新コロ自殺者を生むマスメディアの罪

本コーナーの前回分でも、私はマスメディアを信用していないと書きました。

先の大戦では国民が大変な思いをしました。あの悲惨な戦争に国を、国民を向かわせたものが何かといえば、当時の新聞やラジオというマスメディアであったのは歴史的な事実です。

このように、マスメディアというものは昔から信用してはいけないものです。それなのに、マスメディアは反省して信用できるような報道をすることはなく、今は、新コロ騒動で庶民を不安に陥れることをしています。

この似非騒動により、今年度、大学に入学して大学生活をスタートさせるのだ! と希望に燃えて都市部で一人暮らしを始めた人は、大学で授業を受けられなかったり、バイトもできなかったりとで、誰も知り合いのいない都市部のアパートで、膝を抱えている人もいるかもしれません。

新コロ騒動が始まってから、若者の自殺者が増えているという報道があります。中でも若い女性の自殺者が急増しているとの話があります。

まだ煽るマスメディアの新コロ騒動

本コーナーの9日投稿分で、私はマスメディアというものをまったく信用していないと書きました。

今は、新コロ騒動の報道で、みっともないほど信用を失墜させています。

私はYahoo!メールを使っています。日々のメールは、PCにダウンロードしてメールソフトOutlook Expressでチェックするのではなく、Yahoo!のサイト内にあるメールのボックスでしています。

そのチェックのため、どうしてもYahoo!サイトに行く必要があります。そのたび、トップ画面が目に入ります。そこにはYahoo!の関係者が主要ニュースと判断した記事の見出しがあります。今は新コロ騒動の記事が多くなっているでしょうか?

「多くなっているでしょうか?」と書いたのは、私はYahoo!のトップページを見ないように設定しているからです。

新コロバカ騒動に付き合いきれなくなり、リンク先をYahoo!のトップページから、Yahoo!メールボックスに替えました。こうすることで、メールのページに直で行け、トップページにあるであろうバカ記事に付き合わなくて済みます。

清々しました。もっとはやくこうすべきでした。

清張の冷たい男と女の話

なんの知識も落たず、松本清張19091992)の『波の塔』上下2巻を、Amaonの電子書籍版で読みました。

これも、Amazonの電子書籍を扱うKindle本ストアの8周年記念を祝い、該当する電子書籍に50%のポイントがつくキャンペーン(5日で終了)時に購入したものです。

清張の作品ですからスイスイ読めてしまうわけですが、上巻を読んでも殺人事件は起きません。清張といえばそうした事件が起きるものと思っていたのです。結局、下巻を読んでもそれは起きずに終わりました。

清張としては珍しい、恋愛小説の形を採っています。女性向けの週刊誌『女性自身』に連載(1959年5月29日号~1960年6月15日号)する形を採ったため、女性の読者を意識したのでしょうか。

旅する村上、誰かの金で

このところは村上春樹1949~)の小説や関連本を取り上げることが続いています。今回も村上関連本についてです。

村上が書いた小説を読みますと、ときに格好をつけて書いたような文章に辟易することもありますが、対談でしゃべる村上の生のおしゃべりや、エッセイなどで見せる文章には村上の素の顔があり、憎めない印象です。

今回は、そんな村上の素の文が楽しめる紀行文集『ラオスにいったい何があるというんですか?』2015)です。「あとがき」に本書の成り立ちについて記しています。

出版されたのは2015年ですが、それまでの20年ほどの間に、村上がいくつかの雑誌のために書いた原稿をまとめた本だそうです。内容は、かつて村上が住んだ外国の土地や、旅で訪れたときの様子をまとめたものです。

『キャッチャー』を論じる村上と柴田の翻訳夜話

村上春樹1949~)と翻訳仲間の柴田元幸氏(1954~)が、J・D・サリンジャー19192010)の『ライ麦畑でつかまえて / キャッチャー・イン・ザ・ライ』1951)について語り尽くす『翻訳夜話2 サリンジャー戦記』2003)を読みましたので、それについて書いておきます。

それに続けて、村上の紀行文『ラオスにいったい何があるというんですか?』2015)も読み終えましたが、一時に2冊を取り上げるわけにもいきませんので、こちらは次回以降ということにしましょう。

いずれも、Amazonで電子書籍を扱うKindle本ストアができて8周年を記念し、対象となる電子書籍を購入すると、ポイントが50%もつくというキャンペーンを利用して購入したものです。

で、サリンジャーについて語り尽くした『翻訳夜話2 サリンジャー戦記』ですが、本コーナーでも取り上げた同じ村上と柴田氏が中心となる『翻訳夜話』2000)の続編という位置づけでしょう。

バイデン大好きマスメディア

私はマスメディアを信じません。まったくです。

テレビのニュースはまったく見ません。1カ月か2カ月前までは、午後6時台のNHK総合でニュースを少し見ました。理由は、本サイト内に“天気コーナー”があり、その更新の参考にするため、その時間帯にある気象情報をチェックする必要があったからです。

そのコーナーをなくしました今の午後6時台には、音楽を聴きながら、心静かに読書をすることが多いです。

そもそも、テレビ番組そのものを見ることは限られます。私はビデオデッキを使い出した1980年代のはじめ頃から、オンタイム(「番組が放送されている時間」ぐらいの意味で使っています)で番組を見ることは基本的にしなくなりました。

毎日の番組をチェックし、気になる番組があれば一度ビデオテープに録画し、好きな時間に見る習慣ができました。それが今も続いています。

新コロ騒動とマスメディア

今回の新コロ騒動で、マスメディアの実態を認識した人が増えたでしょう。

認識する以前はマスメディアの報道を信じ、人々に真実を客観的に報道してくれている、と多くの人が考えていたかもしれません。ところが、新コロ報道を見ますと、真実を覆い隠し、人々を混乱させ、自分たちに有利な方向へ導くことばかりしています。

昨日の朝日新聞も、東京都内で新コロの入院者数が高止まりの状態にあり、冬場に感染が再拡大すれば、医療崩壊を招きかねない、と危機感を煽る報道をしています。

その記事を眺めながら、私は溜息しか出ませんでした。一体いつまでこんなでたらめな報道を垂れ流すのだ、と。