センバツ大会はスタンドに空席が目立つ 原因は?

高校野球のセンバツ大会(選抜高等学校野球大会)は本日(3月31日)決勝が行われます。

勝敗の行方が気になりますが、それとは別に、今大会の模様をテレビ放送で観戦していて気になったことがあります。それは、観客席に空席が目立ったことです。

それを取り上げた記事がYahoo!ニュースにもあります。

私は昔から高校野球の地方大会が始まると、地方球場へ足を運んで観戦する習慣を持ちます。甲子園球場へは一度も行ったことはありません。

新コロ騒動が始まると、学校関係者以外が観戦できないことが3年半ほどありました。それが解かれたのは2022年春の大会からではなかったかと記憶します。

おととしの春からまた観戦ができるようになりましたが、それ以前と比較して、観客席に空席が目立つことを感じました。

2024センバツの1シーンに胸熱く

高校野球は地方大会も全国大会も、一発勝負です。どんなに競った試合をしても、負けたら次の試合はありません。それもあって、戦っている選手の必死さがテレビ受像機の画面から伝わってきます。

今年のセンバツ大会(選抜高等学校野球大会)も、あとは準決勝と決勝の3試合を残すのみとなりました。

昨日(28日)行われた準々決勝第3試合の最終盤、選手の必死さが伝わる場面がありました。私はそれを録画してあったため、試合後に再生させて見ました。

それを見ると、生放送のときには気がつかなかった細部が発見できます。その場面を繰り返して見ているうち、ベンチから仲間に懸命に声援を送る様子などもあり、胸が熱くなりました。

第3試合は、千葉の中央学院と青森の青森山田の対戦でした。

安打数では青森山田が上回ったものの、チャンスを再三作りながら、あと一本が出ず、9回裏1アウトで、中央学院が青森山田に5対2とリードしています。

高校野球に見られる不思議現象

高校野球のセンバツ大会(選抜高等学校野球大会)が今月18日に始まり、昨日(28日)で、ベスト4が決まりました。今大会は天候に恵まれず、雨天のため、14年ぶりとなる2日連続の順延もありました。

ということで残り3試合です。32チームが出場した大会で、昨日まで何試合行われたかわかりますか? 確認しなくても、28試合とわかります。31から、まだ行われていない3試合の3を引くだけだからです。

たとえば、186チームが出場するトーナメントで催される試合数はいくつでしょう? これも簡単にわかります。トーナメントで最後まで負けないチームは1チームあるだけです。

186から1を引いた185試合が行われます。

今年に限りませんが、高校野球の大会を見ていて気がつくことがあります。これは全国大会も地方大会にもいえることです。

期待されるイメージのまま生きた高倉健

世の中には「夢を売る仕事」があります。映画俳優はその代表格といえましょう。その後に登場したテレビが国民の娯楽となり、映画は衰退しました。

今は、ネットの動画共有サイトYouTubeが隆盛となり、映像表現が身近になりました。それに相対して、映画やテレビに出演する人が憧れの対象となる比率は低下しています。

これから書くことは、まだ何とか映画が、現実世界を離れた夢の空間と信じられていた半世紀ほど前の話です。

朝日新聞土曜版で映画監督の山田洋次1931~)が担当する「山田洋次 夢をつくる」というコラムがあることは本コーナーで何度となく書きました。山田はほかの執筆者と交代で、3回に1回の割合で担当します。

その27回目が今月16日にありました。その回に語られたのは、1977年に公開された『幸福の黄色いハンカチ』です。テレビで何度も放送されていますので、見たことのある人が多いでしょう。

大谷選手を巡る問題を時系列で見ると

ロサンゼルス・ドジャース大谷翔平選手(1994~)を巡る問題は収まる気配がありません。

本件を解く鍵が大谷選手の通訳を長年に渡って務め、公私とものサポートをした水原一平氏(1984~)にあると考える人が多くいるでしょう。

本件を早くから取材している米国のスポーツ専門局ESPNが、水原氏に電話取材し、水原氏の口から、彼が違法賭博で多額の借金を作り、それを大谷選手に肩代わりしてもらったと一度は述べているからです。

その翌日に水原氏は前日の発言を全面的に撤回しました。それが逆に水原氏への疑惑を強める結果を招いています。

水原氏の発言が真実であれ虚偽であれ、本件のキーマンが水原氏だとする向きが強くあります。

しかし、時系列で見ると、そうともいえなくなります。

大谷選手へ贈る「雄弁は銀」

英語に”Speech is silver, silence is golden”があります。翻訳すると「雄弁は銀、沈黙は金」です。時と場合に応じては、沈黙が雄弁に勝るということになります。

今、騒動の渦中にいるロサンゼルス・ドジャース大谷翔平選手(1994~)がこれを実践していますが、本件の場合は、それが今のところ金とはなっていません。

私は人間の心理に詳しいわけでも何でもありませんが、次のように考えます。

学校のクラスで、誰かの所持品が紛失する「事件」が起きたとします。クラスの中の誰かが、紛失した所持品を不正に入手したことになります。

けれど、不正に入手した人が名乗り出ず、所持品が持ち主に戻りません。

「事件」が解決しない中、クラスのひとりが「犯人」だという噂が流れます。

もしも、「犯人」だと噂されたのがあなたで、あなたが不正行為をしていない場合、どのような行為に出るか想像してみてください。

大谷選手の通訳をした水原氏は窃盗犯なのか?

極めて順調に見える人生においても、「好事魔多し」を思わせる出来事です。

今シーズンからロサンゼルス・ドジャースに移籍した大谷翔平選手(1994~)の通訳を務め、公私にわたって大谷選手をサポートしていた水原一平氏(1984~)がドジャースから解雇されたとの報道は、韓国で行われたドジャースのオープン戦の期間中です。

私は大リーグには関心がなく、大谷選手の試合も見たことはありません。ですから、通訳の水原氏のことはたまに聞く程度で、ほとんど知りませんでした。

そんなわけで、水原氏が解雇されたとの報道に接しても、大きなショックはなく、どうして解雇されたかも、当初は特別関心を持ちませんでした。

遅ればせながら知ったところでは、水原氏が違法賭博にのめり込み、多額の借金を作ってしまい、それを大谷選手に代わって払ってもらい、それが違法行為にあたるため、解雇されたというようなことです。

白球を追う姿にさまざまな思い

春を呼ぶとも形容される高校野球のセンバツ大会(選抜高等学校野球大会)が今週月曜日(18日)に始まりました。

今年は暖冬の予報でしたが、春本番を前に足踏みしています。ここ数日は、春近しとはとても思えないほどの冷え込みです。昨日(21日)の甲子園球場で雪がちらついたという報道もありました。

選抜大会には21世紀枠で出場するチームがあります。その一校は、北海道の別海町にある別海高校です。

【高校野球】「どんな状況になっても最後まで、全力で」21世紀枠の別海が甲子園に出発
本日の豆情報
21世紀枠で出場するもう一校は、和歌山県の田辺高校です。

大会期間中、朝日新聞の社会面には毎日ひとつ、大会にまつわる記事が載ります。昨日はそこに「もうこわくない 野球も人も」の見出しがついた記事がありました。

規則正しい鳥の鳴き声

今日は「春分の日」。まもなく東京で桜が開花し、春本番を感じるようになります。庭から鳥たちの鳴き声が聴こえる季節となりました。

私が撮る写真は身の周りの何でもないものがほとんどです。これは、音の収録対象にも通じます。

私は映像と共に音にも興味を持ちます。持っているといっても、どこか遠くへ出かけて音を収音することはありません。庭から鳥の鳴き声が聴こえてきたりすると、それを録音したいと考えるだけです。

私が鳥や風、雨の音など、自然の音を収録するのに使うのは、ZOOMM3 MicTrakです。これを私は、M/S方式のマイクがついたフィールドレコーダーとして使っています。

ZOOM-M3-MicTrak

なんといっても画期的なのは、録音時に録音レベルを考えなくていいことです。

町山智浩氏の原爆実験場跡リポート番組

私は昔から、見たいテレビ番組は録画して見る習慣です。この習慣が出来たのは、民生用ビデオデッキを使い始めた1980年代はじめです。

見たい番組の傾向も決まっています。たまに予定外の番組を見ることがあります。この土曜日(16日)、予定外の番組を録画し、昨日見ました。

その番組は、BS朝日で放送された「町山智浩のアメリカの今を知るTV In Association With CNN」です。毎週放送されている番組のようですが、私は今回初めて見ました。

次回の放送からは、毎週ではなく、不定期の放送となるそうです。

きっかけは、放送された日の朝日新聞テレビ欄「試写室」で本番組が紹介されていたことです。

米国に在住する映画評論家の町山智浩氏(1962~)が、その時々で、米国の旬の話題やニュースを取り上げる番組のようです。今回は、米国で昨年7月に公開が始まり、大ヒットしている映画『オッペンハイマー』2023)です。