昨日、次の動画を見て、面白いと思ったので、本サイトで紹介しました。
これは私が面白いと思っただけで、この分野に関心がない人には面白く感じられないかもしれません。
海外の動画配信者で、この方は、ストップモーション・アニメーションを積極的にされているようです。そして、これから同じようなことを始めてみようと思っている人に向け、動画で解説をしてくれています。
何度も書いてしまいますが、私は昨年末、一年半ほど休止状態にあったネットの動画共有サイトYouBubeの自分のチャンネルを再開しました。
以来、ほぼ毎日のように、自分のチャンネルに動画を上げることをしています。
再開するまで縁がなかったジャンルにも動画を上げるようになりました。それは、60秒以内の短い動画で、しかも、縦長か真四角の動画に限定されるショート動画です。
いろいろなことに挑戦してみたい気持ちが高まっていたこともあり、早速、ショート動画を作ることを始めました。
始めてみて気がついたことがあります。それは、通常のYouTube動画より、ショート動画の方が、「作品性」があるのではということです。
60秒以内に収めるため、表現が限定され、それがいわゆる作品性を持つような気がします。
理屈はともあれ、昨日、私はショート動画を作り、次の動画を自分のチャンネルに上げました。
そのきっかけになったのが、昨日の朝に見て、すでに本ページに埋め込んだ動画です。
私はこれまで、自分なりに作ったショート動画をいくつかチャンネルに上げました。それらは、デジタル一眼カメラ(デジ一)で、私が使うキヤノンのEOS 30Dを使って撮影しています。

ストップモーション・アニメーションは、静止画の集合体で作られるため、静止画を撮影できるカメラであれば、どんなものでも利用できます。
しかし、ストップモーション・アニメーションの制作に特化したアプリを使えば、もっと手軽に作れそうに考え、昨日、早速、自分のタブレットPCに”Stop Motion Studio”という無料のアプリを入れ、使い方がまだよくわからないがら、とりあえず作ってみました。
実際に使ってみて、このアプリがとても気に入りました。直感的に操作でき、ほとんど迷うことなく使えました。
ただ、あとでこのアプリを解説した動画を見て、それを事前に知っていたら、もっと有効に使えたことを知りました。
たとえば、下に埋め込んだ解説動画です。
本ページの一番上に埋め込んだ海外のYouTuberの解説では、フレームレート(fps)は15fpsが推奨されており、私もそれに倣ってアニメを作りました。
それが、日本の配信者の動画では、8fpsを推奨しています。
動画の説明によると、日本のテレビアニメでは8fpsがよく使われているということです。
フィルムで作られる商業映画は、1秒間に24コマ撮影します。私が昔に使った8ミリ映画は毎秒18コマでした。1秒間のコマ数やフレーム数が多いほど、滑らかな動きが撮影できます。
しかし、アニメーションでフレーム数を多くすると、それだけ撮影する静止画が増えてしまいます。
8fpsでいいのであれば、その方が楽です。1秒間に15枚撮影するより、8枚の方が約半分の労力で済むからです。
今回の私のアニメでは、15fpsで35秒程度の長さになりました。このアニメのために撮影した静止画の枚数は538枚でした。
ということで、次回から、Stop Motion Studioでアニメを作る時は、8fpsを選ぶことにします。
このアプリの優れている点はいくつもありますが、そのひとつは、撮影中に、それまで撮影したアニメの動きを再生でき、確認できることです。
私がデジ一のEOS 30Dで作った時は、すべて撮影が終わって、静止画をすべてつなげることで、初めて動きを確認することができました。逆のいい方をすれば、すべての作業が終わるまで、自分が作ったアニメの動きが確認できないということになります。
もうひとつ、これは今回の撮影をしたあとに知ったので使いませんでしたが、「オニオンスキン」という機能があります。
これは、すでに撮影した静止画が半透明で重ねられて表示される機能です。それを使うことで、前の動きを確認しながら、新しい動きをつけることができます。
Stop Motion Studioを初めて使ったこともあり、撮り終わったあと、どのようにして動画ファイルに書き出すのか、迷いました。
はじめは、自分のGoogle Driveに書き出してみました。自分のPCに取り込んで、編集しようと考えたからです。
しかし、GooGle Driveから自分のPCにダウンロードしたファイルは、再生することさえできませんでした。
そこで、次に、YouTubeに直接アップロードする方法を試しました。こちらはスムーズにアップロードできました。
しかし、その段階になって気がついたことがあります。そのアニメには音がついていないことです。動きだけでもいいといえばいいでしょうが、どうしても効果音が欲しいです。
そこで、YouTube経由で、動画をファイルにしてPCにダウンロードしました。その上で、私が使う動画編集ソフトのDaVinci Resolve Studioに取り込み、効果音をつけました。
ただ、DaVinciに取り込んだ、DaVinciでは最少フレームが16fps始まりとなっています。そこで、15fpsで撮った動画を16fpsとして設定しました。
効果音をつけた動画をYouTubeにアップロードし直し、自分で再生させて見ると、ピッタリ合わせた効果音が、大幅にずれています。何が原因しているのか、今のところはわかりません。
Stop Motion Studioには、あらかじめ効果音が入っているようですね。それをアプリでつけ、そのあとにYouTubeなりにアップロードした方がよかったです。
ともあれ、これほど楽しいアプリはない、と久しぶりに感じました。
というわけで、これを使ってどんどん、ストップモーション・アニメーションを作りたいといいたいところですが、作ることはできても、作る基、アイデアが必要です。
これは、「どんどん」というわけにはいかなそうです。
このアプリをもう少し使い、気に入ったらPro版か、デスクトップ版を購入しようと考えています。