家では昔から新聞をいくつも取っています。今も、朝日と日経、産経、地方紙の4紙を購読しています。そんなわけで、子供の頃から新聞は読んできましたが、今は目を通すだけでも面倒に感じるようになりました。
どの新聞も信じられないからです。
家で取る新聞は、朝日から産経までで、いわゆる思想的には左から右までカバーしていることになりますが、今騒動となっている新型コロナウイルス(COVID-19)に関しては、どの新聞でも同じように、国民の不安感を煽ることを一貫して続けています。
今日の朝日新聞に目を通していましたら、「伊北部 昨年12月にコロナ存在」と見出しをつけた記事に目がとまりました。
副題には「ミラノとトリノ 下水から検出」とあります。
イタリアのローマに駐在する朝日の記者が書いた記事のようです。
内容を見ていきますと、イタリアの高等衛生研究所(ISS)が、ある調査結果を発表したことを伝えています。
それは、同研究所が、昨年12月18日に、イタリアのトリノ市内の下水から採取したサンプルから、新型コロナの遺伝物質が検出され、このことから、その時点には同地域でコロナが存在したことになる、と結論付けたものです。
私はこの記事を読んでいて、わからなくなりました。
この記事を書いた記者は、よくわかって記事にしているのでしょうか。
私がわからないのは、「新型コロナの遺伝物質」というものです。それはどういうものなのでしょうか。
私は今日になって、ネットの動画共有サイトYouTubeにある動画を見ました。「学びラウンジ」というチャンネルをお持ちの男性で、「免疫生物学」の専門家であるそうです。
その大橋氏が配信している次の動画を見ました。
この動画の中で、大橋氏は次のようにハッキリ話されています。
まずですよ、今まで、この新型コロナウイルスの病原体は分離されていないっていうのは、まあ、あの、文献を揃えて行けばわかるわけですよね。
私は専門的な知識を持たないため、ウイルスそのものはすでに確認されたものと、ぼんやり考えていました。テレビや新聞で関連の報道に接しますと、ウイルスが図で紹介され、それが正体であると思い込んでいました。
ところが、本動画でお話をされている感染症の専門家の大橋氏は、未だにコロナ感染症の病原体を見つけた者はいないと話されています。そして、もしもそれを見つけることができたらノーベル賞間違いなしだというのに、見つけようとしないのは不可解だというようなことを述べています。
風邪は昔から人類と共存する病気ですが、未だにワクチンはできず、薬も作れない、とも語っています。
インフルエンザにしても、ワクチンはあるとされていてもその有効性は大いに疑問で、薬に関しては危険な側面がある、と述べています。
このように、ワクチンや薬の開発は困難なものであるにも拘わらず、COVID-19のワクチンは1年もあれば作れるのではないか、という話がマスメディアを通じて流されるのはおかしいという話になります。
大橋氏は、風邪やインフルエンザなどと比較し、そんな短期間でできるものではないと話されています。
第一、病原体がまだ見つかっていない段階で、ウイルスは作れるものでしょうか。
この動画を見た上で今日の朝日の記事を読み直しますと、書かれていることがわからなくなってしまうというわけです。
まずもって、検出されたという「遺伝子物質」とはどういうものなのでしょうか。これを記事にした朝日の記者は、それを確認したという人に直接取材し、「遺伝子物質」がどういうものか説明をしてもらい、十分納得した上で記事にしたのでしょうか。
今回紹介している動画で話されている専門家の大橋氏は、このたびのCOVID-19の病原体は未だに分離されておらず、専門家がどうもそれを見つけることをしていないのではないか、と疑問を呈されています。
今回の朝日の記事では、次のように書いて締めくくっています。
下水を使った調査は日本などでも行われている。ISSによると、スペインのバルセロナでも、1月中旬に採取された下水サンプルから、新型コロナが検出されたという。
スペインのバルセロナ市内の下水から検出されたという「新型コロナ」というのは、どんな形で見つかったものなのでしょうか。
それが病原体であればノーベル賞ものですが、それであれば大ニュースになるでしょうから、別のものになります。
記事では何かが検出されたと書いていますが、それは病原体ではない何かになり、それが何なのか、私は気になって仕方がありません。
この記事を読む人は、何も疑問を持たないのでしょうか。
”正体”を未だに突き止めた人がいないのに、世界中の人々が”正体”を知らず、もしかしたら”正体”がない(?)かもしれない病気ともいえないものに怯えているのだとしたら、一体今の騒動は茶番に過ぎない! といわざるを得ません。