50年間で最悪の超過死亡

人は、おそらくは本能的に、自分を不安にするようなことからは眼をそむけたがる傾向を持ちます。

今、直視しなければならないことが世界中で進行中です。そのことや、それに関係することを、本コーナーで何度も取り上げています。

それは、世界的に超過死亡率が上昇していることです。しかも、少しの上昇ではなく、過去50年間で最悪のレベルです。

日本では元日に能登半島地震が発生し、その被害に遭われた人が大勢います。しかし、その何十倍、あるいは何百倍の人が、死ななくてもいいのに死んでいます。

こんな非常に憂慮すべき事態が今も進行中だというのに、国もマスメディアも、識者もだんまりを決め込んでいます。

もしかしたら、今現在、日本が最も良くない状態にあります。世界の主要国は、自国の超過死亡を公表しています。それが日本では公表されていません。公表できないほど酷い状態にあることが予想されます。

昨年末にネットの動画共有サイト「ニコニコ動画」に上げられた動画を下に埋め込みます。超過死亡の問題点を取り上げた及川幸久氏の動画です。

本動画では、主要国が公表する数字とパーセンテージを紹介しています。

まずは英国のケースです。

2023年第1週から44週までの期間に、超過死亡が【49,389人】にも達したそうです。率にすると【9.44%】。このうち、新コロが原因で死亡した人が【18,591人】としていますが、これを私は信じませんね。

何度も書きますが、新コロウイルスといわれるウイルスの存在が今になっても証明されていないからです。インチキPCR検査で陽性になった人が新コロウイルスに「感染」したことにされているだけです。

ど素人の私は、新コロウイルスで亡くなった人はいないだろうと考えます。問題のウイルスが存在しなければ、それに「感染」することは起きず、それだから、それによって死ぬことも起きないと考えるしかないからです。

英国では、前年の2022年にも超過死亡で【52,514人】、率にして【9.26%】の人が亡くなっています。2年の死亡者数を合計すると【101,903人】もの人がすでに世を去っています。

この2年間の間に、英国で紛争や戦争、大規模災害は起きていません。それなのに、これだけ大量の英国人が死んでいます。そのことを、英国政府や英国のマスメディア、英国の識者は不思議に感じないのでしょうか?

英国は、第二次世界大戦時にあったロンドン大空襲(ザ・ブリッツ)で、民間人が5万人ほど亡くなったとされています。その規模の死亡者数が、この2年間に計上されたということです。

これは一大事なのではありませんか?

次に米国の例を見てみましょう。

米国は、2023年第1週から37週に、超過死亡が【155,763人】、率にして【7.8%】に達する数字が残っています。そして、2022年は、【495,740人】、率では【17.53%】の人が亡くなっています。合計で【651,512人】です。

恐ろしい数字ではありませんか? これは、ベトナム戦争で戦死した米兵【58,220人】の10倍の人が、この2年間で亡くなったことになります。

ベトナム戦争が続いていた頃は、米国内に反戦ムードが起きました。それが映画にもなっています。いま、その10倍の死者になっているのに、米政府やマスメディア、識者からまったく危機感が感じられないのが不気味です。

続いてはオーストラリアの例です。

オーストラリアは、2023年第1週から34週に、超過死亡が【14,710人】、率は【16.8%】となっています。

ほかに、本動画では四カ国の例が取り上げています。その四カ国の数字を下に示します。

国名死亡者数死亡率
カナダ28,400人16.7%
イスラエル4,303人11.8%
オランダ14,209人11.3%
ニュージーランド3,960人14.5%

唖然とするよりほかありません。普通であれば亡くならなくてもいい人が、いずれも高い確率で亡くなっています。しかも、そのことをどの国の政府もマスメディアも識者もまったく問題にしていません。

そんな中にあって、超過死亡が減少している国が動画で紹介されています。それはハンガリーです。

ハンガリーでは、2023年第1週から44週は、超過死亡ではなく、過小死亡となり、例年より【3785人】、率にして【-3.2%】の過小死亡となったそうです。

思い返せば、新コロ騒動が始まった2020年、日本でも過小死亡となり、それが不思議がられました。

新コロウイルスの存在が確認されていないにも拘わらず、あらかじめ要されていたように、実は本当に用意されていたのですが、新コロウイルスのために作られたことにされているワクチン(似非ワクチン)の接種が騒動の翌年には世界で始まっています。

ハンガリーでもワクチン接種が実施されましたが、使用したのは、日本で主に使われているファイザーモデルナではなく、ロシアと中国で製造されたワクチンだったそうです。

ロシアと中国のワクチンは、ファイザーなどと違い、mRNAワクチンではなかったそうです。

付け加えておきますと、ファイザーやモデルナなどはmRNAワクチンとされていますが、その成分をご自分の眼で観察された世界の一部の専門家の話では、mRNAの存在が確認できなかったとしています。

mRNAワクチンとされながら、実は、全く異なる作用を引き起こす成分を人体に注入したということです。

ともあれ、ハンガリーは日本や西側の欧米主要国の似非ワクチンではなく、mRNAワクチンではないワクチンを接種に利用したということです。

その結果、ハンガリーでは昨年、超過死亡は確認されず、逆に、死亡率が例年を3.2%下回ったという事実です。

ハンガリーのオルバーン・ヴィクトル首相(1963~)は強い信念を持つ指導者だといえましょう。大きな勢力の圧力にも屈せず、自分の国の国民の命を守ったことが数字にハッキリと残すことができているのですから。

日本の厚生労働省傘下の国立感染研究所は、超過死亡について、次のように繰り返しているそうです。

平年を大きく上回る超過死亡は観測されなかった

本動画では、日本の超過死亡の数字を独自に入手しているサイトの数字を紹介しています。

それによると、日本で似非ワクチンの接種が始まった2021年の超過死亡を以下のように紹介しています。

  • 2021年:5.3万人
  • 2022年:11.9万人

21年と22年だけで【17.2万人】の日本人がこの世からいなくなりました。2023年12月の時点で、東京都中央区法定人口が【169,179人】です。このことから、21年と22年の2年間だけで、銀座日本橋がある中央区に住む人全員よりも多い人が、亡くなってしまったことになります。

このように、日本を含む西側の国々では、異常なことが進行中です。しかし、このことが国会で取り上げられることがありません。マスメディアもまったく報じません。識者もそれを警告する人がいません。

一体全体、どうなっているのですか?!

能登半島地震のあと、建物の下敷きになりながら、救助できずにいる人を救助するには、発生から72時間が限度などとマスメディアが報じています。

その一方で、超過死亡が信じられないほどの上昇をしています。それが最も高いのが日本では? と見られています。それなのに、そのようにして亡くなる人に、国やマスメディア、識者は見向きもしていません。

狂った世の中に私たちは生きていることになりましょう。

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