2004/08/01 キュゼラークって知っていますか?

私には購入した日付を残す癖があります。〔1999.2.24〕と残る本を、今、初めて読み始めました。『姿の消し方 幻想人物コレクション』(池内紀/岩波文庫という本です。

私は、実在した人物や実際に起こった事件などについて書かれた本が好きです。いわゆるノンフィクションというヤツですね。

今回話題にしたい池内紀さんの書物もそうした一冊で、本の帯には「彼らは確かにそこに在た そして 鮮やかに消え失せた 有名無名 奇人変人 喜劇悲劇 30人の数奇な運命」とキャッチ・コピーが踊っています。これだけでも大いに興味をそそられそうではありませんか?

私は、自分自身が多分に“変人”ぽいところがあるせいか(自己申告?)、いわゆる奇人変人の類いが嫌いではありません。というより、大好きです。ですので、当書も、そこに惹かれて買い求めたものと思います。

2004/07/12 大林宣彦作品とオーラ

それにしても、連日暑い日が続きます。ただ、今日のところは、暑さはそれほどでもありません。が、昨日、高校野球観戦で炎天下にいたせいか、体内に暑さが堪っているようで、思考回路が滞り気味です(←それはいつものこと(^.^;)。

ですので、ある物事に思考を働かせて文章にまとめるのはいささか億劫な状態ではあるのですが、気合を入れて、先週末の10日に見てきた映画の話でも書いてみることにします。

今回出かけた先は、このところの恒例となっています東京・池袋の新文芸坐でして、先週の土曜日から始まった特集「大林ワールド・ベストセレクション」(7月10日~7月16日までの期間、代表作を日替わり上映)がお目当てでした。

上映後に行われた大林宣彦監督ご自身のトークショーの前ふりで明かされたところによりますと、新文芸坐と大林監督とは浅からぬご縁なのだそうでして、杮落としで上映されたのが大林監督作品とのことでした。

2004/06/12 長崎小6女児殺害事件

本日は、発生から10日以上経った事件について書きます。その事件とは、「長崎小6女児殺害事件」す。

この事件は、その特異性から世間の関心を集め、私自身も本コーナーで取り上げるつもりでいながら、どうにも気が重く、今日まで延び延びにしていました。しかし、今日の産経新聞に、加害女児のサイトを検証する記事が掲載されていたこともあり、書いてみる気になりました。

で、まずは、事件の発生から少し振り返ってみることにします。

事件が明らかになったのは今月の1日午後0時45分頃で、事件現場となったのは長崎県佐世保市東大久保町9-10にある市立大久保小学校(出﨑睿子(えいこ)校長/全校生徒数・187人)です。