日本のPCR陽性率を知っていますか?

降水確率が50%のときは、雨具を用意する人が半分か、それ以上いるかもしれません。それがもし、8%(という半端な数字で発表されることはありませんが)であれば、雨具を用意するのは、よほど用心深い人だけでしょう。

新コロ騒動は、用心深い人を急増させています。それを生み出すのは軍産複合体の一部門で、新コロワクチン利権に協力する(?)マスメディアです。

降水確率ではほとんど誤差に近い8%ぐらいが、日本のポリメラーゼ連鎖反応(PCR)陽性率なのだそうです。

ネットの動画共有サイトYouTubeで、歯科医師の吉野敏明氏(1967~)がそのあたりについて話す動画を昨日、本サイトで紹介しています。その数字に言及する少し手前から再生が始まるように設定したので、ご確認ください。

本日の豆告知
本ページで紹介した動画はYouTubeから削除され、今は見ることができません。
本日の豆データ
吉野氏は「8%ぐらい」とおっしゃっていますが、ネットで検索すると、全国の都道府県でばらつきがあり、全体的に低い数値ですね。11月25日時点の全国平均が【4.01%】で、8%を超えているのは茨城の【8.35%】だけです。低い県は1%未満です。これを見て意外に感じたのは空港検疫の【0.45%】です。これを見る限り、海外から来る人の陽性率は、考えられているほど高くないことになりましょうか。ま、今は入国できる国が限られていますが。

マスメディアは「感染者が急増している」「第三波だ」などと報じていますが、増えているのは感染者ではなく、PCR陽性者です。

吉野氏は、はじめの頃の動画から、症状が出て初めて「感染」とすべきと指摘しています。それなのに、マスメディアは症状の有無に関係なく、PCR検査で陽性になっただけで、報道の受け手に「患者」をイメージさせる「感染」を使い続けています。

風邪でもインフルエンザでも、喉の粘膜にそれぞれのウイルスが付着することはあるでしょう。しかし、それらは、うがいをするだけで体外へ排出でき、発症する恐れは少ないです。

私個人は、新コロといわれるような新型のウイルスは存在しないと考えていますが、仮に存在するとして、それが数個、あるいは数十個、数百個がPCR検査で陽性に反応しただけの人まで「新コロ感染者」とするのが今行われている「PCRマジック」です。

この「マジック」に引っかかる陽性率が、吉野氏にいわせれば、「ずっと8%ぐらい」で変わらないということです。それなのに、マスメディアのいう「感染者数」が増えているのは、検査数が増えているだけで、分母が大きくなっただけのことです。

軍産複合体マスメディアは、ワクチン利権を握る連中の命令で、新コロ恐怖を煽らなければならない立場に置かれているようです。

ここまでの話とは別に、昨日の朝日新聞に「(新型コロナ)ゲノム情報、感染ルート解明に一役 ウイルス変異追い、伝わり方推測」という記事がありました。これを書いたのは、編集委員をされている人です。

私は専門的な知識が皆無のため、徳島大学名誉教授の大橋眞氏に朝日の記事を読んでいただき、どのように評価するか伺いたいです。

無知な私は、記事に「ゲノム」と書かれていても、それをイメージすることすらできません。ですから、朝日新聞で編集委員をされる方が書かれた記事を読みますと、なんとなく納得させられた気分にならないでもありません。

そんな私ではありますが、素人なりに、この記事にはおかしいところがあるように感じましたので、ここに書いておきます。

記事は前置きのあと、新コロ騒動の日本での始まりとなった大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で感染した夫婦の例が紹介されています。

問題のクルーズ船に乗っていた一組の夫婦の例が紹介されていますが、その夫婦にPCR検査をすると、二人からPCR陽性反応が出たそうです。

日本の国立感染研究所が、二人から採取した検体から「ウイルスのゲノム情報を調べた」とあります。私はここで引っかかるものを感じます。私の素朴な疑問は_

そのウイルスはどんなウイルスですか?

です。

新コロについて書いた記事ですので、この記事を読む多く、あるいはほとんどの人は、新コロのウイルスと思ってしまうでしょう。

ところが、YouTubeを使って新コロ騒動の問題点を指摘する徳島大の大橋氏は、再三再四、「(自分の知る限り)新コロウイルスを単離した例はない」と話されています。

それが、朝日のこの記事では、「ウイルス」からゲノム情報を得た、と当たり前のように書いています。

ご丁寧なことに、記事には、次のような新コロの「イメージ画像」が添えられています(朝日の記事に添えられた画像を拝借しています)。

朝日の記事「(新型コロナ)ゲノム情報、感染ルート解明に一役 ウイルス変異追い、伝わり方推測」に添えられた画像(2020.11.26)

こんな画像を見せられると、新コロ騒動に疑いを持たない人は、新コロといわれるウイルスは当然ながら単離しているものと考えてしまうでしょう。私も、大橋氏の指摘を知るまでは、迂闊なことに、新コロといわれるウイルスは騒動が始まる前に単離できていると考えていました。

これは、米国疾病予防管理センター(CDC)が、コンピュータグラフィックス(CG)で作成した画像です。

新コロのウイルスを単離できているのであれば、電子顕微鏡で撮影した画像を載せればいいだけの話です。CGで画像を作ることをしているところを見ますと、大橋氏がおっしゃるように、新コロウイルスを未だに単離できていないようです。

新コロといわれるウイルスを単体で確認することができていないのであれば、朝日の記事は読んでいてもわからなくなります。記事に「ウイルスのゲノム情報」とあっても、新コロウイルスに特定された情報でないことになり、「どんなウイルスから得られたゲノムなのですか?」と素朴な疑問を持たざるを得ないからです。

RNAウイルス「塩基」は、「A、U、G、C」の4種類の文字で表されるそうで、それが、今回の記事にあるクルーズ船に乗船し、夫婦でPCR陽性者になった二人は、夫と妻の「塩基」が「1文字だけ異なっていた」と書かれています。

このあたりのことは、記事を書く朝日の編集委員にもわからない話でしょうから、取材で得られた感染研で病原体ゲノム解析研究センター長をされている黒田誠氏の推定をそのまま書いていることになりましょう。

この辺の話は素人の私には皆目わかりません。専門知識が豊富な大橋氏や吉野氏にわかりやすく解説して欲しいところです。

朝日の記事は、クルーズ船の夫婦について書いたあと、次のように書いています。

中国・武漢から各地に広がったウイルスは、それぞれの地域で、時間の経過とともに別々の変異を繰り返していく。

騒動のはじめ、中国の武漢が新コロのウイルスの発生地とされ、封鎖された都市の様子を盛んに報じました。現地を取材する映像を見た多くの人はそれを信じ、今になってみれば迂闊なことに、私もその報道を信じ、本サイトで現地を取材した素人が撮影する動画を紹介したりしました。

しかし、騒動に疑いを持つようになって当時の報道を振り返り、いろいろな疑問が生じました。

中国産か日本産かをPCRで判別できるのか

7月はじめ、朝日は中国の武漢で取材し、何回かに分けて記事にしています。私はそれを読み、疑問に感じたことを本コーナーで取り上げました。

朝日の記者が、最初に新コロによる肺炎が発症した考えられる「エビ売りの女」への接触を試みています。日本でもここがウイルスの発生場所として盛んに報じた「武漢華南海鮮卸売市場」で、エビ売りをしていた女性です。

記者がその女性に会うことはできずに終わりますが、その女性はその後、症状が収まり、仕事に復帰したことが窺われます。

誰がそれをいい出したのか、いつの間にか新コロによる初の肺炎患者を疑われることになる女性ですが、彼女と新コロを結びつける証拠はありません。

正月用品を買い求めて市場へやって来る客を相手に忙しく働き、疲れが溜まって体調が優れなくなっただけでしょう。市場で働く人の多くは中国国内の地方からやって来た人で、具合が悪くなると、安く診てくれる町医者のところへ行ったりするようです。

彼女もその医者を頼り、具合の悪さを訴えたりしたのかもしれません。それを聞く医師にしても、未知のウイルスのせいと診ることはまずなく、「よく働いたからねぇ。疲れが溜まったのでしょう」というぐらいの対応ではなかったのではないかと想像します。

それが、いつの間にか新コロ患者にされていることに気がついたとしたら、大きな迷惑に感じたでしょう。ストレスが病気の原因になることを考えれば、女性を追い回した記者は、相手への配慮が欠けたといわざるを得ません。

世界のマスメディアが新コロ騒動に飛びつき、武漢で生まれたウイルスのように報じました。日本の右寄りのマスメディアや、右寄りの考えを持つ人は、中国や朝鮮に強度の排他的な考えを常から持ち、根拠がないのに、未だに新コロを「武漢ウイルス」などといってみたりします。

それは、子供たちが、背の低い子を「チビ」、太った子を「デブ」、器量の良くない子を「ブス」と誂うのに似ており、断じて好ましいことではありません。

本日の豆別提案
真実かどうか確認しないまま非難するたとえであれば、「お前の母ちゃんデベソ」が相応しいかもしれません。

朝日の記事の最後には、京都大准教授をされる倫理学者の児玉聡氏(1974~)の次のような指摘を紹介しています。

ウイルスのゲノム情報は、間違って使われると感染者への差別を助長しかねない。

今の騒動は、1月に中国の上海P3ラボの研究チームが論文にして発表した遺伝子情報を唯一絶対のものとして認定することから始まっています。それを基にPCR検査が世界中で実施され、PCR陽性者を感染者とする誤った対応を生み、世界中を混乱させています。

それを発表した上海P3ラボは、発表の直後、中国当局によって閉鎖されています。

このことこそが「ウイルスのゲノム情報を間違って使っている」といえるのではないでしょうか。

上海P3ラボがゲノム情報を導き出すのに使った検体が、新コロといわれるウイルスが本当にあるとして、それを単離したものではありません。だとすれば、なんのゲノムを見ているのかわからないことになります。

科学や医学、マスメディアは、この根本を突き詰めていかなければならないはずです。それが不思議なことに、未だに新コロといわれるようなウイルスを単離することができていないにも拘らず、それを問題視する声が上がりません。

なぜなんでしょうか? 私には大きな疑問です。

マスメディアは重症者が増えていると報じますが、昨日の朝日新聞にあった数字を見ると、全国で重症者が31人増えただけです。東京都だけに限れば3人増えただけです。

現在、東京都には約1400万人が住んでいます。その中の3人が重症になることがそれほどの大問題なのでしょうか。しかも、症状の悪化原因が新コロのせいじゃないとしたらどうでしょう。

私は新コロといわれるようなウイルスは存在しないと見ています。ですから、重症になる人は、その人がもとから患っている病気が悪化しただけだろうと考えます。

どんなに医療が進歩しても、人が死から免れることはできません。死に貧富の差はなく、どんな大金持ちにも必ず死が待っています。

人は病を患い、その中で重症になる人がいます。患わなくても、高齢に慣れば新陳代謝が弱まり、死に近づきます。その生理反応に医療はなんの力も持ちません。病気で重症になったり、死ぬ人が出るのは当たり前ですが、それを追いかけて報道することにどれほど意味があるというのでしょう。

おそらくはその人の持病が悪化して重症になっただけなのに、PCR検査で陽性になったからといって、新コロで重症になったかのように伝えられる例もあるはずです。また、別の病気で亡くなったのに、PCR陽性者であれば、新コロの死者と数えられる例があると聞きます。

これらはすべて、ウイルスのゲノム情報の誤った使い方だと考えますが、軍産複合体のマスメディアにとっては、「新コロ最終兵器」である新コロワクチンを人類に打たせる最終目的のためへの、「正しい使い方」になるのでしょうね。

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