も売りとする機能であるRepair Assistantで、各種のノイズを除去しています。
これに含まれる機能を個々に見ていくと、たとえば、日本語の「サ行」を発したときの歯擦音を低減や除去する”De-ess”を単独で立ち上げると、デフォルトでは、2500Hzの帯域で-12dBを上回ったときに圧縮する機能であることがわかります。
このところ、私は自分の声を録っては、その聴こえ方に関心を向けてきました。
素材に使っているのは自分の声ですから、自分が一番理解しているといえましょう。もっとも、録音した自分の声を自分で聴くと、自分の声のように聴こえないという話を聞きます。
私もその昔、家でオープンリール式のテープレコーダーを購入した時、自分の声を録音して聴くことをしましたが、自分の声には聴こえなかった思い出があります。
その後、PCを使うようになり、自分の声を録音して聴く機会が増え、録音した自分の声を繰り返し聴くことをしたため、今は違和感なく聴くことができます。
ただ、どこまでいっても、自分の声は一度録音したものを聴くのには変わりなく、他人が聴く自分の声とは違った聴こえ方をしている、のかもしれません。
それは別にして、録音した自分の声を聴くと、どうしても低音が強く出過ぎているように感じます。そのため、音声ファイルを編集する段階で、イコライザー(EQ)でそれを改善しようとしたりしました。
その低音の問題が、思わぬことで改善できました。
本コーナーでこれを取り上げるのは何度目になりましょうか。レコーダーに録音した自分の声についての話です。
前回それについて取り上げたことで、この話はもう終わったと自分でも考えていました。しかし、自分で作成した自分の声を聴くと、低音が強く出過ぎているように感じます。
海外の男性が、コンデンサーマイクについて話す動画を、ネットの動画共有サイトのYouTubeで見ました。たとえば、次のような動画です。
おそらくは米国人男性で、体格も私よりも大きい人でしょう。ですから、この男性の方が私よりも低音の声になっても良さそうですが、動画の音声を聴くと、低音はそれほど強調されず、聞き取りやすい声に聴こえます。
前日に続いて、また、自分の声の録音について取り上げます。
声の録音について前回取り上げたときは、ZOOMのフィールドレコーダーのF2と、それに付属するラベリアマイク(ピンマイク)を使って自分の声を収録し、そのあとは、いつものように、私が使う音声編集ソフトのiZotopeのRX 10 Standardで仕上げています。
その編集作業で、前回はそれまでと違う編集をしています。
それ以前は、少しでも自分の声が良くなるようにと考え、イコライザー(EQ)と音を圧縮するプラグインを適用させていました。
それとは別に、RX10に搭載されているRepair Assistantで、ノイズを減らすことを、自分の声を収録した音声ファイルには適用してきました。
以上の編集工程を前回は止め、素の声に近い状態で保存することを試みました。理由は、声の録音について書いた前回の更新で書きました。
ここ一カ月ばかり、あるいはそれ以上、自分の声を収録しては、それがより良い声に聴こえるような「研究」をしてきました。
その過程では、イコライザー(EQ)をかけてみたり、プラグインで音を圧縮するようなこともしています。
一度はそれを止めて、素の声のままでいいのでは、と考えたりもしました。
しかし、そのすぐあと、やっぱり適度な「加工」が必要だと考え直すようなことを繰り返しました。
「天災は忘れた頃にやってくる」といわれます。身の周りに起こる災難も、同じように、忘れた頃に突然やってきたりします。
私が使うPCが「災難」のようなものに見舞われています。そのため、本更新に使うPCを寝かして置き、カバーを外して中が良く見えるようにし、中を観察しながら更新作業をしています。
私が使うPCは、自分でパーツを選んで組み上げた自作PCです。
昨日までは問題なく使えていました。昨日、PCに「異変」を感じたのは、PCの「頭脳」ともいえるCPUを冷やすためのファンの回転音がいつもと違って聴こえたことです。
私は昔から、CPUファンは、別のものを新たに求めることはせず、CPUに付属するファンをそのまま使っています。
私が使うPCケースは、内部の音が外にあまり漏れないタイプです。それでも、多少は内部からの音が聴こえます。
その内部からの音で、CPUファンの回転音がいつもと違うことが気になりました。
本日もまた、自分の声をマイクで収録し、収録した音がより良く聴こえるようにする工夫を「実験」しています。
ここ最近、収録に利用する機器は定まっていました。ZOOMのフィールドレコーダーのF2と、それに付属するラベリアマイク(ピンマイク)を使った収録です。
今回はふと思いついて、ZOOMのM3 MicTrakを使用してみました。
M3は、M/S方式のマイクがついたレコーダーです。マイクはコンデンサーマイクで、通常のショットガンマイクのほかに、サイドにマイクが内蔵されており、ステレオの幅を調節できる機能が搭載されています。
このところ、私は音関係に関心を持って、いろいろと試すようなことをしています。
レコーダーなどで録った音を変化させるのに使うのがイコライザー(EQ)というものです。
その昔、音楽を聴くオーディオ装置にも、グラフィックEQがあり、私もそれを購入して持っていました。今はそれをオーディオ装置には組み込んでいません。
私が使っていたのは、それぞれの音の帯域を、レバーのようなもので上が下げして使うものでした。
テレビの受像機にも、低音と高音の鳴り方を調節するためのツマミなり、設定項目などがあります。それをもっと細かくできるようにしたものが、ここで話しているEQになります。