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日々の独り言

女の生首とSARS-CoV-2が同じに見える?

前々回の本コーナーでは、「マイナポイント事業」について書きました。

この事業は、9月1日から来年3月末までの期間に行われるもので、所有するマイナンバーカードと対象のキャッシュレス決済サービスを紐づけすることで、最大で、消費した金額の25%分の5000ポイントが還元されるというものです。

私は数ある対象サービスの中から、JR東日本が発行するIC乗車券“Suica”にチャージすることでポイントが得られる”Suica×JRE POINT”を選んだと書きました。

今回は、”スイカ”つながりで、食べるスイカにまつわる話です。

本コーナーの14日に投稿したものでは、岡本綺堂の作品を取り上げました。

この作品は、綺堂の短編小説集に収められており、Amazonの電子書籍版で読みました。

Amazonの電子書籍サービスには、月額980円で、対象の作品が読み放題となるKindle Unlimitedというサービスがあります。このサービスを2カ月99円で利用できる破格のキャンペーンが催されていることを知り、それを利用して綺堂の作品に触れました。

今回は、次の短編小説集『白髪鬼(光文社文庫)Kindle版』に収められている、その題名が『西瓜(すいか)』を取り上げます。

この短編小説集には、次の短編小説が13作品収められています。

  • こま犬
  • 水鬼
  • 停車場の少女
  • 木曽の旅人
  • 西瓜
  • 鴛鴦鏡
  • 鐘ヶ淵
  • 指輪一つ
  • 白髪鬼
  • 離魂病
  • 海亀
  • 妖婆

私は別に綺堂の作品集を持っているため、この中にはすでに読んだ作品がいくつかあります。『西瓜』は今回初めて読みました。

物語はシンプルです

Mという主人公が自分で話す構造になっていますが、Mはまだ学生で、夏休みに、帰省した倉沢という友人を静岡に訪ね、そこで半月あまり過ごします。

倉沢の家は、先祖は旧幕府の旗本です。Mは倉沢の家の離れに逗留させてもらっていますが、逗留を始めて3日目、倉沢に用事ができ、Mは一人で過ごすことになります。

倉沢は、六代前の先祖が書き残した書き物を持ち出し、退屈しのぎに読んだらどうか、とMに勧めて家をあとにします。

Mはもとからその類いの書物が好きで、東京の本郷神田古本をあさることもあり、黴臭い紙に昔を感じながら、書かれた時代に浸っていきます。

その中に、『稲城家の怪事』というのを見つけ、興味を持って読み込んでいきます。

享保19年7月のはじめ、風呂敷包みを下げた若い男が、下谷御徒町辺の辻番をする若侍に「これ、待て」と呼び止められます。

男は、田舎(上総八幡)から3日前に出てきたばかりで、本所の稲城家で奉公人をする伊平という者です。まだ江戸暮らしに馴染んでいないこともあり、挙動が怪しまれて呼び止められたのです。

若侍に風呂敷の中身を問われ、西瓜が入っていると正直そうな伊平が答えます。湯島に住んでいる親戚の家へ、七夕のお供え物として持って行くよう主人に頼まれたとの話です。

侍3人に見守られながら、伊平が風呂敷の包みを開けると、西瓜ではなく、30前後の醜い顔をした女の生首が出てきたのですから大騒ぎです。

生首の女は、眉が剃られておらず、歯も染めていないため、人妻でないことがわかります。

不思議なのは、斬られた首から血が滴っていないことです。

様々に詮議されたのち、侍にいわれてもう一度風呂敷包みを開けると、今度は女の生首の代わりに、何の変哲もない西瓜が一個出てきます。

一同、大いに不思議がりますが、西瓜を持つ伊平をどうすることもできず、辻番所から外へ出されます。

伊平は、一度は届け先を目指したものの、万が一、着いた先でまた生首になったらまずいと考え、主人の家に戻り、武家の女房に顛末を打ち明けます。

そんな馬鹿な話はあるまいと件の風呂敷包みを二人で開けると、またしても、女の生首に変わっています。

女房の悲鳴を聞きつけた主人の八太郎が、「どうした、どうした」とおっとり刀で風呂敷を払いのけると、ただの西瓜が転がっているばかりなのでした。

この実録話を気にいったMが、用事から戻った倉沢に話すと、「はは、君の怪談趣味も久しいものだ」と団扇を片手に笑って相手をします。

倉沢の推理はいたって冷静なもので、「群衆妄覚」に違いないと結論付けます。

綺堂の話は、このあと、笑って済ました倉沢に”西瓜の祟り”が起こりますが、そのあたりは、本作を全編読んで確認いただきましょう。

私が本作を取り上げようと思ったのは、倉沢が見立てた「群衆妄覚」にピンときたからです。

何度も本コーナーで書いていますが、今の新型コロナウイルス(COVID-19)騒動が無駄に騒がしいです。煽ることに懸命なマスメディアは、日に日に感染者が増大していると、人々に恐怖を植え付ける報道をしています。

今回はそのおかしさを詳しく書くことはしませんが、「感染者」という表現自体のおかしさにマスメディアや、それに煽られる庶民は早く気づくと良いでしょう。

この問題のおかしさを動画で述べる徳島大学名誉教授の大橋眞氏は、昨日配した動画で、手品にたとえて話してくれています。

裏返した不透明な器が二つあります。その一方には、ミカンが一つ入っています。このミカンからもう一つのミカンを作りました! ともう一つの器を開けると、あら不思議! 中からミカンが一個出てくる、という手品です。

こんな手品であれば、子供でも騙されません。Aのミカンのほかに、Bというミカンを用意し、あらかじめもう一方の器に隠しておき、「御覧なさい。ミカンが二つに増えました。不思議ですねー!」といっているだけだからです。

同じことを、COVID-19の感染者を見つけるのだといって、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査でしているのではありませんか、と大橋氏が仮説を立てていらっしゃいます。

ミカンの手品であれば誰だって種に気がつくのに、それがCOVID-19では、貧弱な種や仕掛けであっても、ほとんどの人がころりと騙され、「不思議」の代わりに「恐ろしい」と震えあがっています。

Aという人がPCR検査で陽性になり、Aと接したことがわかったBをPCR検査にかけたところ、同じく陽性になったとします。この一事を持って、専門機関は「AからBにSARS-CoV-2が感染した」と発表し、行政やマスメディアは、Bを新たな「感染者」にカウントします。

大橋氏のお話では、未だかつて、ある人からある人へSARS-CoV-2が「感染」したことを実証できた人はいないそうです。

何が「新型」なのかわかりませんが、「コロナウイルス」はごく一般的なウイルスで、ほとんどすべての人の体内にはこれらのウイルスが上気道などに付着していることは当たり前で、PCR検査の感度を無駄に高くすれば、「感染者」をいくらでも”発見”できるのだそうです。

AとBが検査の結果陽性だったとしても、Aが誰かから「感染」し、それがBに「感染」したわけではないというのが本当のところでしょう。

今後は、大橋氏のいい方を参考にさせてもらい、「感染者」ではなく、「その検査法を確立して1993年ノーベル化学賞に輝いた米国人の故キャリー・マリス氏がこれを感染症の診断には使うべからずと遺言にして残したPCR検査を無理やり使ってその結果たまたま陽性反応が出た者」、略して「PCR陽性者」に呼称を統一させませんか?

地球上に生きる生物は、ウイルスや細菌に囲まれて生きているのであり、無菌の状態にあるわけではないのです。

AもBも知らぬ間にそれらのウイルスを吸い込むかして、その中のいくつかが、上気道に張り付いていたりすることもあるでしょう。しかし、健康な状態であれば、それらが直ちに悪さをすることはありません。

その証拠に、陽性になった人の多くは、健康上まったく問題がないではありませんか。それなのに、非常におかしなことに、「無症状者が他者に感染させる恐れがある」という根拠のないドイツ論文を信じ、2週間程度隔離する馬鹿なことをしています。

何の症状もない人が、学校や会社を2週間も休みますか? 馬鹿も休み休みにしてください。

無症状者であっても、陽性になった場合は隔離されてしまうのは、恐ろしいことです。そのあたりのことは、大橋氏の次の最新動画で確認してください。

隔離された人が、なんの”治療”も受けないのであれば救われますが、もしも何らかの投薬をされた場合は問題が生じます。仮に、投じられた薬の副作用で、免疫が低下することも考えられる、と上の動画で大橋氏は指摘されています。

ということは、無症状の人がPCR検査を受け、陽性になったばかりに、隔離され、”治療”されることで、何らかの症状を発することになることがあるということです。

これは恐ろしいことではありませんか。”医療犯罪”とも呼ぶべきことです。若い人は特に用心すべきです。残りの人生が台無しにされても、誰も責任を採ってくれません。

こんな恐ろしいことも想像できる状況であるにも拘わらず、マスメディアはPCR検査をさらに充実させ、陽性者は隔離すべきと主張しています。

綺堂の『西瓜』に戻りますと、「群衆妄覚」によって、ただの西瓜が生首に見えている状況といえましょう。

本来であれば、マスメディアがMの友人の倉沢や稲城八太郎の役目を果たし、「なあんだ。感染なんかじゃなくて、もともとそれぞれの人が持っているウイルスから陽性者を作り出しているだけじゃあないか。ははは、馬鹿々々しい」と人々の恐怖心を解く必要があるべきところ、マスメディアが率先して嘘八百を並べ、「さあさ、諸君、もっともーっと怖がっておくれ!」とやっているのですから、始末に負えません。

私のAmazonのKindle Unlimitedは、今日の午後11時59分が期限で、切れてしまいます。『白髪鬼』は残り56%ほどです。果たして期限内に読み終えることができるでしょうか。

終えなかったら、また格安キャンペーンが始まるまで待ち、続きを読むことにしましょうか。

【本日の豆報告】Amazonは米国の企業のため、米国時間を軸にサービスが提供されているのでしょう。日本時間の翌日になっても、まだサービスの利用ができるのに気がつきました。

お蔭で、期間内にすべて読み終えることができました。

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