今回は“気まぐれトーク”をせずに、文章のみでの更新です。
今日は18日。も終わりましたので、今年のお盆休みも終わった人が多いでしょうか? その休みの期間中であった15日、私は東京の江東区にあります東京都現代美術館へ行ってきました。現在、同美術館で開かれている企画展「木を植えた男。フレデリック・バック展」鑑賞するためです。
本来であれば、その展覧会を見てきた15日の夜に“気まぐれトーク”を済ませ、翌日には本コーナーで更新すべきでした。が、今回はもうひとつ、別のことをしたため、その更新が先延ばしになっています。その“もうひとつのこと”が、本日、ようやく更新を終えることができる動画の作成です。
どこかへ出かけるとき、私はカメラをバッグに入れて持っていくことが多いです。結局は使わず仕舞いに終わっても、何かいい被写体に巡り会うかもと考えてしまうためです。
今回は美術館の中を歩いて鑑賞するため、デジタル一眼レフカメラは自宅に置き、代わりにコンパクトなビデオ・カメラを持って出かけました。
往きの電車に揺られているとき、私にひとつの考えが浮かびました。「最寄りの駅に着いたら、そこから美術館までの道中をビデオ・カメラで撮影し、それを動画にしたら面白いのではないか?」と。
ただ、駅から美術館までは徒歩で15分ぐらいかかります。その間、ただ撮したものを動画にしても退屈だろうと考え、私のビデオ・カメラに搭載されている「タイムラプス」というインターバル撮影(低速度撮影)をし、15分を1分ぐらいに短縮して見せたらどうか、といったことを考えたりしました。
でも、駅に着いたらまた考えが変わり、素直に道中をそのまま撮影し始めてしまいました。あとは美術館を目指して歩き、その道中をそのまま撮影するだけです。
今使っているビデオ・カメラは今年のはじめに手に入れたものですが、それ以前使っていたカメラに比べ、ずいぶんと小さくなりました。また、このカメラにはファインダーがついていません。はじめはそれが不満でしたが、今回のような撮影には、むしろファインダーはいりません。
テレビ局の撮影クルーのように団体で行動するならいざ知らず、素人の個人が独り、街中でビデオ・カメラを構えるのには多少なりとも“勇気”がいります。逆の立場で考えますと、私はどこかの誰かの写真やビデオにはなるべく写り込まないようにしています。ですから、私が街の中でファインダーを覗きながらビデオを撮影していたら、たまたま私に出会った人は、私のカメラを避けるように歩くかもしれません。
その点、私はファインダーを覗かず、胸のあたりにカメラを前方方向に向け、あとはできるだけ自然に歩いていきました。こうした撮影方法を採らなかったら、今回の撮影はできていなかったかもしれません。
この種の撮影の場合、プロであればステディカムというような、カメラの揺れを吸収する特別の道具を使います。これは、ヤジロベエの上にカメラが載ったようなもので、撮影者の体が揺れても、安定した映像を撮影できます。ですから、歩きながら撮影しても、まるで氷の上を滑るがごとく、滑らかな移動撮影が実現できるというわけです。
しかし、私はその種の道具は持っていませんので、グラングラン揺れまくる映像が出来上がってしまいました(^m^) でも、ま、これも素人のご愛敬ということで、今回の動画にお付き合いいただければと思います(^ー^)ノ
なお、動画のオープニングとエンディングの音楽は、「TAM Music Factory」さんの効果音素材を使用させてもらっています。
肝心の、見てきた美術展については、昨夜やっと“気まぐれトーク”を録音しましたので、早ければ明日の本コーナーで更新する予定です。