本日は、ちょっとばかり絵について書いてみようと思います。
で、何から書き始めようかと考えたわけですが、本日のキーワードが「鏡」になりそうということで、本ページの中ほどで、動画をひとつ見ていただきます。
その動画は、1991年10月27日にNHK教育で放送になり、ビデオ録画してあった「日曜美術館」を動画化したものです。

この日は「名画への旅 ベラスケス ラス・メニーナス」と題し、映画監督の吉田喜重さんが、ベラスケスの代表作、「ラス・メニーナス(宮廷の侍女 たち)」について、独自の解釈を披露されています。
この「ラス・メニーナス」は、大変に有名な作品ですので、おそらくはご存じの方が多いとは思います。が、念のため、ここでおさらいをしておくことにします。
この絵が完成したのは1656年といいますから、ベラスケスが亡くなる4年前になります。この作品は、1666年の蔵品目録には「家族の肖像」あるいは「王室一家」と記されていたそうです。現在の名称になったのは19世紀になってからで、「メニーナス」という言葉はポルトガル語の起源で、「宮廷の侍女」を意味します。