昨年末にふと思い立ち、ネットの動画共有サイトYouTubeに作ってある自分のチャンネルに、かつて上げてあった動画を再び順に上げることを年をまたいでしています。
本日も次の動画を上げました。
これで、自分のチャンネルの動画は全部で18本になりました。
ちなみに、本動画の撮影に使ったのはペンタックスのPENTAX Qです。

無の状態から18本の動画を作るのは時間がかかります。私の場合は、過去に上げた動画をまた上げているだけのため、短期間でその本数にすることができます。
それに加えて、上の動画の「改良版」を作り、続けて上げました。それが次の動画です。
動画の説明からわかるように、同じ動画の「ショート動画バージョン」です。
今は、スマートフォン(スマホ)で綺麗な動画が撮影できるようになりました。
私は昔から映像が好きで、自分でも映像の撮影を楽しんできました。そんな私から見て新鮮な驚きに感じるのは、若い人がスマホで撮る動画です。
私はスマホを持っていませんが、それを渡されて動画の撮影をするなら、スマホを横に構えて横長の画面にして動画を撮るでしょう。ところが、それまでおそらくは動画を撮ったことがない若い人は、スマホを立てたまま動画の撮影にも使います。
画面を有効に使おうと思えば、横長にして使いそうなところ、縦型動画を撮ってしまいます。
今はミラーレス一眼カメラで動画を撮る人が多いですが、ミラーレスのカメラを立てて、縦動画を撮る人はいないか、極めて少ないだろうと思います。
ミラーレスで縦動画を撮ろうとしたら、カメラは横に寝かせなければならないわけですが。
昔の実話です。その当時は8ミリ映画のカメラで撮影する人がいて、私も撮っていました。
ある人が、打ち上げ花火をカメラを縦にしてといいますか、実際にはカメラを寝かせるようにして撮影した、というような話を聞きました。
打ち上げ花火を縦構図で撮りたくなる気持ちはわかります。空高く、縦に花火が打ち上がっていくからです。
それを「縦動画」にして見るのは、8ミリ映画の場合は厄介です。映写機を寝かせ、映写スクリーンも縦型にしなければならないからです。
ともあれ、それがスマホであれば、抵抗感なく縦動画を撮ってしまいます。
たしか、新コロ茶番騒動が始まる前年、私の姪がフランスへ旅行に行きました。旅行から戻ってきて、旅先のルーブル美術館の館内で撮った動画を見せてもらいました。
私がレンブラント(1606~1669)を好きなことを知っているため、同美術館にあるレンブラントの作品がたしか写してありました。
姪も縦動画にして撮影していました。
このようにして、いつの間にか縦動画が「市民権」を得ました。そうなれば、動画を共有するYouTubeとしても縦動画を無視するわけにはいかなくなったのでしょう。
いつからか、YouTubeで縦動画によるショート動画を扱うようになりました。YouTubeが定義するショート動画は、動画の長さが60秒以内で、画面のアスペクト比が正方形または縦長としています。
動画の長さが60秒以内であっても、16:9(1080i)、あるいは4:3(480i)の横長であったらショート動画とは扱われないのでしょうか。
私が本日上げた花の開花をインターバル撮影(低速度撮影)した動画の長さが60秒以内であったことで、これをショート動画にしたらどうだろう、と思いつき、すぐに実行しました。
やり方は簡単です。
動画編集ソフトに私はBlackMagic DesignのDaVinci Resolve Studioを使っています。それを使って私がやったのは、次のようなことだけです。
新しいプロジェクトを作り、該当の動画を読み込む前に、これから始めるプロジェクトの設定画面を開きます。その[マスター設定]にある[タイムライン解像度]を、縦動画用にするだけです。
今回の花の動画の元の解像度は、【1920×1080】です。昨年末からYouTubeへの動画を再開して以降、私は、【1920×1080】で撮った動画であっても、【1280×720】に設定します。
これは【720p】という解像度で、これが実はYouTubeには最適であることをネットで知ったからです。
今回はこの比率の数字を基に、カスタムで【720×1280】に設定しました。あとはこの設定のまま、書き出すだけで、横動画が縦動画に変わります
もっとも、縦動画で使える素材でなければ、縦動画にしたら見づらくなるだけかもしれませんが。
ほんの思いつきでやってしまいましたが、あのやり方で良かったのか、まだわかりません。違っていたら違っていたで、そのときは正しい方法を見つけてやり直すだけです。
月を望遠で撮った動画も短いのがありますので、それもショート動画にしたらどうかと考えたりしています。
しばらくは、YouTube漬けとなりそうです。