朝日新聞が現在、どのような過程を経て「社説」を執筆しているのかは知りません。
十年以上、あるいはそれより前に知ったところでは、「社説」を担当する編集委員が集まり、何について「社説」にするか決め、内容も固めた上で執筆する、というようなことでした。
本日の「ノーベル賞 コロナ禍から命救った」の「社説」も同様の過程を経て執筆したのであれば、タイトルと書かれた中身が一致しないことを、担当の編集委員らは意識しなかったのでしょうか。
本「社説」が新聞の紙面では、活字が三段に印刷されています。その中で、今年の「ノーベル生理学・医学賞」を受賞することに決まったらしいドイツ、バイオンテック社のカタリン・カリコ氏(1955~)と米国ペンシルべリア大学のドリュー・ワイスマン氏(1959~)が共同で開発したmRNAワクチンそのものについて書いているのは、一段目だけです。
「社説」の冒頭は次のように始めています。
コロナ禍に苦しむ世界で、この人たちの研究がどれほど多くの人の命を救い、生活や仕事に役立ったことだろう。
これは何かの非常に悪い冗談ですか? 私の判断で次のように書き直させてもらいます。
悪意を持つ者たちによって「コロナ禍」が人為的に作られた世界で、この人たち(カリコとワイスマン)の研究がどれほど多くの人の命を奪い、生活や仕事に多大な悪影響を与えたことだろう。
「ノーベル賞」そのものがまやかしに満ちたものであることが知られています。かつては米国の大統領に就いたばかりのバラク・オバマ氏(1961~)に「ノーベル平和賞」を授与しています。
この一事を持っても、この賞が怪しいものであることが理解できます。
ありもしない新コロウイルスをあることにして起こした似非パンデミックは、人々に恐怖感を植え付けたあとに、新コロウイルスのために作られたことにされているワクチン(似非ワクチン)を接種させるのが当初からの目的だったのでしょう。
ノーベル賞の授与を得たカリコ氏とワイスマン氏の技術が導入されたように謳われている似非ワクチンが、どほれど、新コロウイルスに効果があったといえるのでしょう。
そもそもの話、もともと、そんなウイルスが存在しないのであれば、必要のない技術なのではありませんか?
さらにいえば、今は、ウイルスそのものが存在しない。存在すると長く人々に信じ込ませていただけ、という話があります。
ウイルスが存在しないのであれば、ワクチンは必要ないことになります。ありもしないものに備えるのだといって、必要のないワクチンとやらの研究をするのは、時間の無駄であり、人類にとっては迷惑この上ないことです。
似非ワクチンが短期間で奇跡的に完成した、とマスメディアが報じていた頃を思い出しますと、その似非ワクチンを接種すれば、95%程度の人を感染から救える、と自信を持って報じていました。
ところが、そのメッキはすぐに禿げました。メッキが剥げたのに、効果のない似非ワクチンの基礎技術を開発したカリコ氏とワイスマン氏はノーベル賞を受賞するのに値するのですか?
効果がないのであれば、人の命を救うのに何の役にも立ちません。役に立たないものが、世界の人々の生活や仕事に役立つことはありません。
朝日の「社説」は冒頭から完全に矛盾しています。
似非ワクチンが新コロウイルスの感染予防に効果がないことがわかると、今度は、感染した人の重症化予防に効果がある、と主張を変えました。
これもおかしいですね。
新コロウイルスというウイルスは存在が未だに誰も確認していません。問題のウイルスが存在しないのであれば、それに「感染」することは不可能です。
人がそれに「感染」しないのであれば、何らかの症状が現れることもなく、ましてや、それが「重症化」することもありません。
何をわけのわからないことをいっているのですか?
ノーベル賞を選定する人々は、こんな単純なこともわからないのでしょうか。
朝日の「社説」一段目の終わり近くでは、次のように書いています。
ワクチン開発は早くても数年かかるとされるが、世界的大流行となってから一年足らずで接種が始まったのも、この技術のたまものだ。
今も書きましたように、新コロウイルスの感染予防効果を似非ワクチンが一切持たないことはすでに明らかです。「技術のたまもの」も何も、何の技術もないものを、一年足らずで世界の人々に接種させたのは暴挙以外のなにものでもありません。
米国の専門機関が公表した資料を基にした動画を本ページで紹介していますが、その動画で述べる人の話によれば、ある一定の期間で、似非ワクチンを接種した人の0.1%が亡くなっている事実があります。
また、約1%の人は、治る見込みがない重篤な障害を、似非ワクチンを接種したことで負わされています。
そして酷いと思うのは、日本でもそうですが、そうした被害に遭った人に国も専門家もマスメディアも寄り添わないばかりか、そのような被害者が続出していることを多くの国民の眼から逸らそうとしていることです。
0.1%が少ない比率と考えるのは大間違いです。
接種者の1000人に1人が、それまで普通に健康に過ごしていたのに、接種を境に、突然命を奪われているのです。
この比率を当てはめれば、1万に10人、10万人に100人、100万人に1000人、1千万人に1万人、1億人に10万人です。
同じように、1%の重篤な障害者は、10万人に1000人、1千万人に10万人、1億人に100万人です。
カリコ氏とワイスマン氏が開発した技術が盛り込まれたことにされている似非ワクチンを接種したことで、世界中の多くの人の命が奪われ、生活が困難になり、仕事を続けられなくなっているのです。
どうして、こんな毒物でしかない似非ワクチン開発の技術に利用されたことになっている研究をしたカリコ氏とワイスマン氏にノーベル賞を授与するのでしょう。
また、この二人の受賞を、世界のマスメディアが称賛するのはなぜでしょう。
答えは、ノーベル賞の成り立ちを調べればわかります。見ようとしなければ見えない世界は、そのような構造になっている、ということです。
朝日の「社説」が、「ノーベル賞 コロナ禍から命救った」の表題で本「社説」を書くのであれば、どのように、誰の命を救ったのかに字数を費やさなければ、「表題倒れ」となってしまいます。
三段あるうちの一段目の終わり近くまで書かれているのは、カリコ氏とワイスマン氏にノーベル賞が授与されることが決まったことと、ふたりの技術を組み込んだことにされている似非ワクチンの接種が、ありもしない新コロウイルスが流行したことにされてから一年足らずで始まったこと、だけです。
あとの二段は、ハンガリーで生まれたカリコ氏が、思うような研究成果を出せなかったことや、米国に渡ったカリコ氏が、大学の共用コピー機の前で、ワイスマン氏に偶然出会って意気投合したこと。
この話を展開して、研究を発展させるためには、研究者の多様性や交流が大切なことを書き、日本は留学生の交流や研究者の中長期的な派遣が停滞しており、女性の研究者が二割にも満たず、主要国の中では最低であることなどを書いています。
似非ワクチンの話に戻しますと、カリコ氏とワイスマン氏が開発したらしいmRNA技術によって作られた似非ワクチンが、自信を持って世に出したのであれば、成分を公表するぐらいの意気込みがあってもいいでしょう。
ところが、成分の解析が厳に戒められています。
朝日の「社説」は、次のように書いています。
研究は、視点が異なる人々の交流で新しいアイデアが生まれ育ち、成果の公表と相互検証で健全に進歩していく。
カリコ氏とワイスマン氏がそのようにいっているのかわかりませんが、自分たちが研究・開発した技術を公表することで、新たなアイデアにつながることもあるでしょう。
それが繰り返されることで、研究が深まり、多くの人がその研究に参加するというような相乗効果も生まれます。
また、公表された技術を互いに検証することも必要です。人は万能ではありません。ときには間違うこともあります。その間違いを他者が見つけることで、修正できることもあります。
似非ワクチンも、ノーベル賞を受賞したこともありますので、成分の公表を望みます。世界中の研究者が注目しているでしょうから、健全な検証が世界中で始まるでしょう。
世界には、似非ワクチンを解析した人がすでにいます。クリスティアン・ノースラップ博士は、その結果を公表し、それが動画になっています。
私は素人なので、素人の目線でしか見ることができませんが、成分の解析結果を見る限り、肝心のmRNAが含まれていないようにしか見えません。
磁化酸化鉄や酸化グラフェン、水銀、猿のDNA、HIVまたはHIVの遺伝子断片などが含まれているようですが、これらは、新コロウイルスとどのような関係があるのですか?
朝日の「社説」でも、新コロウイルスの大流行が始まってから一年足らずの間に似非ワクチンが作られて接種が始まったとしていますが、これも正しくはありませんね。
私が確認したところでは、遅くとも、2015年頃には、新コロ騒動がまだ影も形もなかったにも拘わらず、似非ワクチンだけはすでにできていた、という話を知っています。
そもそも存在しないウイルスですが、それはさておいて、それが存在することにしても、まだ「感染」を起こした新コロウイルスがない時に、そのウイルスのためとされた似非ワクチンができていたというのは、どう説明がつきますか?
カリコ氏とワイスマン氏に関していいますと、カリコ氏は何年にハンガリーから米国へ渡り、ワイスマン氏とは何年に偶然の出会いをしたのでしょう。
調べればわかると思いますが、面倒なので私は調べません。
朝日の「社説」がそのあたりのことも書いてくれると、時系列から、研究スピードの速い遅いがわかると同時に、もしもそれが2015年以降であれば、似非ワクチンができたあとに研究されたことになり、ヘンな話になってしまいます。
世界的に、超過死亡率が急上昇しています。そして、この現象が似非ワクチン接種と奇妙なほど符合しているのはなぜでしょう?
そして、もしも、似非ワクチンがそれを引き起こしているのであれば、「多くの人の命を救い、生活や仕事に役立った」のとはまったく逆のことを引き起こしていることになります。
「多くの人の命を奪い、生活や仕事の大いなる足かせとなった」似非ワクチン開発に関ったふたりに、ノーベル賞を授与して本当にいいのですか?
ともあれ、ノーベル賞の受賞が決まったことですから、朝日の「社説」もそれを望むように、似非ワクチンの成分を「公表」し、「相互検証」することがすぐにでも実現することが望まれます。
その結果、カリコ氏とワイスマン氏が開発した技術がまぎれもなく世界の人々の命を救ったことがわかれば、胸を張って今年12月の授賞式に臨めるでしょう。
逆の結果が出た場合、カリコ氏とワイスマン氏へのノーベル賞を決めたノーベル財団や、ふたりの受賞を肯定的にしか報じなかったマスメディアはどんな立場になるでしょう?
国に勧められるままに似非ワクチンを接種して亡くなった人の親族は、ふたりに良い感情を持たないかもしれません。余計なことかもしれませんが、そんな人にいつ、どこで出会うかわかりません。
時には危険な仕返しに遭うかもしれませんので、どうか、お気をつけください。