自分の適性を知るのは乱歩にも難しかった

『屋根裏の散歩者』1925)といえば江戸川乱歩18941965)の代表作の一つになりましょう。

乱歩は今でいう推理作家、乱歩が執筆していた頃は探偵小説作家といわれます。私もぼんやりとそんなイメージを長いこと持っていました。が、実は、乱歩自身は事件の謎を探偵が解いてみせるような作品を得意としていなかったのであろうことを知りました。

そうしたイメージを持つようになったのはつい最近のことです。昔にも乱歩作品は読み、乱歩を研究した類の本も読んでいます。それらを読むことで、変人の部分を持ち、自分にも似たところがあるため、勝手に親近感を持ったりもしましたが、創作にどのような苦しみを持っていたかというようなことは深く考えたことがありませんでした。

それを知るきっかけとなったのは、小学館から出ている『江戸川乱歩 電子全集 随筆・評論集』を読んだことによってです。これはAmazonの電子書籍版で出ていますが、定価に50%のポイントがつくキャンペーンがあったとき、全5集をまとめて購入しています。

どのくらいのウイルス数で新コロに感染するの?

マスメディアが、騒がなくてもいい似非騒動を煽っています。本コーナーで何度も取り上げている新コロ騒動です。

昨日も、朝日新聞は社会面でこの騒動を取り上げ、その記事に「感染急拡大 病床はどうなる」と大見出しをつけています。

「どうなる」もこうなるもありません。昨日の続きの当たり前の今日があり、明日があるだけです。何も変わったことはありません。新コロ騒動は恐れる必要がまったくないからです。であるのに、病院に入院する患者が増え、病床が足りなくなると朝日などマスメディアは煽ります。

なんでもない人がどうして病院に入院しなければならないのですか? 病院に入院しなければならない人は、別の病気が原因です。それだったら、今に始まった話ではないでしょう。

ネットの動画共有サイトのYouTubeで、新コロ関連の次の動画を見ました。

旧石器捏造事件に見る新コロ騒動の影

およそ四半世紀の間、インチキが暴かれなかった事件があったことをご存知でしょうか。今から10年前の2000年11月5日にインチキが暴かれたのは次の事件です。

長年に渡って信じられていたことが実は捏造だったと暴かれたわけで、当時は大騒ぎになりました。それなのに、私はそのときの記憶がありません。これにはわけがあります。

個人的な話になってしまいますが、私のたった一人の姉弟であった姉が、その直前に亡くなっているからです。亡くなったのはその年の10月23日でした。その10日前は13日で、曜日が金曜日だったことも憶えています。

その日の朝、私は姉と先祖の墓を掃除に行きました。そのとき、その日がいわゆる「13日の金曜日」だねと冗談半分に話したことも記憶にあります。