「Ｎで始まるアルファベット・リクエスト」コーナー宛て。新年度の始まり月から「NEWのＮ」。ありきたりという気がしないでもありませんが、ま、いいでしょう（←何が？）。▼ということで、コーナー宛てにリクエストしていますが、個人的には、こうしたコーナーをリクエスト番組に設けることには、意見がないこともありません。本来、こうしたリクエストで出来上がる番組は、自由意志でリクエストするのが本筋であると考えるからです。始まった当初は、「枠」を設定することで、普段見落としがちな曲が集まる意義も感じました。が、コーナーが続く内、それが薄れてきているような気が個人的にはしています。リクエストする側が、それぞれの曲に思い入れがあるのが好ましいのですが、コーナーがあるから無理矢理リクエストする（？）風潮がなきにしもあらずです。私はこの曲に思い入れがあります。
前回（３月１３日）の水原弘『君こそわが命』（残念ながらボツ）に続き、懐メロ歌謡のリクエストです。しかも、この曲の作詞も同じ川内康範さんです。何かと話題を呼ぶ人です。▼聞くところによれば、川内さんが銀座のクラブで歌っていた彼女を見いだし、「青江三奈」という芸名をつけてデビューさせた、といいます。当時、川内さんが週刊雑誌に連載していた小説に登場する歌手の名前をそのまま芸名にしたそうです。日本中が、安保闘争で揺れていた時代の話です。▼それにしても、なぜ急に、私がこの曲をリクエストする気になったのか。ある映画のテーマ曲として使われていたからです。『ヨコハマメリー』というドキュメンタリーです。そこでは、渚ようこさんが歌っていますが、ここでは、本家本元の青江さんの歌でお願いします。
「クから始まるしりとりリクエスト」宛て。「ク」になるのを待ち構えていました。にもかかわらず、リクエストするのをうっかり忘れそうになりました(´Д｀;;)▼ゆうさんは、２００４年２月２４日、「サンセット・パーク」にゲストとして登場しました。その時に紹介されたのがこの曲です。私は一遍で気に入ってしまい、彼女のアルバム『てんのみかく』を買い求めました。番組でかかったということもあってか、アルバムの中で、この曲が私は一番のお気に入りです。▼それで、ずっと「クの回、早く来い」と待ち続けました。あとはこの曲を東さんが選曲してくれるかどうか。“諸事情”により（？）、選んでくれなさそうな気がしないでもありませんが、ま、それならそれでいいでしょう。選んでくれても、くれなくても、「ク」といったら、私はこの曲しかないわけですしー。
この歌の作曲は猪俣公章。そして作詞は、川内康範です。今、何かと話題を集める森進一の持ち歌だった（？）『おふくろさん』と同じコンビによる歌、ということになります。▼私はリアルタイムでは全く知りませんが、『君こそわが命』が生まれるいきさつには、壮絶な裏話があります。詳しくは自分のサイトで書くことにして、ここではごく手短に。▼水原弘はこの曲によって奇跡の復活を果たすことになったようですが、作詞を依頼された川内康範は、二つ返事で請け負うことはしませんでした。その時でさえ、取り巻きの人間がいなくなり、すっかり落ちぶれていた水原ですが、まだ中途半端だと判断した川内は、とことん堕ちるところまで堕ち切る水原を待ちます。で、依頼されて２年半後、作詞を始めます。この凄さ。これに匹敵する歌がどれほどあることか。
正直いって、これまで私は、ちあきなおみという歌い手をほとんど意識してこなかったのですが、あるテレビ番組（「たけしの誰でもピカソ」16日）を観て、俄然関心を持つようになりました。「この日本にも、こんなに凄い歌い手がいたのか！？」と。▼その番組では、「ＮＨＫ紅白歌合戦」（※第28回/1977年）でこの歌を熱唱する場面が流れましたが、歌い手である彼女が歌世界にどっぷりとはまり、なりふり構わず（？）表現するその様は、ある種、鬼気迫るものがあります。▼日本歌謡界には、美空ひばりという巨星が君臨してきたわけですが、その彼女に匹敵するぐらいの力を持っているように思います。問題は、彼女の理解が進んでいないことです。個人的には、これを機会に、彼女の理解を深めようと思っているところです。では、よろしく。
「I」からはじまる「アルファベット・リクエスト」宛てです。関係ありませんけれど、「I からはじまる」は「愛からはじまる」に通じるような気がしないでもなく、ちょっといい感じです。▼で、いつものことで、手持ちアーティストを当たることになるわけですが、数あるうち、私は「イオナ」を選んでみました。▼アルバムは結構所有していますが、それをまんべんなく聴くことはできず、こうした機会（＝アルファベット・リクエスト）に聴き直し、その良さを再確認することがあります。彼らもそうで、アルバムを通して聴いてみると、なかなかいいです。グッド！ です。▼彼らの音楽は、「ケルト・ミュージック」に分類できるようですが、それをそれとして、弾んだリズムと、ジョアンヌ・ホッグの歌声に耳を澄ますことで、爽快な気分になれます。
「ロ」から始まる「しりとりリクエスト」コーナー宛てです。▼私は、こと日本のアーティストの曲となりますと、選択の幅がぐーんと狭まります。要は、日本のアーティストのＣＤはあまり持っていない、ということですf(^_^)▼そんなわけで、またまた小島麻由美さんのアルバムからチョイスしてしまいました。この曲『ろくでなし』は、越路吹雪さんでのリクエストが一般的かもしれません。ですので、もしも越路さんヴァージョンでこの曲が採用されるのであれば、私もそのひとりに加えてやってください。といいつつ、小島ヴァージョンでかかることを強く望んでいますが。あと、“裏リクエスト”については、表面にちょこっと記しておくことにします。それでは、よろしく、です。
「Ｓで始まるアルファベット・リクエスト」コーナー宛てです。よろしくお願いします。先週（２２日）の放送では、「Ｔで始まるアーティスト」も紛れ込んでしまったため、今週は１曲余計にかけてもらえそうですね（→ 本サイト内関連ページ。▼さて、松岡さんの実体験に基づいた「招かれた家で、自分の苦手な食べ物を出されたらどうするか？」。私は意外と（？）、食べ物の好き嫌いはないほうです。唯一ダメなのは、アレルギー（食物アレルギー）であるエビとカニです。あと、漬け物類も進んでは手を出しません。▼私は食べることに積極的でないといいますか、特別にうまいものを食べたいと思ったこともありません。ですから、出されたものは「こんなものだろう」と素直に受け入れて（？）食べる習慣があります。もし私と結婚する女性がいたら、その点は苦労がないハズです(^_^;）
