32bit float録音の唯一の弱点?

ネットの動画共有サイトのYouTubeに動画をあげる、いわゆるVloggerたちは、自分の姿をカメラで撮影し、自分の声をマイクで収録します。

自分が話す声をより明瞭に録音するため、彼らの多くは、撮影機材と共に、録音機器のマイクにも関心を持ちます。そんな彼らが、性能の良いマイクに出会うと「神マイク」などと称えたりします。

その動画を見たほかのVloggerたちが後追いでそのマイクを自分でも使い、「神マイク」であることを追認したりします。

そんな彼らの動向を、やや冷ややかに桜風涼(はるかぜ・すずし)氏(1965~)がご自身の動画で話されています。桜風氏は、長年にわたって映画やテレビ番組の製作に関わり、音に関しても専門家です。

桜風氏は、どんなに高価なマイクでも、使い方を誤れば、綺麗に音を録れないと話されています。その逆で、どんな安価なマイクであっても、正しい使い方をすれば、Vloggerたちがいう「神マイク」にもなる、と話されており、興味深く拝見しました。

自分のためのマイクテスト

相変わらず、自分の声をいかに良く録音できるかの実験をしています。

昨日は、下に貼った写真のように、簡易録音システムを作り、試してみました。

録音にはZOOMのフィールドレコーダー、F2を使い、マイクは、カメラ用のマイクとして購入したVM-Q1を使ってみることにしました。

マイクをグリップのようなものに取り付けていますが、このグリップは、その昔、8ミリビデオに小型のビデオライトを取り付けるために購入したものから、グリップ部分を取り外したものです。

東京モノレール動画の音声部分を編集

音に関して関心が強まったことで、過去に本サイトにアップロードした動画の音声を見直しました。

今回の対象は、1988年3月にフジテレビで放送された「春の楽しい電車」から、東京モノレールの走行をミュージックビデオ風に紹介したものです。

本サイトで過去に紹介してあったその動画を、今年のはじめ、アナログビデオから作り直すことをしています。そのときは、色彩関係に関心が向かい、音声は、ビデオに収録されたものをそのまま動画に収めています。

それを今回、音の方面から見直すことを思い立ちました。

自分の声録音 続き

前回の続きのようなことを書いておきます。

私がこのところハマっている、自分の朗読もどきを録音する際、できるだけ自分が考える良い音で撮ることを探る研究のようなことです。

前回分では、江戸川乱歩18941965)の全集から、乱歩が終の棲家となる東京・池袋に引っ越したいきさつが記録された文章を朗読しました。

この録音には、私が持つコンデンサーマイクのMXL-V67を使い、録音するソフトとして、スタインバーグWaveLab Castを使っています。

マイクで低音を収録

この頃は、音に関することに時間を費やしています。

今は、ネットの動画共有サイトのYouTubeに代表される動画に多くの人の関心が向かっているものと思います。私も動画は昔から一番の関心事です。ですから、YouTubeは毎日利用しています。

専門知識を持つ人もYouTubeをプラットフォームのひとつとして利用していますが、専門家でない人の動画が多くを占めるでしょう。

動画作りを好むYouTuberや、動画を毎日配信することを目指すVloggerは、画作りに時間を費やし、より良い画を撮るため、カメラ機材などに資金を投入したりするのではないでしょうか。

冒頭に書いたように、私は最近になり、音に興味を持つようになりました。きっかけは、YouTubeで音の専門家である桜風涼(はるかぜ・すずし)氏(1965~)に出会い、関連の動画を数多く見るようになったことです。

32bit float録音の実力を日々確認する私

私は今、毎日夕方頃になると、あることをします。それは、文章を朗読することです。といって、その朗読は、自分だけが聴こえるような小声です。

どうしてそんなことをするのかといいますと、ZOOMのフィールドレコーダー、F2に、32bit floatで録音し、翌日に、録音した自分の声を、iZotopeのRX 9 Standard(RX 9)で、どのくらい聴きやすい声にできるか実験するためです。

今、朗読のための文章として使っているのは、『江戸川乱歩 電子全集19 随筆・評論第4集 Kindle版』です。江戸川乱歩18941965)のこの全集は第5集まで持っていますが、それぞれの分量が非常に多く、今第4集を読んでいる途中です。

何を朗読に使ってもよかったのですが、乱歩の全集を読みながら、朗読のためのテキストに使っているというわけです。

それにしても、F2というレコーダーは今月はじめから使い出したばかりですが、32bit floatの録音というのは、画期的な技術だと感じています。

スタンド風景の新聞写真に自分の姿を発見

今は新聞をとる人も少なくなっているでしょうか。

私も、新聞が読めなければ読めないでも不自由しませんが、家では昔から数紙とる習慣があり、今も朝日、日経、産経、地方紙の4紙をとっています。

その中の地方紙の今日の紙面に、私が写った写真が掲載されていますので、自分自身の備忘録も兼ね、書き残しておきます。

その写真が添えられた記事の本旨は、関東南部の当地でも、2019年秋以来2年半ぶりに、一般の観客を入れて大会を開いている高校野球の春の大会について伝えるものです。

聴き取りにくい球場アナウンス

この土日、高校野球の地方大会を観戦してきました。

新コロ騒動が始まって以降、関東南部の当地は、学校関係者以外の観客の入場が禁じられました。それが、今春の大会から、当地でもようやく観戦が解禁になりました。

私は高校野球を観戦する習慣を持っており、地方大会が始まると、各大会ごとに何度か足を運びます。それが、新コロ騒動によって、2019年秋の大会を見たあと、会場へ足を運ぶことがなくなっていました。2年半ぶりの観戦です。

今までと違うのは、どんなに暑くても、マスクをつけたまま、声を出して応援することが禁じられていることです。馬鹿々々しい限りですが、私一人で抵抗してもらちがあきませんので、従いました。

用意された紙に鉛筆で、観戦した日付と自分の氏名、住所、電話番号を書いてからでなければ、チケットの購入ができませんでした。新コロ騒動関連で、万が一の連絡に使われるようです。

もやもやが解消

半月ほど続いていた、もやもやした気持ちが解消されました。

このもやもやについては、本コーナーで書きました。原因はふたつあり、その原因を招いたのは、ZOOMのフィールドレコーダー、F2を購入したことです。

掌に載るフィールドレコーダー ZOOM F2

ひとつ目は、F2のファームウェアのアップデートができなかったことです。できなかった原因は、私のうっかり癖にあり、単純な見落としをしていたことです。それに気づくまで一週間ほどかかりましたが、気がついたあとにアップデートを実行することができ、もやもやのひとつは解消できました。

2013/03/22 エディファイアのPCスピーカーに満足

関東から西は、太平洋側を中心に春がひとっ跳びにやって来ました。気温は人の心にも影響を与え、暖かくなると何とはなしに気持ちがウキウキしたりします。

私の場合は特別ウキウキしてもいないのですが、少しは気温の変化に影響されたのでしょうか。新しいPC用のスピーカーを購入し、数日前から使い始めました。

どの分野でも趣味の世界は奥が深く、中でもオーディオはお金のかかる趣味で、凝りだしますと、お金に羽が生えて飛んで行ってしまいます。

私は昔も今もオーディオ機器に接する生活をしています。が、私の場合は音質の良し悪しというものへのこだわりは、実に幸いなことに、ほとんどありませんで、「まあ、聴ければいいかぁ」とよくいえば大らかに考え、同じ機器を壊れるまで使ったりしてきました。

一方、こだわりの強い人は、たとえばスピーカーをつなぐケーブルも研究し、どうしたらより良い音になるか試行錯誤したりするようです。趣味の世界ですから、本人が納得するまでこだわるのは悪いことではありません。