今から20年前といえば、2003年です。個人的な感覚としては、2000年以降はそんなに昔には感じません。しかし、「十年一昔」といういい方を借りれば、ふた昔も前です。
日本の元号が、昭和から平成に変わってから、個人的には、西暦との関わりがまるでわからなくなりました。昭和の時代は、昭和の年数に1925を足すことで、西暦の年がすぐに割り出せました。
先の対戦で日本が敗戦した昭和20年であれば、西暦1945年というように、です。
漫画の神様、手塚治虫(1928~1989)がこの世を去ったのが、昭和から平成に替わるタイミングだったことは、何かを象徴しているように思われなくもありません。
それはともかく、2003年を元号に当てはめると何年だったか確認すると、平成15年です。平成何年だったがわかっても、どうも、ぴんときません。2003年の方が、今の年と比べて、どのくらい前だったか感覚的にわかります。
その2003年、あなたはどこで何をしていたか、記憶をたぐり寄せることはできますか?
私は、その年に起きたことで、特別思い出すことはないですね。父と姉が亡くなったのは2000年ですから、その3年後ぐらいの感覚です。
もうひとつ、私が「ものさし」に使えそうなことは、本サイトの更新を始めて何年目か、ぐらいですね。
私はPCを使い始めたのは、父と姉がまだ生きていた1999年5月です。PCを使い出してすぐ、自分のサイトを作ろうと思い、HTML言語を独学するため、わかりやすく書かれた本を買いました。
実際に自分のサイトができ、公開を始めたのは、その年の10月17日です。
テキストファイルに自分でHTML言語を書き、文章を書いて公開したため、はじめは、うまく表示されないなど、随分悩まされました。
ちなみに、HTML言語を使って作成したファイルは、ファイルの拡張子を”.html”で保存します。
本サイトは、それを始めた頃からコンテンツはほとんど変わらず、本コーナーの前身になる「マイ・ドキュメント」で、父の死の2カ月前の3月7日に第一回目の投稿をしています。
当時は、1カ月を1ページにして投稿しています。今度、これを日ごとに分割して、本コーナーの前身ということで、「オールド日々の独り言」で紹介してしまいましょうかね。
第一回目のタイトルは「アクセス解析」です。
アクセス解析といえば、ちょうど20年前の今頃の時期に投稿したもののアクセス数が、ここ数日多くなっているのに気がつきました。
HTML言語を交え、テキストファイルに書いて本サイトを更新するスタイルは、2013年の2月に、今も利用させてもらっているWordPressを介した更新に替わったことで、終わりました。
その後、2016年までWordpressで更新をしましたが、その3年間分の更新を、本サイトを独自ドメイン(現在のドメインは”indy-muti.com”)に変更する過程で、私のミスで失うことを起こしてしましました。
そのあと、2016年以降は、更新分を失うことなく、今に続いています。というわけで、2013年から2016年までの3年間分は空白となっています。
WordPressでの更新が軌道に乗ったあと、テキストファイルで更新したものを、WordPress仕様に変更することをしていますが、本コーナーだけでも、1999年10月から2013年までと、更新数が膨大になりますので、気まぐれに選んでは、変更することをしています。
どんな理由によってかわかりませんが、今、20年前に更新したものにアクセスが多くなっていますが、その投稿も、WordPess仕様に変更したものです。
二十年前に書いたことですが、タイトルを見ただけで、自分がどんなことを書いたか思い出せます。
元ネタは新聞に載っていた記事です。多分、高校受験のために、受験会場を目指していた女子中学生が、電車を乗り間違えてしまい、困っている様子に気がついた周りの大人たちが、女子中学生を助ける、というような内容だったと思います。
どこにでもある話といえば話です。その出来事を新聞で知り、本コーナーで紹介したことになります。
高校受験のシーズンはもう終わった(?)かもしれませんが、受験シーズンということで、何かのきっかけで私が書いたものが誰かの目に止まり、アクセスしてもらっている、といったところでしょうか。
私は気ままに本コーナーの更新をしていますが、何年経っても誰かの目に止まる可能性を考えると、他者を傷つけるようなことは、極力控えなければならない、と今更ながらに考えたりします。
自分が逆の立場に立ち、たまたま目にしたページに自分とわかる人間が悪く書かれていたら、いい気分になることはないですからね。
というわけで、気をつけて本コーナーの更新をしようと思います。が、それが逆の意味で過度になり、あたり障りのないことばかりでは、自分の持ち味を失います(?)ので、そのあたりは、うまく塩梅(あんばい)して、更新することにします。
あの時の女子中学生は、今年35歳になられることになりますね。その日のことは憶えているでしょうか。
2003年の出来事をネットの事典ウィキペディアで確認し、東京の六本木ヒルズがグランドオープンしたのがこの年であることを知りました。
そういえば、この手のことにはあまり関わりを持たない私が珍しく、このときは、六本木ヒルズを何度か訪問したことを思い出しました。本コーナーでも、その時のことは書き残していますね。
もしも、その時の更新がまだWordPress仕様になっていなかったら、このあと、その変更をしたくなるかもしれません。