ある程度の年齢の映画ファンや、若い人であっても古い映画が好きであれば、『太陽がいっぱい』(1960)という作品があることを知っているでしょう。
私も映画は見ている方だと自分では考えています。どういうわけか、西部劇を見る習慣がないため、その分野の映画には疎いですが、それ以外であれば、知られている作品の多くを見ていると思います。
『太陽がいっぱい』も、過去に、NHK BSプレミアムで何度も放送されていますので、それなりに見ています。
ただ、きっちりと見ることを怠って来ましたので、アラン・ドロン(1935~)がモーリス・ロネ(1927~1983)が扮した金持ちの男を殺し、その男に成りすます話、ぐらいの認識しか持っていませんでした。