2002/11/30 有元利夫展

ここ2日ほどかかりっきりになっていた新しいOS(基本ソフト)Windows XP導入に伴う作業が落ち着いてきたため(といいつつまだ終わってはいませんが)、これまで書けずにいた話題を書くことにします。先日(11月27日)見てきた展覧会の話です。

今年は寒くなるのが例年になく早く、汗ばむような陽気から肌寒い毎日へと一変してしまいました。そのため、本来であれば一年の中でも最も過ごしやすいはずである秋がどこかへ行ってしまいました。

ですので、「芸術の秋」といったいい方もどこかいいにくい面がありました。そんな季節の締めくくりの時期に行った展覧会は、私が大好きな画家・有元利夫の展覧会『有元利夫展』です。

2000/11/24 天才びと・有元利夫

有元利夫という画家がいます。ご存じでしょうか。

彼は15年ほど前(1985年)に38歳の若さでこの世を去ってしまっている画家です。ある人は彼を天才といいます。よく「売れる絵と本当にいい絵とは別」というようないい方がされたりしますが、彼の場合はそれが奇跡的に両立しています。そうしたことから“天才的であった人なのかもしれません。

私が有元さんを知ったのは、数年前に見た「日曜美術館」(NHK教育/日曜9:00~10:00)でした。

RUN TO ME, FLY TO ME(ロッド・マッキューン/オリジナル・サウンドトラック盤)

リクエストカード(80)

この3月末をもって、都内にあったある一つの映画館「みゆき座」が48年の長い歴史を閉じた、というような投書が新聞に載っていました。私もその映画館は利用したことがあったため、懐かしくも寂しい気持ちになりました。やはり映画は、あの大きなスクリーンで観てこそですよね。小野さんは、映画は好きですか?

TRIBUTE TO BOB MARLEY(キャメオ)

リクエストカード(79)

4日の番組の中で、「1回目の放送を聴いた上司から、音楽番組なんだからもう少し軟らかい話し方をしたらどうか」というような指導(?)を受けた、と話されていましたが、コレ、どうなんでしょう?▼以下は、部外者の無責任な感想ということで書かせてもらいますが、「そういわれたからといって、無理に自分の話し方を変える必要はないのではないか」なーんて私は思ったりしたんですけれどね。▼話し方が硬ければ硬いで、それが一つの持ち味になれば、逆に自分のセールスポイントになりそうな気がするんですけど。難しいですかね?

RAQUEL(ラケル) (オリジナル・サウンドトラック盤)

リクエストカード(77)

『トーク・トゥ・ハー』というのは、今年観たような気がしていましたが、確認してみたところ、昨年の7月に観た作品でした。それだけ観てからも強く印象に残っているということになるのでしょうか。▼私事(わたくしごと)を書いてしまいますと、私自身が映画の女主人公と似たような経験をしたということで、映画を観た直後よりも、今の方がずっと感情移入をして作品を鑑賞することができます(※作品のDVDを持っているもので)。▼なお、今回リクエストした曲は、ラストのラストで使われていたものです。

大脱走マーチ (オリジナル・サウンドトラック盤)

リクエストカード(76)

一応『大脱走マーチ』という曲名を書いてみましたが、実際にこれでいいのかは自信がありません。ですので、もし違っていた場合は、選曲の東さん、適当に見繕って、それらしき曲をかけてやってくださいm(_ _)m▼この作品が制作されたのは東京オリンピックの前年に当たる1963年だそうで、今から40年ほども前になります。私はつい最近になって初めて映画館で観ましたが、中村さん世代ですと、おそらくリアルタイムでご覧になっているのでしょうね。▼本当にあった脱走話だそうですが、スティーブ・マックイーンをはじめ、豪華な出演者揃いで、サービス満点の作品ですね。

Follow Me (伊藤君子)

リクエストカード(75)

今回のリクエスト曲は、現在公開中の押井守監督作品『イノセンス』の主題歌です。▼「聴き覚えのあるメロディだなぁ」と思っていましたら、それもそのはず、『アランフェス協奏曲』をアレンジしたものだそうです。▼また、押井監督自身はいわゆる主題歌というものは用いない主義なのだそうなのですが、今回は、プロデュースを担当された鈴木敏夫さんに押し切られる形で(?)、承諾した背景があるようです。▼どのような形でこのメロディが流れてくるのかと思っていましたら、ストーリーが終了したあと、スタッフが紹介されるエンドロールで使われていました。いい曲ですよね。

ハードバップ (小島麻由美)

リクエストカード(74)

鉄道がお好きな関野さんに合わせて_。 ▼ちょっと前の「NHKアーカイブス」でSLの姿を記録した「新日本紀行」を放送していました。関野(武)さんはご覧になりましたか?▼これが放送されたのは今から30年ほど前の1970(昭和45)年9月21日だそうで、番組のタイトルは「三重連の峠」です。▼秋田県と青森県の県境にある矢立峠奥羽本線)はその当時「三重連の峠」といわれ、急な勾配を上るため、蒸気機関車を3両連ね、4800馬力の力を得て上りきったそうです。▼それにしても、真っ黒な煙をモクモクと吐いて上るさまは圧巻です。何しろ、さながら”車輪の付いた工場”のように見えるのですから。

タクシー・ドライバーのテーマ (バーナード・ハーマン)

リクエストカード(73)

私は、いつもは同じ曲のリクエストはしないことにしているのですが(かけてもらえなかった時は別)、今回の曲は以前にも何度かリクエストしている、私にとってのお気に入りの一曲です。▼リクエストする気になったのは、先日、『タクシー・ドライバー』を映画館のスクリーンで観てきたためです。これまではビデオやテレビで観たことがあっただけで、映画館で観ていなかったため、好きな映画でありながら、ちょっと肩身の狭い思い(?)をしていました。やはり、大きなスクリーンで観ると迫力が違いますね。▼音楽を担当したのはバーナード・ハーマンで、何でもこの作品が遺作になったそうです。そういえば、映画館である男性二人連れの一人が、「この映画の音楽はハービー・ハンコックだ」というようなことを話していました。ちょっと勘違いしているみたいです(^-^;