シャッターアングルの創造的利用

昨日、ネットの動画共有サイトYouTubeで興味深い動画を見つけ、本サイトで紹介しました。動画撮影時のシャッターアングルを取り上げた内容です。

Shutter Angle In Cinematography Explained

今は、デジタルの様々なカメラを使って動画を撮る人が増えています。デジタルカメラの動画機能しか知らない人で、フィルムのシネマカメラの構造を知らない人は、「シャッターアングル」についての知識を持たない(?)かもしれません。

この「シャッターアングル」については本コーナーで何度か取り上げています。その際、私は「シャッターアングル」とはいわず、「シャッター開角度」と書きました。ですので、本コーナーでは、「シャッターアングル」の意味で、個人的には使い慣れた「シャッター開角度」という用語を用いて書きます。

ひらめきと触覚の愉しみ

村上春樹1949~)は、1978年の春、明治神宮球場の芝生の外野席で、ヤクルトスワローズ広島カープの開幕戦を観戦した時に、小説を書いてみようという天からの啓示のようなものを受けた、というエピソードを、機会あるごとに書いています。

私は「天からの啓示」というような話は、素直には信じませんね。おそらくはその時の村上も、何かの拍子にそのようなひらめきを得たことは確かでしょうが、それが天からのものだったかは、当人も確信は持てないでしょう。

誰にでも似たようなことが起こったりしますが、それを単なる思いつきやひらめきとしなかったことで、いつの間にか、村上の場合は、それが「天からの啓示」という「物語」になってしまっただけ(?)のように感じなくもありません。

人が死んだあとに天国へ行くという話も、私は素直に受け入れることができないです。

中央部重点平均測光が進化?

最近になって、写真撮影のときの測光モードを中央部重点平均測光を使い始めたことを本コーナーで書きました。

今、デジタルのカメラで写真を楽しむ人は、マルチパターン測光や評価測光といわれるモードを使う人が多いのではないか(?)と思います。

私も、そのモードを使っていました。

もっとも私の場合、昨年の途中からでしたか、すべてを自分で設定するマニュアル露出を使っていました。

そんな私でしたが、ふとしたことから、レンズの絞りを優先する絞り優先AEにすると、これが使いやすく、それからは、そのAEモードを使い始めました。

CP+での富士フイルムの対応に好印象

「天皇誕生日」の23日から昨日の日曜日(26日)までの4日間、横浜にある横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)で、カメラと関連機材の見本市(というのかな?)が開かれました。

本催しも、新コロ茶番騒動のあおりを受け、必要のない制限を受け、3年間はネットでの開催となりました。それが今年、4年ぶりに、会場を使っての開催となりました。

この開催を心待ちしていた人もいたでしょう。私はフィルムの一眼レフカメラ時代から写真を趣味としていますが、会場へ足を運ぶことは考えませんでした。

二十年前のことが今

今から20年前といえば、2003年です。個人的な感覚としては、2000年以降はそんなに昔には感じません。しかし、「十年一昔」といういい方を借りれば、ふた昔も前です。

日本の元号が、昭和から平成に変わってから、個人的には、西暦との関わりがまるでわからなくなりました。昭和の時代は、昭和の年数に1925を足すことで、西暦の年がすぐに割り出せました。

先の対戦で日本が敗戦した昭和20年であれば、西暦1945年というように、です。

漫画の神様、手塚治虫19281989)がこの世を去ったのが、昭和から平成に替わるタイミングだったことは、何かを象徴しているように思われなくもありません。

それはともかく、2003年を元号に当てはめると何年だったか確認すると、平成15年です。平成何年だったがわかっても、どうも、ぴんときません。2003年の方が、今の年と比べて、どのくらい前だったか感覚的にわかります。

絵画と小説を共通点から探る

前回の本コーナーでは、村上春樹1949~)のエッセイ集『職業としての小説家』2015)に書かれている、村上の小説執筆工程について書きました。

それを書きながら、絵画の制作過程でも同じような話が書けそうなことに気がつきました。

ここでは古典的な欧州絵画を想定した話になります。

それを大ざっぱに分類すれば、細部まで克明に描かれた絵画と、細部が大ざっぱに描かれた絵画に分けることができます。そして、それぞれの制作過程は、大きくふたつに分かれざるを得ません。

「とんかち作業」を厭わない村上

本コーナーでは前回、村上春樹1949~)の『職業としての小説家』2015)を、Amazonの電子書籍版で読んだことを書きました。

その締めの部分に、村上がどのように小説を書いているのかを、書けることがあれば書く、と書きました。それをこれから書くことにします。

私はこれまで、村上の小説を、短編を含めれば、それなりの数を読んでました。そして、本コーナーで、読み終えた村上の小説について書きました。

それらの中にすでに書きましたが、村上は、書く前にプロットのようなものは作らず、いきなり書き始めるのではないか、と根拠のないまま書きました。

今回、村上がどのように小説を書くかについて書いた本書を読み、私の「読み」がそう外れてはいなかったことが確認できました。

村上に編集者は冷ややかだった?

村上春樹1949~)のエッセイ集『職業としての小説家』2015)を、Amazonの電子書籍版で読みました。本書は、2016年に文庫本として出版され、同年に電子書籍版でも出たそうです。

このようなエッセイ集は、多くが雑誌などに連載され、その後、一冊の本にまとめられたりするでしょう。

本書のあとがきで、村上がどのようにエッセイを書いたのかが書かれています。

村上は、自分が小説家として小説を書き続けている状況について、まとめて語っておきたいという考えを元々持ち、仕事の合間に、誰に頼まれたのでもなく、自発的に断片的に書き溜めたそうです。

露出モードと測光モードを工夫

私は写真撮影を趣味にしています。趣味ですから、被写体は、身の周りにあるものです。

私はフィルムの一眼レフカメラを使いましたが、考えて見ると、私が撮るものはほとんど変化がありません。今も昔のように、家で飼っている猫を撮影します。

昨日の関東南部は穏やかに晴れ上がりました。2月も下旬となり、陽の光が随分明るくなったように感じます。今ぐらいの陽の光を「光の春」といったりする(?)のでしょうか。

とはいっても、風があると、まだ空気が冷たく感じられます。昨日の昼頃に自転車で走りましたが、風があるところでは寒く感じました。

陽だまりは暖かったです。猫もそれを察知して、日向で過ごしていました。それに気がついた私は、ソニーのミラーレス一眼カメラ(ミラーレス)のα7 IIで猫の写真を撮りました。

ジョン・バリーの映画音楽で良い心地

昨日の午後、村上春樹1949~)のエッセイ集をしばらく読んで過ごしました。

眼が疲れたので、何か音楽を聴いてみよう、と最近また使い出したAppleデジタルオーディオプレーヤー(DAP)iPod classicを手に取り、イヤホンを耳につけました。

そのときまで、どんな曲を聴くかは決めていません。