DaVinciのFusion使っていますか?

昨年末、ふと思いついて、一年半ほど休止状態にあったネットの動画サイトYouTubeの自分のチャンネルに、また、動画を上げることを始めました。

これを始めたことで、動画編集ソフトを使う機会が増えました。

私が使うソフトはBlackMagic DesiginDaVinci Resolve Studioです。本さまざまな機能が搭載されていますが、すべて使いこなせているわけではありません。むしろ、使えない機能の方が多いです。

なかでも、静止画や動画に効果をつけるFusionは、ほとんど使えないも同然でした。

私は何でも、ふと思いつき、始めてしまいます。今度は、このFusionをそれなりに使いこなしたいと考えました。

前に一度、そんな風に考えたことがあり、基礎的なことは、YouTubeにある動画で学んだつもりでした。しかし、そのあと、使わなかったため、また、一から学び直さなければなりませんでした。

私が参考にさせてもらった動画を下に埋め込みます。

Fusionの概念【初心者必見】DaVinci Resolve

基本的なことが、わかりやすく解説されています。YouTubeにおいては、本動画のように、何かを知りたいと思った人の要求に応える動画が好まれるのでしょう。

私が作る動画は、そのときに思いついたもので、誰かの役になるような動画は作ったことがありません。動画だけでなく、本サイトで書くことも、自分で書きたいことを書いているだけで、誰かの役に立つものは何もありません。

私がFusionを使おうと思ったきっかけは、自分のYouTube動画の終わりにつける「終了動画」をFusionで作ってみようと考えたことです。

YouTubeは見るだけで、自分で動画を投稿したことがない人には説明が必要でしょう。

動画を最後まで見ていると、その動画の投稿者のチャンネルへの登録を誘うアイコンや、その投稿者の他の動画が紹介される画面に切り替わるものが多いことに気がつかれるでしょう。

それらを表示するのがYouTubeの「終了画面」です。

私は、一年半ほど前に、それまで上げてあった動画をすべて引き上げるまで、私も終了画面はつけてありましたが、特別作り込んではいませんでした。

再開したあとも、黒い画面を20秒程度表示させるだけで、そこには、自分のチャンネル名を文字で表示させただけのものでした。

私は”Great Big Story”というチャンネルを登録しています。

さまざまな人をドキュメンタリーで紹介するチャンネルです。私がこのチャンネルをはじめに知ったのは、YouTubeではなく、Vimeoです。それがYouTubeにあることに気がつき、チャンネルを登録しました。

つい最近、そのチャンネルにある次の動画を本サイトで紹介しました。

A Portrait of the Puppet Master as a Young Man

本動画は何年か前、本サイトで紹介した記憶があります。私は本動画を捜して見たわけではありません。

私は今年に入って、ストップモーション・アニメーションに興味を持ちました。自分でもそれを真似たような動画を投稿したりしています。

そんな私の嗜好を把握するYouTubeが、本動画もアニメーションに関連するだろうということで、お勧めの動画として紹介してくれ、見て面白いと思ったので、本サイトでまた紹介しました。

本動画にも「終了画面」がつけられています。下の動画は、終了画面が始まる直前から再生されるように設定してあります。

A Portrait of the Puppet Master as a Young Man

私はその終了画面を見て、アイデアを借りて自分でも似たような終了画面を作ってみようと考えました。

16:9(720p)の横長の画面をふたつに分け、それぞれの背景の色を濃淡をつけたグレーにしています。

そして、それぞれの画面に、登録用のアイコンと動画を表示させています。

これと似たような画面を作るにはどうしたらいいだろうと考え、その結果として、Fusionの基礎をもう一度確認することになりました。

私が作った新しい終了画面は、昨日投稿した動画から使い始めました。終了画面だけを下に埋め込んでおきます。

私のYouTube終了画面

ちなみに、左下の動画は、私が昔作った自分の8ミリ映写機を紹介する動画の一部分を使いまわしたものです。

空欄部分に、私のYouTubeチャンネルの登録アイコンと動画をふたつ表示させます。ただ、昔に作った4:3(480i)の比率の動画にはこれを使えないため、どうしようか、考えています。

ともあれ、こんなことがきっかけで、DaVinci Resolve StudioのFusionに触れ、これはこれで面白いと感じました。使い方次第で、使い道はありそうです。

今浮かんだのは、Fusionを使って、シネマカメラに搭載されているシャッターアングル(シャッター開角度)を説明するような動画を作ったらどうかということです。

私が知る限りでは、シャッター開角度の動きを示したような動画はほどんどなかったように思います。

半円形のシャッターを模した図形を回転させ、フィルムを模した図形を1コマずつ送るだけのアニメーションですので、Fusionを使い慣れている人なら、苦もなく作ることができるでしょう。

私は慣れていませんので、試行錯誤が求められ、それなりの時間を要してしまいそうです。

それも含めて、愉しんで作業できたらと思っています。

気になる投稿はありますか?

  • 文字起こしはDaVinciに一日の長文字起こしはDaVinciに一日の長 昨年末から年始にかけ、あることを集中的にしています。 一昨年(2022年)7月末に、ある理由によって、ネットの動画共有サイトYouTubeの自分のチャンネルからすべて引き上げた自分の動画を再び上げることです。 該当の動画を自分のPCからただ単に上げるのではなく、音声を中心によりよい状態に修正したのち上げています。 そしてもうひとつ、引き上げるまで自分の動画 […]
  • DaVinci Resolve Studioの自動文字起こしはかなり優秀DaVinci Resolve Studioの自動文字起こしはかなり優秀 前回の本コーナーは、ネットの動画共有サイトYouTube用動画に字幕をつけることについて書きました。 それを二度試し、自分なりのやり方を見つけました。 私が動画編集に使うソフトは、BlackMagic DesignのDaVinci Resolve […]
  • 顔出し動画でのお勧めマイクは?顔出し動画でのお勧めマイクは? 私が昔から映像に強い興味を持つことは、本コーナーで事あるごとに書いています。 昔は、当時、普通の個人が唯一扱えた8ミリ映画を楽しみました。8ミリ映画のあとは、ビデオに記録メディアが変り、現在に続いています。 そんな関係から、1999年5月にPCを使い始めてすぐに思いついたのが、動画をネットで配信することでした。当時のことですから、今とは比較にならないほど通信回線 […]
  • ADコンバータ―の違いADコンバータ―の違い 私は映像と共に録音機器にも昔から強い関心を持っています。 そのため昔から、必要もないのに、4トラックで録音できるオープンリールのオーディオレコーダーを購入したりしました。 オーディオ機器もデジタル機器が主流となった今は、ZOOMの機器で、32bit floatで録音できるフィールドレコーダーのF2と、マイクトラックレコーダーのM3 […]
  • ウグイスと+αの音ウグイスと+αの音 今年は春の訪れが遅くなりました。 甲子園球場でセンバツ大会(選抜高等学校野球大会)が行われた3月末は、季節外れの冷え込みとなり、甲子園で雪の舞う日までありました。暖冬の予報で、桜の開花も早まるかと思っていましたが、春を前に季節が足踏みし、開花時期も遅れました。 4月になると、季節の歩みの遅さを取り戻すように、気温が上がってきました。季節の移り変わりは平坦ではなく […]