自分の声を自分で聴くのは好きですか?

あなたは自分の声が好きですか?

自分の声を自分で聴くには、声を録音しなければなりません。今は、スマートフォン(スマホ)で簡単に録音できるでしょうから、確かめるのは簡単です。

私が生まれて初めて自分の声を聴いたのは、ずいぶん昔です。その時代、まだカセットテープがなく、オープンリールに巻かれた録音テープを使う家庭用テープレコーダーを我が家で買いました。レコーダーにはマイクが付属されており、それに向かってしゃべり、自分の声を録音しました。

初めて聴いた自分の声が、自分の声のように聴こえませんでした。それで、自分の声を録音するのが好きになれず、好んで録音するようになったのは、PCを使い出した1999年5月以降です。

オブラートで包まれた死?

夜の遅い時間、一緒に暮らす家族のひとりが、部屋でぐったりしているのを発見したら、どうするでしょう。

発見したのが妻で、ぐったりしているのが夫であれば、慌てて駆け寄り、「どうしたの? 大丈夫? しっかりしてよ」などと声を掛け、他に暮らす子供や親がいれば、「お父さんが大変なの。誰かすぐに来て」と家族の助けを求めるでしょう。

静かだった家の中は大変な騒ぎになり、妻以外の家族がいるのなら、その中の誰かが、救急車を呼んだり、警察に電話したりするかもしれません。

以上は私の想像で書きました。これを書いたきっかけは、タレントの上島竜兵氏(19612022)が急死したニュースを見たことです。

乱歩の随筆に登場する読みにくい苗字

なかなか読めない苗字というのがあります。読むことはできても、それが正しい読み方かどうかわからない苗字もあります。

たとえば、「角田」という苗字です。これは何と読むのがよいのでしょう。「つのだ」か「かくた」か。あるいはもっと別の読み方もあり、どれもが正解かもしれません。

私はこのところ、江戸川乱歩18941965)の随筆を朗読し、自分の声を録音するのを楽しみとしています。

私はどんなことでも、面白みを感じると、飽きるまで続ける傾向を持ちます。

朗読の録音に使うのは、ZOOMのフィールドレコーダーのF2とF2に付属するラベリアマイク(ピンマイク)であったり、PCにインストールしてあるiZotopeのオーディオ編集ソフトのRX 9 Standardを使い、コンデンサーマイクのMXL-67Vで声を拾ったりします。

32bit float録音の唯一の弱点?

ネットの動画共有サイトのYouTubeに動画をあげる、いわゆるVloggerたちは、自分の姿をカメラで撮影し、自分の声をマイクで収録します。

自分が話す声をより明瞭に録音するため、彼らの多くは、撮影機材と共に、録音機器のマイクにも関心を持ちます。そんな彼らが、性能の良いマイクに出会うと「神マイク」などと称えたりします。

その動画を見たほかのVloggerたちが後追いでそのマイクを自分でも使い、「神マイク」であることを追認したりします。

そんな彼らの動向を、やや冷ややかに桜風涼(はるかぜ・すずし)氏(1965~)がご自身の動画で話されています。桜風氏は、長年にわたって映画やテレビ番組の製作に関わり、音に関しても専門家です。

桜風氏は、どんなに高価なマイクでも、使い方を誤れば、綺麗に音を録れないと話されています。その逆で、どんな安価なマイクであっても、正しい使い方をすれば、Vloggerたちがいう「神マイク」にもなる、と話されており、興味深く拝見しました。

自分のためのマイクテスト

相変わらず、自分の声をいかに良く録音できるかの実験をしています。

昨日は、下に貼った写真のように、簡易録音システムを作り、試してみました。

録音にはZOOMのフィールドレコーダー、F2を使い、マイクは、カメラ用のマイクとして購入したVM-Q1を使ってみることにしました。

マイクをグリップのようなものに取り付けていますが、このグリップは、その昔、8ミリビデオに小型のビデオライトを取り付けるために購入したものから、グリップ部分を取り外したものです。

東京モノレール動画の音声部分を編集

音に関して関心が強まったことで、過去に本サイトにアップロードした動画の音声を見直しました。

今回の対象は、1988年3月にフジテレビで放送された「春の楽しい電車」から、東京モノレールの走行をミュージックビデオ風に紹介したものです。

本サイトで過去に紹介してあったその動画を、今年のはじめ、アナログビデオから作り直すことをしています。そのときは、色彩関係に関心が向かい、音声は、ビデオに収録されたものをそのまま動画に収めています。

それを今回、音の方面から見直すことを思い立ちました。

自分の声録音 続き

前回の続きのようなことを書いておきます。

私がこのところハマっている、自分の朗読もどきを録音する際、できるだけ自分が考える良い音で撮ることを探る研究のようなことです。

前回分では、江戸川乱歩18941965)の全集から、乱歩が終の棲家となる東京・池袋に引っ越したいきさつが記録された文章を朗読しました。

この録音には、私が持つコンデンサーマイクのMXL-V67を使い、録音するソフトとして、スタインバーグWaveLab Castを使っています。

マイクで低音を収録

この頃は、音に関することに時間を費やしています。

今は、ネットの動画共有サイトのYouTubeに代表される動画に多くの人の関心が向かっているものと思います。私も動画は昔から一番の関心事です。ですから、YouTubeは毎日利用しています。

専門知識を持つ人もYouTubeをプラットフォームのひとつとして利用していますが、専門家でない人の動画が多くを占めるでしょう。

動画作りを好むYouTuberや、動画を毎日配信することを目指すVloggerは、画作りに時間を費やし、より良い画を撮るため、カメラ機材などに資金を投入したりするのではないでしょうか。

冒頭に書いたように、私は最近になり、音に興味を持つようになりました。きっかけは、YouTubeで音の専門家である桜風涼(はるかぜ・すずし)氏(1965~)に出会い、関連の動画を数多く見るようになったことです。

新コロワクチンに毒ヘビの真っ黒い影

あなたはヘビに咬まれたことはありますか? 私は子供の頃に、一度咬まれたことがあるように記憶しています。

私が暮らす周辺に猛毒を持つヘビは生息していませんので、大事には至りませんでした。それがもし、キングコブラのようなヘビであれば、すぐに対処しなければ、命を落とすことになります。

私は知りませんでしたが、毒ヘビに咬まれた人は、Dダイマーの値が急激に上昇するそうです。ヘビ毒の中毒を示す数値です。

毒を持つヘビに咬まれた人は、どのようになると思いますか。これも私は知りませんでした。咬まれた人は、血液の凝固能力が奪われ、しまいには、内部出血を起こし、命を失うそうです。

そのため、毒ヘビに咬まれたことがわかれば、直ちに適切な処置を受けなければなりません。処置で必要なのは、抗毒素のモノクローナル抗体を投与してもらうことです。

32bit float録音の実力を日々確認する私

私は今、毎日夕方頃になると、あることをします。それは、文章を朗読することです。といって、その朗読は、自分だけが聴こえるような小声です。

どうしてそんなことをするのかといいますと、ZOOMのフィールドレコーダー、F2に、32bit floatで録音し、翌日に、録音した自分の声を、iZotopeのRX 9 Standard(RX 9)で、どのくらい聴きやすい声にできるか実験するためです。

今、朗読のための文章として使っているのは、『江戸川乱歩 電子全集19 随筆・評論第4集 Kindle版』です。江戸川乱歩18941965)のこの全集は第5集まで持っていますが、それぞれの分量が非常に多く、今第4集を読んでいる途中です。

何を朗読に使ってもよかったのですが、乱歩の全集を読みながら、朗読のためのテキストに使っているというわけです。

それにしても、F2というレコーダーは今月はじめから使い出したばかりですが、32bit floatの録音というのは、画期的な技術だと感じています。