2006/10/24 荒木経惟 東京人生

遅ればせながら、この土曜日に行ってきました展覧会と展示会について書いておくことにします。

当日は展覧会を見たあとに展示会へ回りましたが、なぜか、展示会から先に書くことにします。その展示会とは、18日から21日まで東京ビッグサイトで催された「WPC TOKYO 2006」です。

なぜあとに行った展示会を先に書くのか? なぜなら、あとに行った展示会へは先に行ったからです。て、意味不明ですね。

でも、確かに先に行ったのです。それも、一週間も早く、、、(´Д`;;)

てことで、同催し物に“一番乗り”を果たした私は、一旦家に戻り、一週間後の21日午後に会場を目指し直しました。今度は、周りに同展示会を目指すらしい“同志”が大勢おり、今度こそ間違いないことを確認しました。ま、2回続けて間違ったら目も当てられませんが。

と、ここまで、私の大きな勘違いで一週間早く「WPC TOKYO 2006」の予定会場へ行ったことについて書きました。が、当日はすぐに別の会場へ向かいました。今、東京・両国の江戸東京博物館で開催中(2006年10月17日~12月24日)の企画展・「荒木経惟 東京人生」です。

2002/01/27 東電OL・泰子|アラーキーの「課外授業」

今日は、東電OL殺人事件についての続編ということで、当事件の被害者である渡邉泰子さんの内面に少しでも迫るような書き方をしてみたいと思います。

ただ、今回の本『東電OL症候群(シンドローム)』佐野眞一著/新潮社/1600円)を読み終わった今も、彼女の心の内は真っ暗な闇のように眼前に広がり、他人の安易な侵入を拒んでいるように思われます。

ましてや、今回の続編の元になる著作『東電OL殺人事件』(佐野眞一著/新潮社/1800円)さえもまだ未読の身の私に、彼女の心の深層に迫れるはずもありません。が、これを書きながら少しでも闇のそこここに明かりを灯せたら、と思っているところです。

2002/01/25 レンブラントに見る絵画技法

今日はほんの思いつきで、絵画の技法について少しばかり書いてみようと思います。

私の場合、アクリル絵具に関しては、自分なりの扱い方をマスターしたと思っているのですが、油絵具は非常に扱いが難しく、未だに五里霧中状態です。

それなりに専門書にあたり、自分なりに試行錯誤を繰り返してもいるのですが、そうればするほどわからなくなり、ほとほと頭を悩ませています。

扱いを難しくしている原因の一つには、その絵具の成り立ちがあるように思います。

2001/12/29 アウトサイダー・アーティスト

本日は、普段あまり聞き慣れない(←私自身は、という意味です)英単語から。

「UXORIOUS」という単語なのですが、いかがですか? 意味はご存じでしょうか?

ご存じで、あなたが男性なら、もしかして愛妻家と呼ぶにふさわしい人ではないでしょうか? なぜなら、「妻を溺愛する」という意味なのですから。

これは今日の地方新聞に載っていたある記事に書かれていたことです。その記事の見出しは「アウトサイダー・アートの輝き」とあり、キュレーターをされている小出由紀子さんという女性がお書きになっている連載コラムです。

それでは、見出しにもある「アウトサイダー・アート」とは何でしょうか?

2001/12/03 画家・バルテュス的時間

先日(11/25)の「新日曜美術館」(NHK教育/日曜09:00~10:00 再放送20:00~21:00)では、画家・テュスを取り上げていました。

詳しい経歴は忘れましたが、確か彼はフランスの生まれで、その後スイスの山村で制作を続け、今年の2月に90数歳でこの世を去っています。日本にも縁がおありのようで、彼の妻は日本人女性です(今回の取材映像にも、いつも通り和服姿で写っています)。

今回の番組中、最も私の印象に残ったのは、彼の自然光に対する執拗なまでのこだわりです。

2001/04/29 メイプルソープ

今日の日経新聞・書評欄にある写真家について書かれた本が紹介されています。

それは、写真家・ロバート・メイプルソープ(Robert Mapplethorpe 1946-1989)について書かれた本で、『メイプルソープ』(パトリシア・モリズロー著/Patricia Morrisroe 米国生まれ。ニューヨーク大学で修士号を取得。編集者、ライター / 新潮社)とそのものズバリのタイトルがつけられています。

その本を紹介する記事の見出しは、「美と闇に生きた写真家の実像」です。「美と闇」_まさにメイプルソープを象徴するような言葉ではあります。

私は写真雑誌や美術雑誌を通して彼の名前はよく耳にしていました。で、「確か、彼の写真集も持っていたはずだよなぁ」と探してみたところ、、、ありました、ありました(^-^)

2001/03/08 カラヴァッジォ

今日の朝日新聞に、思いがけずカラヴァッジォ“WebMuseum: Caravaggio, Michelangelo Merisi da”)の展覧会を紹介する記事が載っています。

で、このカラヴァッジォですが、イタリアでは有名な画家(イタリアの貨幣である10万リラ札に彼の『自画像』が使われているほど)なのですが、ご存じない方のため、以下にある本(『CARAVAGGIO/カラヴァッジオ』(ジョルジョ・ボンサンティ著/野村幸弘訳))に書かれていた文を引用します。

2001/02/14 彫刻家・舟越 桂

今日2月14日は世の中、ヴァレンタイン・デイだそうですが(←まるで他人事(^^;)、それとは全然関係のないことを書いてみたいと思います。

しかし、そう書きながら実は、最後の部分ではソレに上手く話をつなげたい、という“野望”も持っていたりするわけであり、、、果たして思惑通りに行くことやら。そんなこんなで、いざ_。

私の手元にはかなり昔に録画したビデオ・テープが結構あったりします。

私には元々「収集癖」のようなところがあり、ビデオでも結構マメに録画したりします。もっとも最近では、録画してもあとでそれをあまり見ないという事実に思い当たり、以前ほど熱心ではなくなりました。実際、旅先で撮った写真を撮影後はあまり見ないのと同じように、ビデオの場合も録画することだけに熱心で、そのあとは1度も再生していないテープも数多くあります。

その一方、何度も繰り返して見る録画テープもあります。今日書いてみようと思っているテープは、後者の何度も繰り返し見ているテープの一つです。

それは、『一点中継 つくる』(NHK総合)という番組です。これは10年以上前の1989年に放送されたもので、放送曜日は「毎週日曜日」、放送時間は「23:25~23:45」とテープには記されています。

「ギュスターヴ・モロー展」を見て

本サイトのドメイン変更に伴って消えてしまった投稿を再度上げておきます。今回は、先月18日に見た展覧会について書いたものです。その投稿で取り上げたのは、会期の終了が迫っていた『ギュスターヴ・モロー展 サロメと宿命の女たち』(4月6日から6月23日)です。

『ギュスターヴ・モロー展』チケット画像
『ギュスターヴ・モロー展』チケット画像

会場は東京・港区にあるパナソニック汐留美術館です。この美術館へ行くのは初めてでしたが、JR新橋駅の銀座口からまっすぐ前に歩いて8分ほどのところにあるパナソニック東京汐留ビルの4階にあります。

2000/07/11 アラーキーチックな写真

今日は写真の話題でも。

私は下手の横好きで自分で撮るのも好きですが、写真集を観るのも好きです。中でも、一時期ちょっとしたブームになったときの“アラーキー”こと荒木経惟の作品集は見まくりましたね。

よくアラーキーというと、「あ、あのエロ写真家」といった誤解をされている向きがありますが、実は、誤解が“正解”のエロ写真家です、、、(^.^;

ただ、写真というメディアに対する考え方は、群を抜いていると思います。