判定はアバウト 結果は重大

野球は「アバウト」なスポーツといえましょう。

一球ごと、一プレーごとの判定をするのは、審判員の眼です。精神が安定しているばかりとはいえない人間の眼で、投手のストライクとボール、セーフとアウト、そして、フェアとファウルなどを判定します。

審判員が人間である以上、百パーセント正しい判断を下せるわけではありません。そのため、ときに、プレーする選手に泣き笑いさせることを起こす判断をします。

今は高校野球の選手権大会の予選が全国各地でたけなわです。22日に実際に行われた試合中に起きたことを振り返り、審判員の判断が確実ではないことを確認しておきます。

プレーする選手や審判員を非難するのが目的ではありません。また、固有名詞は用いず、地区や高校名にはアルファベットを用います。

YouTubeの動画削除しました

一年の間には記念日が何度かあったりします。個人にとっては、誕生日や、既婚者であれば、結婚記念日が最たる記念日といえましょう。

昨日、7月25日は私にとっては誕生日でした。といいましても、私の誕生日ではありません。

本日の豆訂正
YouTubeの自分のチャンネルを作った日付を7月25日と書いていますが、これは間違いです。2008年7月21日でした。

ネットの動画投稿サイトのYouTubeに自分のチャンネルを作ったのが2008年7月21日で、私にとっては、自分のYouTubeチャンネルの誕生日なのでした。

YouTube Studio チャンネルのダッシュボード(2022.7.25)

チャンネルの誕生日の表示は毎年あったのかもしれませんが、気がついたのは今年が初めてです。結果的に、皮肉な話となりました。

映画史上最も評価される作品は?

本コーナーで、レコーダーに録りためた映画を見て、それについて書くことをしています。今回は、オーソン・ウェルズ19151985)の監督デビュー作にして、評価が非常に高い『市民ケーン』1941)です。

私もそれなりに米国を中心とする海外作品を見ているつもりですが、本作をはじめから終わりまでしっかり見たのは初めてです。

米国で公開されたのが1941年。日本ではなぜか遅れ、1966年になってやっと公開されています。

Citizen Kane – Famous Last Words Scene (1/10) | Movieclips

本作について書くときに、「バラのつぼみ」の台詞は欠かせません。

人体で弱点になりそうなのはどこ?

人体で、もっとも負担が大きい部位はどこだと思いますか?

小・中・高・大の運動部に所属する人は、体のケアに気をつけるでしょうから、どの部位の負担が大きいかなどは、日頃から考えたりするでしょう。

私は、中学時代に剣道部に所属しましたが、地区の大会に出る程度で、勝ち負けにこだわらなかったため(めったに勝たなかったという意味です)、特別気にすることもありませんでした。

今は毎日30分程度運動をしていますが、体に負担がかかる運動ではないため、運動をすることで体を傷めることとも無縁です。

そんな私ですが、先週の中頃、人体で最も負担が大きいのは足首ではなかろうか、と考えました。

安倍元首相の献花台も不要

事件や事故が起こり、それがマスメディアに取り上げられるようなものであると、現場に献花台というものがしつらえられたりします。

このたびの安倍晋三元首相(1954~2022)銃殺現場にも献花台がしつらえられ、花を手向ける人が行列を作っています。

どんなに惨い死に方をされたのであっても、献花台で故人をしのぶのは意味がない、と私は考えます。これは今回の場合そう考えるというわけではなく、これまでに起きた事件事故の現場にしつらえられた献花台すべてに同じような考えを持っています。

私は一応は仏教徒(真言宗)ですが、宗教には関心を持ちません。人間が死んだあとに、仏教徒であれば浄土へいくという教えも、私には受け入れがたいです。

安倍氏が手を握り返した、は本当か?

安倍晋三元首相(1954~2022)が銃撃されて亡くなったことで広がった波紋が、なかなか小さくなりません。

事件が起きた直後は、現場の状況が錯綜し、多少は事実と異なる報道があっても致し方ない面がなくもありません。しかし、事件からある程度時間が経った今になってもなお、事実かどうか疑われるようなことが報じられるのはいかがなものでしょうか。

本日のYahoo!に上がっていたスポーツ報知の記事にも、にわかには信じがたいことが書かれています。

あとになってほぼ確認されたのは、銃撃された直後から、安倍氏は心肺停止の状態にあったであろうことです。私に無責任な書き方を許してもらえれば、安倍氏はほぼ即死の状態で、手の施しようがなかったのであろうと考えます。

おこちゃま向け番組作りの日本

今月7日夜、NHK BSプレミアムで放送された番組「ダークサイドミステリー」を録画して残しました。

この番組は、以前はよく見ていましたが、今は見ることが少ないです。しかし、7日の放送は「エドガー・アラン・ポー 恐怖と幻想の案内人」とあったので、多少期待して録画しました。

それを昨日になって見ました。

『ダークサイドミステリー』テーマ曲(志方あきこ『Turaida』|「Arcadia」)オケアレンジ

しかし、エドガー・アラン・ポー18091849)が34歳の時に書いたという短編小説『告げ口心臓』(1843)を紹介する場面を見るうち、つまらなく感じ、再生を止めました。

見る人によっては、今回の放送を最後まで面白く見たかもしれません。しかし私は、始まって、おそらく10分前後で、見ていられなくなりました。

安倍氏が人の子なら、あなたも私も同じ人の子

昨日の午前11時半頃、奈良市内で自民党の候補の応援演説をしていた安倍晋三元首相(1954~2022)が銃撃を受け、当日午後5時頃に死亡する衝撃的な出来事がありました。

参議院選挙の最中だったこともあり、各党の代表は、「民主主義を暴力で否定する蛮行で、決して許すことはできない」とこぶしを振り上げる”ポーズ”をこれ見よがしに見せています。

普段はテレビニュースを見ることがない私ですが、昨日は、少々付き合いました。それを見ていて感じたのは虚しさです。

安倍氏が命を亡くされたのは哀しいことです。しかし、安倍氏でなくても、命を亡くした本人は、亡くなってしまったのですから、自分の死を哀しく感じることはありませんが、残された家族らは、同じような悲しみに襲われます。

一般の市民が亡くなって、民主主義がどうのといわれることはありません。人の死と民主主義は結びつきません。

デタラメが過ぎるも、やがて感心

レコーダーに録りっぱなしになっていた古い映画を見ては、本コーナーで紹介を続けてきましたが、昨日見たのは、1933(昭和8)年公開の作品です。

映画はずいぶん昔からあるように感じますが、意外と歴史は長くありません。百年前は、映画のほぼ黎明期になってしまいます。

ということで、1933年に作られた作品は、現代の作品とはかなり趣を異にします。もっとも、当時であっても、「真面目」に作られた作品もあるでしょうが、昨日見た作品は、「不真面目」に徹しています。

原題は”Duck Soup“で、鍋に生きたアヒルを何羽も入れ、下から火で炙る映像に、タイトルが表示されます。

陸(おか)に上がった水兵のミュージカル

ニューヨークを漢字でどう書くか知っていますか? 「紐育」と書いて「ニューヨーク」の意味になります。

こんな書き出しをしますと、本ページで何について書こうとしているか、勘のいい人で、古い映画を知る人であれば、気がつくかもしれません。

今回は、ミュージカル映画の『踊る大紐育』1949)を取り上げます。

このところずっと、昔のハリウッド映画について書いています。NHK BSプレミアムで放送された作品を、あとで見ようと録りため、それが溜まったので、時が経ってから見ることをする一環で本作を昨日見ました。

放送されたのは昨年3月12日です。

例によって、予備知識なく見始めました。

出演者がタイトルで紹介されます。その中に、フランク・シナトラ19151998)の名がありました。

本作は、”On the Town“(1944)というブロードウェイ・ミュージカルを下敷きとしたミュージカル映画です。3人の若い水兵が、24時間の時間制限で、ニューヨークの街を舞台に飛び回る設定の作品です。