素人の私が分け入る音の世界

私は今もまだ、音についての関心を持ち続けています。そのため、自分の声を録音しては、それをより良い声に聴こえるよう、「研究」しています。

このことについて書くときにいつも書いているように、自分の声を収録するためのテキストは、芥川龍之介18921927)の中編『河童』(1927)を利用させてもらっています。

また、録音に使用する機器は、ZOOMのフィールドレコーダー、F2と付属のラベリアマイク(ピンマイク)です。

ZOOMのフィールドレコーダーF2

私は以前から、自分の声を録音することをしており、それに利用したマイクを何種類か持っています。

今は、F2に付属するラベリアマイクを鳩尾(みぞおち)の真上につけて録れば、問題なく録音できることがわかりましたので、悩むことはなくなりました。

第一、マイクもレコーダーも小さいため、好きなときに手軽に始められるのがなによりです。

私の「研究」は録ったあとにする音声ファイルの「修正」です。

あとで反省する振りだけされても困る

本日の朝日新聞・社会面に「性加害『ゴシップと軽く捉えた』 ジャニーズ事務所に『忖度』証言 日テレが検証放送」との見出しの記事があります。

ジャニーズ事務所を創業し、それを発展させることで、日本の芸能界、放送業界、広告業界に莫大な影響力を持ち続けたジャニー喜多川19312019)が、生前、事務所に所属する若手のタレントやタレント候補を中心に、自分の性的欲求を満たすため、性加害を病的に繰り返した怪物であったことが明るみに出されました。

ジャニー喜多川の悪行は、数十年前から噂されていました。しかし、ジャニーズ事務所所属の男性アイドルがテレビやラジオの制作現場には欠かせず、また、彼らを広告に使いたい日本の多くの企業も、ジャニー喜多川の悪行に半世紀ほど、目をつぶってきたというのが実情です。

反省すべきはマスメディアだけではありません。最近出てきた数字では、400人近い未成年がジャニー喜多川の魔の手にかかっていたことがわかりました。この数字は今後増えるかもしれません。

農民を救った偉業 通潤橋

日本にはまだまだ知られていない歴史や名所があります。

私は、毎週土曜日の早朝にNHK BSプレミアムで放送される「よみがえる新日本紀行」を録画して見る習慣を持ちます。

本番組は、ビデオカメラでの取材が始まるまで、フィルムのカメラで撮影された紀行ドキュメント番組の「新日本紀行」を、修復などを加えて現代によみがえらせる番組です。

先月23日は「水のわたる橋 熊本県矢部町」が放送されました。この番組が初回に放送されたのは昭和49(1974)年です。

番組で描かれているのは、阿蘇山の南外輪山の裾野に広がる農村です。その辺りを今の地図で見ると、川の流れが幾筋もあり、水には不自由しないように思えます。

ところが、熊本県矢部町(現在は山都町)の白糸大地は、飲み水にも困るほど水に乏しい寒村だったそうです。そのため、農民はわずかな湧き水などを工面して、農作業をせざるを得なかったそうです。

手間をかけずにより良い声になってくれるなら

相変わらず、自分の声を録音しては、より良く聴こえる工夫をしています。

今回も、芥川龍之介18921927)の中編『河童』(1927)を音訳し、自分の声をZOOMのフィールドレコーダー、F2と付属のラベリアマイク(ピンマイク)で拾いました。

録音の段階は迷いがなくなりました。ラベリアマイクを取り付ける位置は鳩尾(みぞおち)の真上です。

F2に付属するマイクはコンデンサーマイクですが、指向性は無指向性です。マイクの向きは当然上を向け、鳩尾の位置から私の声を拾う形です。

S&Gの楽曲を大音量で愉しもうと思ったら・・・

先月末、所有するコンパクトディスク(CD)が再び聴いて楽しめるようになりました。

今年の8月、それまで使っていたCDプレーヤーがある日突然、ディスクを認識しなくなり、使えなくなりました。

私が使っていたのは、パイオニアのDVL-919というモデルで、レーザーディスク(LD)も再生できるコンパチブルブレーヤーです。

本プレーヤーが発売された当時、まだDVDはなかったと思いますが、あとで登場したDVDの再生もできます。

私は昔から音楽を聴くのが好きですが、音質には特別こだわりがないため、コンパチブルブレーヤーでCDを再生させても、特別不満に感じることはありませんでした。

そのプレーヤーが突然使えなくなり、困りました。

似非ワクチンの主成分を開発してノーベル賞?

朝日新聞が現在、どのような過程を経て「社説」を執筆しているのかは知りません。

十年以上、あるいはそれより前に知ったところでは、「社説」を担当する編集委員が集まり、何について「社説」にするか決め、内容も固めた上で執筆する、というようなことでした。

本日の「ノーベル賞 コロナ禍から命救った」の「社説」も同様の過程を経て執筆したのであれば、タイトルと書かれた中身が一致しないことを、担当の編集委員らは意識しなかったのでしょうか。

本「社説」が新聞の紙面では、活字が三段に印刷されています。その中で、今年の「ノーベル生理学・医学賞」を受賞することに決まったらしいドイツ、バイオンテック社カタリン・カリコ氏(1955~)と米国ペンシルべリア大学ドリュー・ワイスマン氏(1959~)が共同で開発したmRNAワクチンそのものについて書いているのは、一段目だけです。

「社説」の冒頭は次のように始めています。

コロナ禍に苦しむ世界で、この人たちの研究がどれほど多くの人の命を救い、生活や仕事に役立ったことだろう。

これは何かの非常に悪い冗談ですか? 私の判断で次のように書き直させてもらいます。

好みは低音を感じさせる声

私が今関心を持っているのは音についてです。

ZOOMのフィールドレコーダー、F2と付属のラベリアマイク(ピンマイク)を使い、自分の声を録音しては、自分の声を自分が望むような声に近づける工夫をしています。

ネットの動画共有サイトのYouTubeには、自撮りしたVloggerの動画がよく上がります。私は声の録音に興味を持つため、それらの動画で語られることには関心を持ちつつ、それぞれの配信者の声の質にも関心が向かってしまいます。

一概には比較できませんが、大ざっぱにいって、海外の配信者の方が、国内の配信者に比べて、自分の声の聴こえ方に神経を使っている印象です。

国内の配信者の声は、低音がカットされていることが多いように思います。収録した声をあとで編集しているかどうかわかりませんが、聴きやすい声にしようとしているのでしょうか。

スパイクタンパク兵器?

新コロ茶番騒動と、存在が確認されていない新コロウイルスのために作られたことにされているワクチン(似非ワクチン)騒動は不思議なことばかりです。

本日の豆訂正
似非ワクチンは、接種した人の0.1%の人の命を奪い、約1%の人には生涯治る見込みのない重篤な障害を与えているという米国の公式データがあります。ですから、かつてない「大虐殺」に使われているのが似非ワクチンという「生物兵器」です。以後、「似非ワクチン騒動」と読める部分は「似非ワクチンによる大虐殺」と読み替えてください。

この騒動を疑う側の人が発信する内容にも不思議なことがあります。

前回の本コーナーは、本騒を取り上げました。

似非ワクチンは危険なものなので接種しないで、と訴える人が、危険な理由として挙げるものに「スパイクタンパク質」が良く見受けられます。

私は早い段階から、似非ワクチンの成分によってスパイクタンパクが作られるのか、と素人ながら疑問を持ってきました。

似非ワクチンの解析を

新コロウイルスのために作られたことにされているワクチン(似非ワクチン)を接種した直後に女性が亡くなることが、昨年11月5日、愛知県愛西市で起きています。

それを伝えるニュースの動画は、以前、本サイトで複数紹介しているはずです。

ということで、そのようなことが発生していたことは私も承知しています。

亡くなったのは同市内在住の42歳の女性です。報道によりますと、女性には基礎疾患があったということです。

それでも、似非ワクチンを接種するまでは健康に過ごしており、女性の夫が、妻の急死に強い疑問を持ちました。夫は妻の死亡原因を調べるよう市に要請し、市が設置した医療事故調査委員会が、調査の結果を昨日(26日)、記者会見を開いて明らかにしています。

この「医療事故」に対する調査委員会の見解について、朝日新聞が報じています。記事はYahoo!ニュースにも載りました。

わかりにくい文章 その二

前回の本コーナーでは、私が読んでわかりにくく感じた共同通信社の短文記事について書きました。

今回は、その続編のような内容になります。

私が手に取ったのは、松本清張19091992)の『途上』という短編集の文庫本です。

今では、ほとんどの本をAmazonの電子書籍版で読みます。紙に印刷された文庫本が手元にあるということは、まだ、私が電子書籍に移る前に手に入れたことになります。