先月、自分のサイトに独自ドメインを取ったばかりですが、一月ほどで新しいドメインに変更しました。理由は、前のドメイン利用料金が高額であったことに気がついたからです。
きっかけは、この動画を見たことです。
YouTubeのトップページにあったので、どんな感じかと思ってみました。この動画配信者は、アフィリエイトサイトを運営しているのか、そのためにはドメインがいいのなどの話をしています。
説明の最後に自分が初めて取得したドメインが紹介されました。それを見て、今更ながらに自分の浅はかさを知りました。
何年も前から独自ドメインが一般的になっていましたが、私が運営するのは個人サイトですから、ドメインを取るまでのことはないと静観していました。心境の変化があったのが今年の5月末で、後先の事を考えず、独自ドメインに移行しました。
私が利用しているレンタルサーバはロリポップ!レンタルサーバーですが、それと同じ系列のムームードメインでドメインを取得しています。
ドメインで良く知られるのは、日本ではYahoo!などが使っている”co.jp”でしょうか。Googleのドメインは”com”ですね。私もはじめは”com”にしようと考えましたが、値段を見て別のものにしました。現在、”com”の1年利用料金は760円です。
私はなるべく安く、それでいて悪くなさそうなドメインはないかと比べ、結果的には”site”にしました。自分が個人サイトを運営しているので、ぴったりのように感じました。値段も確か1年99円と破格でした。
1年限りの利用であればこれで何も問題はありませんが、2年以上同じドメインを使うのであれば、2年目以降の利用料金にも注意する必要があります。結果的に、私は1年目の安さだけに目が行き、2年目の利用料金を見落としていたのでした。
それについて解説した動画を見て、私が選んだ”site”の2年目1年間の料金が消費税込みで3974円であることに気づくという情けなです。300円の割引クーポンを適用しても300円差し引かれるだけです。
それを今更ながらに知り、焦りました。私はすぐに別のドメインにしようと考え、新たに”com”を取得しました。こちらの2年目は消費税込みで1598円です。
これで一安心とならないのが私の特徴といえましょうか。そのことがきっかけとなり、また自分が更新した投稿をすべて失いトラブルに見舞われました。
無事に新しいドメインの“indy-muti.com”を取得しましたが、WordPressの管理画面のドメインが”site”のままです。それでも更新には支障がなさそうですが、どうにも落ち着きません。そこで、何とか”com”に換えようとし、一度それまでの投稿を消し、バックアップすることを考え、実行しました。
WordPressのバックアップに私はUndraftPlusというプラグインを使っています。前回、初めてドメインを取得したときにこのバックアップ・プラグインを使い、実際に一度消した状態でリストア(復元)することを経験していましたので、問題なくできるだろうと考えたのですが、それに失敗しました。
それまで運営していたサイトとは別のサイトを別のドメインで運営するのであれば、新ドメインの導入で手惑うことはないでしょう。それが私の場合は、同じサイトを別のドメインに換えることになり、これはドメインの移管になりましょうか。
私は初めてということもあり、深く考えずに”indy-muti.com”として”indy-muti.site”で作り、バックアップファイルを使ってリストアを考えました。しかし、バックアップ・プラグのUndraftPlusの無料版では、ドメインの移管ができなかったのでした。
何度か試してみましたが、リストアすることができませんでした。プラグインやテーマ、その他などはリストアできましたが、データベースをリストアするとエラーになりました。
そこで、無料版でもリストアできる裏技がないか検索し、下のページを見つけました。
そこに書かれていたことを参考にし、藁にも縋る思いで試してみました。
このリストアで肝となるのがデータベースの復元です。私はバックアップしてあった圧縮ファイルの中で、データベースのバックアップするdbという拡張子の圧縮ファイルを解凍してできたGZファイルの中身を初めて見ました。
ファイル自体の容量は小さいですが、テキストエディタで開いてみるとアルファベットと数字、それから自分で設定したものや投稿が日本語の文字で大量に羅列されていました。
その中から、私の場合であれば”indy-muti.site”を”indy-muti.com”に置換すれば良さそうなことがわかりました。しかし、置換する箇所が大量にあり、それを自分でしたのでは時間がかかって大変です。結果的に、私の場合は2500カ所ほどありました。
私は自分で手書きのサイトを運営していたこともあり、20年ほどEmEditorという有料のテキストエディタを使っています。このエディタにも置換の機能があります。私は普段はこれを使っていませんが、これで置換すると、ものの数秒で完了しました。
この作業のあと、再び圧縮してレンタルサーバに上げ、リストアを試みましたが、私の場合はそれに成功することができませんでした。
最終手段としては、UpdraftPlusの有料版でリストアすることですが、海外のプラグインで購入が不安だったこともあり、ドメイン移管後のリストアを断念しました。
数年分の更新がリストアできるのであれば有料版を手に入れたかもしれませんが、直近のトラブルのあと1カ月分ほどしかないこともあり、諦めがつきました。
前回のトラブルから1カ月ほど経ち、ようやく形が整ってきたところでした。それがまた一からのスタートになり、嫌になります。しかし、引きずっていても仕方がありませんので、またコツコツと継続していくことにします。
私がWordPressを使い始めて3年以上になりますが、まだ使いこなしているとはいえないでしょう。昨日になって、〔インポート〕と〔エクスポート〕という機能があることに気がつきました。
気がついたばかりですから使ったことはないわけですが、〔エクスポート〕を使うことで、自分のPCに投稿などをダウンロードすることができるようです。そして、それらを再び〔エクスポート〕できるのであれば、ドメインを変更しても再構築ができたのかもしれません。それとも、この場合もドメインが変わったらそれができないのでしょうか。
いずれにしても、もうこれ以上振出しに戻るのはごめんですので、慎重にサイトの運営をしていくつもりです。
短期間でドメインが二度変わり、しかも、それ以前のコンテンツが失われてしまったため、このところはサイトへのアクセスが壊滅状態です。しかし、何事も一歩からと、投げずにやっていくことにします。