2002/07/11 天才を生む条件

今日は、昨日の産経新聞から書いてみます。

「正論」のコーナーに寄せられた文章で、「天才を生む土壌を失いつつある日本」と見出しの付いた一文で、それを寄せられたのはお茶の水女子大学教授の藤原正彦氏です。

そこには氏の写真が添えられているので私はすぐに彼であることに気付きましたが、名前だけだったなら、すぐに氏とは結びつかなかったかもしれません。

私がすぐに氏だとわかったのは、あれは昨年でしたか、NHK教育の『NHK人間講座』で世界的な天才学者の栄光と挫折の講義をされた番組『天才の栄光と挫折』(2001年8月6日~9月24日まで。毎週月曜日に放送)を見ていたからです。その番組で語られる天才の真の姿の話が面白く、また、それを面白く聞かせる藤原氏の魅力もあって、その番組は未だに私の記憶に鮮明に残っています。

で、今回氏が関心を寄せるのは、またしても、天才学者です。

その最も代表的と思われる天才を一例としてあげていらっしゃるわけですが、その選ばれし天才は、シュリニヴァーサ・ラマヌジャンという名の天才数学者です。この天才については、もちろん氏が担当されたNHK教育の番組でも取り上げていました。

今回の一文を参考にして、ラマヌジャンについて簡単に書いておきますと、ラマヌジャンが生まれたのは南インドのチェンナイ(旧マドラス)から南へ250キロほど行ったところにあるクンバコナムという小さな町だそうです。

2011/08/18 東京都現代美術館まで歩いて撮影した動画

今回は“気まぐれトーク”をせずに、文章のみでの更新です。

今日は18日。も終わりましたので、今年のお盆休みも終わった人が多いでしょうか? その休みの期間中であった15日、私は東京の江東区にあります東京都現代美術館へ行ってきました。現在、同美術館で開かれている企画展「木を植えた男。フレデリック・バック展」鑑賞するためです。

本来であれば、その展覧会を見てきた15日の夜に“気まぐれトーク”を済ませ、翌日には本コーナーで更新すべきでした。が、今回はもうひとつ、別のことをしたため、その更新が先延ばしになっています。その“もうひとつのこと”が、本日、ようやく更新を終えることができる動画の作成です。

どこかへ出かけるとき、私はカメラをバッグに入れて持っていくことが多いです。結局は使わず仕舞いに終わっても、何かいい被写体に巡り会うかもと考えてしまうためです。

今回は美術館の中を歩いて鑑賞するため、デジタル一眼レフカメラは自宅に置き、代わりにコンパクトなビデオ・カメラを持って出かけました。

日本ビクターのビデオカメラ Everio GZ-HM35
日本ビクターのビデオカメラ Everio GZ-HM350

往きの電車に揺られているとき、私にひとつの考えが浮かびました。「最寄りの駅に着いたら、そこから美術館までの道中をビデオ・カメラで撮影し、それを動画にしたら面白いのではないか?」と。

2012/12/05 ハンドピース動画つくりました

私の場合、自分の思惑が裏目に出ることが多いです。が、今回は表目が出たといいますか、裏目に出ずに済みました。

本コーナーの昨日分で書きました「エアブラシ」で描くのになくてはならない「ハンドピース」の話です。

それを本当に久しぶりに使ってみようと思い立ったものの、どこかに仕舞いなくしてしまいました。見つからないと余計使ってみたくなるもので、昨日分の更新を終わったあと、思いつくところを次々に捜しました。

2012/12/04 エアブラシのハンドピース探しています

昨日からあるものを急に捜し始めました。「ハンドピース」です。

歯科医師が手にとって、患者の歯をキーン! と削るのに使う器具も「ハンドピース」というのでしょうか? ネットで「ハンドピース」と引いてみると、それが一番上に表示されました。

私が今探しているのは、「エアブラシ」の技法で絵を描くのに使う「ハンドピース」です。

油絵具を使うようになる前、私は当時流行となっていた「ハイパーリアリズム」なイラストに興味を持ちました。まるで写真のように描かれたイラストで、実際、写真よりもリアルに描けることから、写真の代わりに商品のラベルなどにもそうしたハイパーリアリズムなイラストは使われました。

2011/10/02 モノ語り第2弾は「GF1とNDフィルター」

今回は、出来上がったばかりの動画をお知らせするために本コーナーを更新しています。ですので、“気まぐれトーク”はお休みさせてもらっています。

本サイトは、何から何までたったひとりでこなす超小規模運営サイトです。ですから、トークをするのも私です。

で、肝心の動画ですが、前回分の最後に書きました「NDフィルター」も登場する動画です。

私のNDフィルター

2013/01/25 新古にしか見えない8ミリビデオカメラ一式を紹介するモノ語り動画

本日は、新作動画の紹介です。今回、この動画で語るモノは、前回の本コーナーで取り上げています8ミリビデオカメラ一式です。

ソニーから1987年5月に発売された「CCD-V50」というカメラです。実は、私も同じカメラを愛用していました。おそらくは、発売されてからそれほど経たないうちに手に入れていると思います。今から26年前の製品ですので、私が使ったカメラもオンボロになってしまいました。

26年前に購入したCCD-V50

2016/01/24 新作“モノ語り” PENTAX Q 篇

本日は、 久しぶりに動画を作りましたので、その紹介です(´Д`)ノ

先週、新しいカメラを一台手に入れました。今回も中古でして、手に入れたのはペンタックスリコーイメージング株式会社)の「PENTAX Q」です。私はボディのみを買いました。

スマートフォンなどに搭載されているカメラが進化したことで、コンパクト・デジタルカメラ(コンデジ)の売り上げが落ちているといった話はずいぶん前から見聞きするようになりました。

そうした向かい風を受け、各カメラメーカーは携帯端末に搭載されているカメラとの差別化を図ることも狙い、コンデジの高級化を進めてきました。そのひとつが、フィルムカメラのフィルム1コマに相当する撮像素子の巨大化です。

2002/05/16 流奈君・奇跡の詩人

移り変わりの激しい現代においては既に古い話題の部類に入るのかもしれませんが、本日は、先月末に放送され、今なお人々の議論の的となっているテレビ番組について書きます。

4月28日にNHK総合で放送された「NHKスペシャル 奇跡の詩人・11歳 脳障害児のメッセージ」という番組です。

番組をご覧になっていない方のために簡単に内容を説明しますと、生まれつき脳に重い障害を持った少年・日木流奈(ひき・るな)君は、五十音の文字盤を通じて母親と会話し、その会話の中から驚くべき詩を次々と生み出し、それが書物となって世の多くの人たちを励まし続けている、というものです。

私はその番組を紹介した新聞のテレビ欄を目にし、放送も見ました。

番組を見る以前、私が勝手に想像していたのは、少年はゆっくりと一文字ずつ指さしたり、あるいは、ワープロのようなもので一文字ずつ入力して自分の意志を伝えている、のかと思っていたのですが、映像で紹介された場面は、私の想像を覆すものでした。

2002/04/10 高島野十郎に見るゆとりある生活

この4月から、公立学校の学校完全週5日制(「学校週五日制」)がスタートしました。これまで各月の第2、第4(だったかな?)のみ土日が休みでしたが、今年度からは毎週の土日が休みになります。

この制度の導入を巡っては賛否両論が見られますが、私個人の関心はむしろ、制度実現の真の目的にあったりします。

もちろんその根幹には「ゆとりある教育を実現するため」というもっともらしい理由があるのかもしれませんが、それよりも、教師のゆとりを実現するためというような気がしないでもありません。

公立学校の教師という、公務員の働く環境の改善です。

教師以外の一般的な公務員は週2日休みなのが当たり前で、同じ公務員なのに、どうして教師だけが日曜日しか休めないのかといった不満が出ても不思議ではありません。

2002/02/28 映画『沈みゆく女』

新聞に載っていた試写会の記事を見たときから見たいと思っていた映画を見てきました。

新聞に載った同作品の試写会プレゼント

『沈みゆく女』というカナダの映画(2000年/上映時間92分)です。

この映画の最大の魅力は、主人公のレイラという女性であり、それを演じる女優でしょう。私もそれに惹かれて見たいと思ったのでした。

同作品の当日鑑賞券

ストーリーを、ネタばれしない程度に書いておきます。