本日は、 久しぶりに動画を作りましたので、その紹介です(´Д`)ノ
先週、新しいカメラを一台手に入れました。今回も中古でしてf(^_^)、手に入れたのはペンタックス(「リコーイメージング株式会社」)の「PENTAX Q」とです。私はボディのみを買いました。
スマートフォンなどに搭載されているカメラが進化したことで、コンパクト・デジタルカメラ(コンデジ)の売り上げが落ちているといった話はずいぶん前から見聞きするようになりました。
そうした向かい風を受け、各カメラメーカーは携帯端末に搭載されているカメラとの差別化を図ることも狙い、コンデジの高級化を進めてきました。そのひとつが、フィルムカメラのフィルム1コマに相当する撮像素子の巨大化です。
以前のコンデジといえば、【1/2.3型】かそれより小さいサイズのものが主流でした。フィルムの1コマのサイズが大きいほど撮影された写真の画質が向上するのと同じ理屈で、撮像素子もサイズが大きくなるほど向上し、それに比例して値段が高くなります。
私が手に入れたばかりのPENTAX Qは、そうした流れに逆らっていると見えなくもありません。なぜなら、コンデジがより大きな撮像素子にする傾向がある中、このPENTAX Qは、レンズ交換式のカメラでありながら、コンデジ並みの【1/2.3型】の撮像素子を採用しているからです。
PENTAX Qの撮像素子が小さいことを理由に、このカメラを選ばない人がいるでしょう。私はといえば、このサイズであることが最大の理由で、以前からずっと関心を持っていまして、いつか手に入れようと考えていました。
なぜ私がこのように考えていたかといいますと、【1/2.3型】の撮像素子のサイズが、あの8ミリ映画のカメラのフィルムの規格である、スーパー8(アメリカのコダックの規格)とシングル8(日本の富士フイルムが作り、唯一採用した規格)、それぞれのフィルム1コマのサイズにほぼ近いことを知ったからです。
通常、8ミリのカメラはレンズがボディに固定されているため、規格が同じでも、ほかのカメラにつけることはできません。その点、私が持っている8ミリカメラの「ZC1000」は、おそらくは国産の8ミリカメラで唯一と思えるレンズ交換式です。

私はZC1000専用の10倍ズームレンズと単焦点のレンズの2本を今も所有しています。この8ミリカメラ用のレンズをデジタルのカメラで使い、その写り具合を確かめてみたい、とPENTAX Qの存在を知ってから思い続けてきました。
長年の思いが実現するときは勢いのようなことに左右されます。それが先週に生じ、PENTAX Qのボディと、ZC1000のレンズをそのカメラに取り付けるためのマウントアダプタ(カメラのレンズをつける部分=マウント〔レンズマウント〕を変換するためのアダプタ)をばたばたと購入しました。
マウントアダプタの購入では失敗がありました。ネットで情報を仕入れ、自分が必要なのは「Dマウント」のアダプタだと考え、それを購入しました。しかし、それはZC1000用のレンズには合いませんでした。私が買い求めなければならないのは「Cマウント」アダプタなのでした。あとで間違いに気がつき、Cマウントのアダプタを購入し直しました。

PENTAX QのボディとZC1000用のレンズをQに取り付けるためのマウントアダプタが揃い、それを紹介する動画の撮影をしました。いつものように、私、インディの鞭が拙いおしゃべりで解説のようなことをしています。動画にはZC1000も登場しますので、関心をお持ちの方はそのあたりもご覧下さい。
10倍ズームレンズは、それ自体が大きくて重いため、コンパクトなQには似つかわしくありません。また、背面の液晶画面でピントを合わせるのは難しいように思え、単焦点のレンズを使っていくつもりです。
このレンズを使うときは、昔の8ミリ映画を撮影するようなつもりで、動画の記録サイズを、【4:3】の比率になる【VGA】で使うつもりです。
実際に撮影してみましたら、8ミリカメラ用のレンズで、とても古いせいもあってか、今のデジタルのカメラで撮影した写真や動画を見慣れた目には、正直、精細さを欠くように感じました。しかし、撮影した動画をPCで見ていますと、昔懐かしい8ミリ映画を見ているような錯覚に襲われ、懐かしい気分になってくるから不思議です。
ただ、このレンズばかりを使うのではPENTAX Qが持つ本来のスペックが活かせないように考え、専用のレンズを中古で手に入れてしまいました。このレンズについても、動画内で、おまけのように紹介しています。
私が手に入れたのは、「PENTAX-01 STANDARD PRIME」(「リコーイメージング株式会社>小型交換レンズ 一覧」)です。
焦点距離がひとつの単焦点レンズです。焦点距離が【8.5ミリ】ですから、35ミリフルサイズに換算すると約【47ミリ】ぐらいで、私が一番好きな【50ミリ】に近いことになります。
個人的には【50ミリ】のレンズが好きで、これ一本あればほかのレンズがいらないと考えてしまうほどです。ですから、Qとこのレンズのコンビは、撮影する愉しさを充分味わわせてくれるでしょう。
黒いボディに白いレンズの組み合わせになってしまいますが、私はこうしたことは気にしないたちですので、問題はありません。キヤノンのレンズに望遠ズームの“白レンズ”といわれるズームレンズ郡がありますが、このレンズは私の唯一の“白レンズ”ということにしておきます(^m^)

以上、このほど手に入れたカメラとレンズを紹介する動画を作ったことをお知らせしつつ、そのカメラに私がどうして惹かれたのかの話などを書いてみました。良かったら動画を時間つぶしにでもご覧いただけたらと思います。