2014/11/10 自称「精神医学界の沢尻エリカ」登場

今はもう晩秋といったところでしょうか。秋にはいろいろな「○○の秋」がありますが、「読書の秋」というのもあります。

夜、布団の中に入って本を読むのは、味わいがあってなかなかいいものです。ただ、読むことで、せっかくの愉しみの時間を台無しにしてしまう本もあります。

私がつい先日読んだ本もそんな本でした。まだ出たばかりの新書で、おもしろそうだと思って買い求めました。それが、読んでみたらつまらなく感じ、買い求めたことを後悔しました。

それでも、一応最後まで読みましたけれど。どなたがお書きになった本かは、その著者の今後の活動に差し障りがあるといけませんので、ここでは伏せておきます。

同じ本を読んでおもしろく感じたり、有益だと感じる人もいるでしょう。同じものから受ける感じ方が人によって異なるのは、それぞれの人が持つ価値見が異なるからだろうと思います。

その「価値観」につながるような話をこれからするつもりで書き始めました。

2014/09/01 鶴瓶さん似の鎌田實さんの「にのせん」話(動画付き)

出だしからいきなりですけれども、「にのせん」という言葉をご存じでしょうか?

ある番組の終わりの場面でその言葉が飛び出し、私ははじめ「イノセント=無垢(むく)な」といったのかと思いました。テレビの放送をオンタイム(←「放送されている時間」ぐらいの意味で遣っています)で見ていたら、そのまま「イノセント」として記憶していたでしょう。

私は気になった番組は録画をして見る習慣がありまして、その番組も録画しつつ、オンタイムでも見ていました。それで、気になった部分をあとで見て、「イノセント」ではなかったことに気がつきました。

その場面を動画にしてみましたので、よかったらそれをご覧になって、何といっているのか確認してみてください。

2014/09/06 タモリの凄さがわかる「久米書店」の「タモリ論」(その2)

本日は、前回の続きで、小説家・樋口毅宏1971~)が書かれた『タモリ論』と、それを番組1回目の放送で取り上げたBS日テレで日曜午後6時台に放送中の「久米書店 ヨク分かる!話題の一冊」について書いていきます。

本場組は、久米宏1944~)を店主、檀蜜1980~)を店員に設定し、架空の書店に話題の新書の作者を招き、そこに書かれていることをもとに、話をふくらませていこうという番組です。

その記念すべき第一回目の放送に登場したのが樋口の『タモリ論』であったということは、前回分に書きました。また、なぜ今頃になってその放送に注目することになったのかについても昨日分に書きました。そんなわけで、その辺りの説明を省かせてもらい、続きの話に入ります。

話題の主のタモリといえば、今年の3月で終了した「森田一義アワー 笑っていいとも!」について書かないわけにはいきません。

2014/09/05 「タモリ論」を取り上げた「久米書店」第1回の話(その1)

本コーナーの今月1日分に、BS日テレで毎週日曜日の6時台に放送されている「久米書店 ヨク分かる!話題の一冊」について書きました。

その中で、撮影に使われている機材が個人的には気になるというようなことを書きました。

私の推測では、テレビの番組の収録で通常使用するようなビデオカメラではなく、もしかしたらデジタル一眼カメラ(デジ一)に搭載されている動画撮影機能で撮影しているのでないか? です。この番組を初回からよく観察していれば、デジ一の動画撮影機能で撮影されていることに気がつく人もいたでしょう。

私はその(おそらく)事実に、昨日の番組を見て初めて気がつきました。なぜなら、窓越しに撮影されたショットに、撮影中と思われるデジ一が写っていたからです。

動く静止画を撮るように

今は、ミラーレス一眼カメラなどで動画を撮るのが当たり前になりました。その先鞭をつけたのは、ミラーレスの前の、デジタル一眼カメラ(デジ一)のキヤノン EOS 5D Mark IIではなかったかと記憶します。

当時、私は5Dを中古で手に入れて使っていたので、当時のことは憶えています。

私は、自分が関心を持つテレビ番組しか見ないので確かなことはいえませんが、EOS 5D Mark IIの登場により、それまで考えられなかったことが、テレビ番組制作の現場で起きている話は聞きました。

それ以前、映像をぼかして撮影できるカメラはプロ向けの非常に高価なシネマカメラだけでした。それが、普通の個人にも手が届くデジ一でも実現できるようなったからです。