ストロボの出番はどうですか?

デジタルで写真を撮るようになって一番変わったのは、ISO感度を自由に選べるようになったことです。

フィルムの時代は、使用するフィルムを選んだ時点で、ISO感度は決まってしまいました。その時代はISO感度ではなく、ASA感度といっていました。

私はポジフィルム(リバーサルフィルム)のコダクローム64を好んで使いましたが、このフィルムのISO感度はISO64です。ISO感度が自由に選べる今の感覚からすると、感度がとても低いように感じるでしょう。

このような低感度のフィルムを使って撮影するため、少しでも暗いところではストロボ光が必要でした。

その裏返しのことがデジタル時代で顕著になっています。デジタルであれば、ISOを上げることで、かなり暗い状況でも撮影が可能となります。

ですので、ストロボを使わない人が増えているかもしれません。

それに加え、今は、デジタルカメラで動画が撮れるようになり、日常的に動画を撮る人が多くなりました。

それをする人が増えれば、そんな人向けの商品が開発され、それを使う人が増えます。ストロボの光で動画を撮ることはできません。動画には、発光ダイオード(LED)を使ったライトが適しているということで、それを使用して動画を撮る人が多くいるだろうと思います。

モデルがいないかもしれない人物画

17世紀のオランダの画家、レンブラント16061669)が残した作品を借りて、油絵具の扱い方の「研究」をしています。

Raiders of the Lost Art | Season 2: Ep. 3 | The Many Faces of Rembrandt | Free Documentary History

私の手元には、『巨匠の絵画技法 レンブラント』という技法の手引きとなる本があります。これを購入したのはずいぶん前です。私は購入したものに日付を残す癖があります。この本には【1990.12.27】の日付が残っています。

『巨匠の絵画技法 レンブラント』に残る購入日

以来今まで、30年以上、この本は繰り返し開いて見ています。同じシリーズで、ほかの画家の本も5、6冊ほど持っているはずです。

この本ではレンブラントの初期から晩年までの作品を描いた順に取り上げ、レンブラントがどのように油絵具を使っているか、解説しています。

頭が疲れたら絵具に接しよう

本日も油絵具と接する時間を持ちました。

前回の本コーナーでは、油絵具の扱いについて書きました。なかでも、油絵具が持つ透明性を活かしたグラッシ(仏語)、グレーズ(英語)について書いています。

この技法を使わなかれば輝かしい色の表現は難しいと。

これはたしかにそうですが、不透明に使っても、輝かしく見える表現ができます。

私は昨日、透明性を活かした描き方を「研究」するため、描きかけの絵の表面に透明な黄色をグラッシしました。私が使った溶き油は速乾性のため、今朝には表面がカラカラに乾いていました。

これであれば、アクリル絵具を使って描いたときのように、絵具を不透明と透明に交互に使う描き方で油絵具を使えそうだと感じました。

しかし、描き始めると、絵具を不透明に使った描き方に夢中になっていました。前回の本コーナーで書いたことに矛盾したことをしたことになります。