本日の朝日新聞・社会面に「性加害『ゴシップと軽く捉えた』 ジャニーズ事務所に『忖度』証言 日テレが検証放送」との見出しの記事があります。
ジャニーズ事務所を創業し、それを発展させることで、日本の芸能界、放送業界、広告業界に莫大な影響力を持ち続けたジャニー喜多川(1931~2019)が、生前、事務所に所属する若手のタレントやタレント候補を中心に、自分の性的欲求を満たすため、性加害を病的に繰り返した怪物であったことが明るみに出されました。
ジャニー喜多川の悪行は、数十年前から噂されていました。しかし、ジャニーズ事務所所属の男性アイドルがテレビやラジオの制作現場には欠かせず、また、彼らを広告に使いたい日本の多くの企業も、ジャニー喜多川の悪行に半世紀ほど、目をつぶってきたというのが実情です。
反省すべきはマスメディアだけではありません。最近出てきた数字では、400人近い未成年がジャニー喜多川の魔の手にかかっていたことがわかりました。この数字は今後増えるかもしれません。
これは個人の性的スキャンダルでは済まされないことです。同じことをこの社会に暮らす誰かが起こせば、当然、警察が動き、必要とあれば処罰するでしょう。
その動きが、ジャニー喜多川が死ぬまで起きませんでした。警察の責任も問われる状況です。
朝日の本記事に付随して、「当事者の会 国関与求める 立憲会合で『安全な窓口整備を』」の記事があります。
昨日(4日)、立件民主党が本問題に関した会合を開き、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」代表と副代表が出席したことを報じています。
マスメディアの「反省」も、国政政党の「追及」も、本問題を英国放送協会(BBC)が取り上げることを受けて始まっています。
すでに書いたように、本問題は半世紀前から続いており、この問題を「反省」や「追及」する機会はいくらでもありました。
BBCが取り上げ、これが世界的な関心を呼んだため、慌てて動いている印象です。
世の中に起きたことや問題を指摘する人に、いわゆる「識者」がいます。彼らにしても、この半世紀、本問題を取り上げることがありませんでした。
中でも、人権問題を扱う「識者」は、なぜ声を挙げなかったのでしょうか? 口出しできることにしか口出しできないのであれば、周りの空気を読んで行動を起こす程度の「識者」だということです。
政治家も警察もマスメディアも広告業界も日本の企業も識者先生も、誰もジャニー喜多川には逆らえなかった、ということになりましょうか。
同じ構図で語れることが現在進行中です。
それは、本コーナーでも定期的に取り上げている新コロ騒動と、新コロウイルスのために作られたことにされているワクチン(似非ワクチン)接種の問題です。
本日、ネットの動画共有サイトの「ニコニコ動画」に次の動画が上がっています。
世界には、本騒動における似非ワクチンについて、強い疑いを持つ専門家が、独自の研究や検証をしています。
本動画で述べられている研究者の研究結果によると、似非ワクチンを接種した人の800人に1人の割合で死亡していると結論付けています。
亡くなっているのは高齢者ばかりというわけではなく、全年齢層にわたっているのが特徴です。
本コーナーで最近取り上げた米国の公式データから導き出した数字では、ある一定の期間に似非ワクチンを接種した米国人の0.5%の人が死亡した、ということでした。
人数にすれば1000人に1人の割合で死亡していることになり、800人に1人というのは、この数字に近い割合といえます。
いずれにしても、ひとつ目的のために作られたワクチンを接種した人の死亡率としては、異常なほど高いです。
こんなとんでもないことが進行中であるのに、国も専門家もマスメディアも警察も行政も司法も識者も、何も行動を起こしません。これはどうしたわけでしょうか?
識者の中には、テレビや新聞などに頻繁に登場する医師も含まれます。たとえば、鎌田實氏(1948~)は本も書き、テレビや新聞でよく紹介されます。
専門家の眼で見て、似非ワクチンが原因であろう死亡事例が多いことに、まったく疑問を持たないのか、と素人の私は強い疑問を持ちます。
鎌田氏の笑った写真を見るたび、「笑っている場合ではありませんよ」といいたくなります。
ジャニー喜多川が生前起こした膨大な数の性加害事件と同じように、それが大問題だと広く認知されてから、それを問題にしてこなかったことを「反省」されても困ります。
似非ワクチンを接種した人の1000人に1人とか800人に1人とかが、日々、命を奪われています。その一人ひとりには家族がいるでしょう。家族が丸ごと、似非ワクチンによって、大変な悲劇と悲しみに巻き込まれているのです。
その数を含めれば、大変な数になります。
これは現実に起きていることです。陰謀論でも何でもありません。
この大変な事態を国も専門家も警察も司法も行政もマスメディアも識者も無視しています。
これはいったい何ですか?
どんな悪事でも、それが多くの人に知られずには済みません。
国や警察や司法や表性やマスメディアや識者らが、ジャニー喜多川の怒りを買うのを恐れて、彼の悪行を見て見ぬふりを半世紀も続けてきましたが、今、それへの強い、強い反省を迫られています。
同じ反省が、新コロ騒動と似非ワクチンでも彼らには迫られるでしょう。
いつまでも悪事を隠し通すことはできないのです。
関係者は、そろそろ、首を洗ってお待ち願います、というよりほかありません。