昆虫画家・熊田さんのシンプルライフ

ジャン・アンリ・ファーブル18231915)に魅せられて、虫や植物を克明に描いた熊田千佳慕(くまだ・ちかぼ)19112009)という画家がいます。ご存知でしょうか。

私が熊田を知ったのは、新聞に載ったこの記事を見たときです。

熊田千佳慕の作品展を紹介する新聞記事

この記事は切り抜いて部屋の壁に貼ってありました。記事上部の黒ずんだところはセロテープの痕です。これを以前、本コーナーで紹介していますが、それまでに、新聞記事が変色するほど年数が経っています。

記事で紹介されている熊田の年齢が81歳です。熊田は1911年生まれですので、この作品展が1992年にあったことがわかります。

ホームズとワトスンの挿絵にはモデルがいた

Amazonに電子書籍サービスのKindleがあります。私はAmazonの有料会員になっていることもあり、新たに読む本はほぼすべてこのサービスを利用しています。

通常は、読みたい本があれば購入しなければなりません。そしてそれとは別に、1カ月980円払うことで、対象の書籍であれば期間中に何冊でも好きなだけ読むことができるKindle Unlimitedというサービスがあります。

私はこのサービスを3カ月間、199円で利用できる権利を得、そのときに、それまで読んだことがなかったアーサー・コナン・ドイル18591930)の『シャーロック・ホームズ』シリーズの短編集を読み始めたことは本コーナーで書きました。

ピアソラに魅せられて

一カ月半ほど前、本コーナーで、自分の中で始まった「Apple祭り」について書きました。

私はスマートフォンを使ったことはないですから、AppleのiPohneというのも、私には無縁なアイテムです。私がAppleとつながりがあることといえば「音楽」です。

そのきっかけは、Appleから出た画期的なデジタル・オーディオ・プレーヤー(DAP)iPod classicを使うようになったことです。これが私には実に魅力的なアイテムです。

そのiPod classicがある日突然使えなくなりました。このDAPの製造・販売は終了しており、自分が使ってきたそれが使えなくなったら、その次はないと諦めていました。

それが一カ月半ほど前、再び使えることがわかり、狂喜したというわけです。

ある女の肖像

肖像画らしきものを油絵具で描きました。そのきっかけについては本ページで書きました。

私には毎週水曜日の午後9時からNHK BSプレミアムで放送される『名探偵ポワロ』を録画して見る習慣があります。

その時間枠で今月の8日に放送されたのは『チョコレートの箱』という話です。これは20年前に起きた事件で、当時、ポワロはまだベルギーで警察官をしていました。

そのポワロがある若い女性から捜査を依頼され、ポワロは私立探偵として初めて事件を調べています。

ポワロに捜査を依頼したのはビルジニーという女性で、それを演じた女優が美しかったので、その女性を描きたくなりました。

ひらめきと触覚の愉しみ

村上春樹1949~)は、1978年の春、明治神宮球場の芝生の外野席で、ヤクルトスワローズ広島カープの開幕戦を観戦した時に、小説を書いてみようという天からの啓示のようなものを受けた、というエピソードを、機会あるごとに書いています。

私は「天からの啓示」というような話は、素直には信じませんね。おそらくはその時の村上も、何かの拍子にそのようなひらめきを得たことは確かでしょうが、それが天からのものだったかは、当人も確信は持てないでしょう。

誰にでも似たようなことが起こったりしますが、それを単なる思いつきやひらめきとしなかったことで、いつの間にか、村上の場合は、それが「天からの啓示」という「物語」になってしまっただけ(?)のように感じなくもありません。

人が死んだあとに天国へ行くという話も、私は素直に受け入れることができないです。

絵画と小説を共通点から探る

前回の本コーナーでは、村上春樹1949~)のエッセイ集『職業としての小説家』2015)に書かれている、村上の小説執筆工程について書きました。

それを書きながら、絵画の制作過程でも同じような話が書けそうなことに気がつきました。

ここでは古典的な欧州絵画を想定した話になります。

それを大ざっぱに分類すれば、細部まで克明に描かれた絵画と、細部が大ざっぱに描かれた絵画に分けることができます。そして、それぞれの制作過程は、大きくふたつに分かれざるを得ません。

2009/03/12 布地と人形を活かし生かされる辻村寿三郎

「つじむら・じゅさぶろう」という人物がいます。この人物がどのような人で、どのようなことをされているか、ご存じでありましょうか。

個人的には、以前から「つじむら」さんには関心を持ち、テレビで「つじむら」さんが取り上げたりしますと、かなりマメにチェックしてきたように思います。

「つじむら・じゅさぶろう」。以前は「辻村ジュサブロー」。今は「辻村寿三郎」19332023)と書きます。職業は「人形作家」です。

その昔、NHKで『新八犬伝』19731975)という人形劇が放送になり、人気を博しました。その劇に登場した400体ほどにものぼる人形のほとんどすべてを作ったのが辻村ジュサブローで、辻村寿三郎さんです。

2011/12/27 来る新年に使いたいカメラ・キカイさんの場合

本日も、本コーナーは思いつきの独り語り「気まぐれトーク」の形式にて更新しています。なお、トークは前日の夜に行っています。

本日分の内容につきましては、音声ファイルでご確認下さい。で、そうされない場合は、下にトークを要約して書き起こしていますので、それをお読みになって、トークのだいたいの流れをご想像下さい。

なお、音声ファイルはMP3方式にて紹介しています。再生箇所は前後に自由に移動させることができるますので、下の書き起こしで見当をつけ、聴いてみたい部分だけを“つまみ聴き”するようなこともできます。ご自由にお楽しみ下さい(^ー^)ノ

インディの鞭の気まぐれトーク〔2011.12.26〕

トークを要約した書き起こし

今回も夜にトークをしている。が、今夜(26日)のところは、トークをする予定は全くなかった。

本コーナーの私のトークは「気まぐれトーク」というぐらいで、気が向けばトークをするし、トークをしようと思っていても気が向かなかったらトークをしないという、それこそ気まぐれな形ですることになる。今回は、たまたま「気まぐれの風」が吹き、このようなトークをしてしまったことになる。

2012/07/20 鬼海弘雄の変わらない撮影術

今月号が今日発売になりましたので、すでに先月号になってしまったカメラの月刊誌『アサヒカメラ』7月号に、作家で写真も映画も撮る椎名誠1944~)と、写真家の鬼海弘雄(きかい・ひろお|19452020が写真について対談した「写真とことば、旅の話」が載っています。

百々俊二氏×鬼海弘雄トークショー

椎名といいますと、『アサヒカメラ』に「シーナの写真日記」という連載コーナーを持ち、そこに文字通り、毎月白黒の写真と文章を載せています。7月号時点で232回ですから、随分と長く続いています。

鬼海の作品で凄いと思うのは、ひとりの人物をまっすぐに写したモノクロームの肖像写真です。まるで肖像画のように、背景も無地です。あとで知りましたが、それらは東京の下町、浅草浅草寺の境内で撮影したものだそうです。

使うカメラは、写真家になると決めたときに手に入れたハッセルブラッドシリーズのスタンダード・モデル「500C」です。

露出パターンとEOS 30D

今はほとんど使っていないものが、あるとき、それが持つ魅力や能力を見直し、また使い始めることがあります。

私は昨日から、あるものを再び使い始め、それが持つ可能性を感じています。それは、キヤノンのデジタル一眼カメラです。

レンズ交換式の一眼カメラは、今はメーカーもミラーレスが中心で、それ以前の一眼レフカメラは開発や販売が停止しつつあります。

私が昔に購入して今も手元にあるカメラにキヤノンのEOS 30Dがあります。このカメラが発売されたのは16年前の2006年です。

今はソニーのミレーレス一眼カメラのα7 IIを使っていますが、ソニーのα7に乗り換える2014年3月までは、キヤノンのEOS 5Dを使っていました。

α7に乗り換えたあとも、EOS 5Dのために手に入れたレンズが2本ほど残っていました。そこで、それを使うため、2014年11月に、EOS 30Dを購入しています。