岸信介を取り巻く人々と因縁の深い町

安倍晋三元首相(19542022)が銃撃されて亡くなって以降、関係が深かった統一教会絡みで名前を聞くことが多くなったひとりに岸信介18961987)がいます。

昭和32年防衛庁記録

岸は安倍の母方の祖父にあたります。生前、安倍は、父方の祖父について語ることは多くなかったように思います。

それに比べ、岸については、機会があるごとに語り、岸への思い入れの強さを窺わせます。

岸には実弟の佐藤栄作19011975)がおり、岸信介と佐藤栄作、そして安倍晋三が三代に渡って日本の首相になっています。

佐藤栄作首相退任記者会見

事情をよく知る人には、岸と佐藤が実の兄弟なのに姓が違う理由がわかっているでしょうが、わからない人には、何となく変に感じたりするかもしれません。

私もそんなひとりでしたが、それなりの理由があるのだろう、と深く考えたことはありません。

それが今回、あることを自分なりに調べている過程で、その事情を知りました。

チャップリンの長編4作品

依然としてレコーダーに録りためた米国映画を見ることをしています。それも、古い映画ばかりです。個人的には古い映画が好きで、最近の映画はほとんど見ていません。

今回も古い作品ですが、このところ本コーナーで取り上げた作品でも最も古い作品になります。

今回は、「チャールズ・チャップリン特集」の形となります。全部で4本の作品をまとめて紹介しますが、4本を続けて見たわけではありません。

この1カ月、あるいは半月の間に、つまみ食いをするように見ました。見た順に、次の4作品です。

2014/09/04 第2次“ノータリン晋ちゃん”内閣スタートの嘆き節

昨日、「ノータリン晋ちゃん」こと第二次安倍晋三19542022)内閣がスタートしました。他の人はどんな感想をお持ちかわかりませんが、 私は溜息しか出てきません。

その昔、万歳のパフォーマンスをする集団がありました。今も続いているのかネットで調べてみたら、大学生の万歳同盟というのがありました。それが、昔から続く同好会なのかどうか私は知りません。ともあれ、頼まれればどこへでも行き、万歳を連呼する集団です。

今や、大部分のマスメディアと、安倍氏に優遇される大企業の職員や公務員らの多くが、“バカ万歳集団”になってしまったように私には感じられます。その中でリーダー格を務めるのは、産経新聞です。産経は安倍氏のやることには諸手を挙げて万歳です。それがあまりにも滑稽で、無様な記事をバカにしながら楽しむため、私は未だに購読を続けている有様です。

不思議な運命のめぐりあわせ

家族だからといって、仲良く暮らしたり、離れて暮らす家族を常に大切に想うとは限りません。

小説家もそのあたりは同じで、たとえば、村上春樹1949~)は父と不仲だったと聞きます。そのことは、彼が書く小説の通奏低音になっている(?)かもしれません。

同じ小説家であっても、宮本輝1947~)は村上とは対照的といえましょう。

宮本の作品を私は多く読んでいませんが、彼の随筆や、彼のこれまでの人生を振り返る新聞の文章などを読みますと、両親への感謝や愛情に溢れ、それを疑うことはまずありません。

逆の意味で、それは不思議に感じられるほどです。

夢を実現する方法

小学生が将来就きたい職業のランキングの上位がマスメディアで定期的に発表されます。そのトップ10に小説家が入ることはない(?)ように記憶します。

小学生の中にも、小説家志望の児童はいるでしょう。しかし、小学生でも、少しは「現実的」に考え、自分にはなれないと考え、志望する職業から外したりこともあるかもしれませんね。

小説家は、学校の成績が良いだけではなれません。小説家になるための学校はあるかもしれませんが、そこを卒業した人が必ずなれる保証もありません。

また、晴れて小説家になれたとしても、コンスタントに優れた小説を書ける人ばかりではありません。

どんな職種でも同じでしょうが、その世界で成功できる人は限られます。

急に思いついたように、「小説家になろう」と決めて小説家になり、その道で成功した人がいます。本コーナーで前回取り上げた小説家の宮本輝1947~)がその人です。

似非ワクチンで見極める真の専門家と崇拝願望者

どんな人でも、他の人から評価されれば悪い気はしません。しかし、それが進み、ある人を権威のように祭り上げることには危険が伴います。

これを書くにあたり、私はある人物をターゲットにしています。それは、大阪市立大学名誉教授・井上正康氏(1945~)です。

新コロ騒動が始まってからしばらく経つうち、井上氏は反コロナ、そして、今は反ワクチンの運動をする人たちによって、権威を持つ人になっている感じがします。

参議院選挙の選挙運動が始まっていますが、反ワクチンを掲げる参政党を名乗る団体(神谷宗幣1977~〕)が、井上氏をアドバイザーとして迎えています。

しかし、井上氏を反コロナ、反ワクチンを訴えるための理論的支柱にするのはよした方がよいのではないか、と専門家でも何でもない私が、ただの勘でそのように心配します。

上原正三を通して見るウルトラシリーズの裏側

今年の大型連休期間中、ある番組が放送され、それを録画しました。NHK BSプレミアムで放送されたのは5月2日ですが、私は、1カ月以上あとにようやく録画してあったその番組を見ました。

ですので、そのことについて今書くのは、盛り上がった祭りの思い出話を、祭りの記憶が皆から薄れた頃にするようなもの(?)かもしれません。

今回私が見たのは、沖縄が本土に復帰して50年を記念して作られたドキュメンタリードラマの「ふたりのウルトラマン」です。

ウルトラシリーズを同時代に知る私は、タイトルを見て、どんなことが描かれているか、だいたい想像できました。それで、番組が放送されることを知ると忘れずに録画しました。

しかし、だいたい想像できる内容であったため、急いでみる必要もないと考え、これまで先延ばししていました。

YouTube離脱の所ジョージと植木等の共通点

所ジョージ1955~)が10年続けたご自分のYouTubeチャンネルを閉鎖すると発表したことが話題となっています。

一般人が、長年続けたYouTubeチャンネルを閉じても、ニュースになることはありません。所は有名人であるため、YouTubeチャンネルを閉じるだけで話題にされたといえましょう。

このニュースは、Yahoo!でたまたま見つけたデイリー新潮の記事で知りました。

この記事ではわからないことが、同じことを伝える、たとえば次のスポニチ Sponichi Annexの記事で知りました。

私もYouTubeに自分のチャンネルを持っています。いつから始めたのか、確かな記憶がありません。

日本でラジオ放送が始まったのは?

百年前を、大昔と考えるか、それとも、それほどの昔でもないと考えるかは人それぞれです。

日本でラジオの放送が始まった年を正確にいえる人は多くないかもしれません。ネットで調べればすぐわかることですが、調べずに、自分の知識として披露できる人は少ないでしょう。

私も知識を持っておらず、テレビに比べれば長いくらいの感覚でしかありませんでした。

こんなことを考えたのは、私がこのところ好んでしています、自分の声を録音し、それを自分で聴くことをしたことによってです。

乱歩の短編逸話とコロンブスのマイク?

ここ数日は、江戸川乱歩18941965)の作品に接することが多くなっています。

昨日は、Amazonが提供するオーディオブックのAudible(オーディブル)で、乱歩の『押絵と旅する男』1929)を再読、といいますか、正確には、専門家が朗読する作品を耳で楽しみました。

この作品は章に分かれていないため、ひと続きで聴くことになります。

本筋から離れて、Audibleのサービスに注文をひとつつけておきましょう。

作品に章が設けられているのであれば、ひとつの章が終わったところで、朗読の再生が停止する仕組みにして欲しいです。今はそれが、章が終わっても朗読は終わらず、続けて次の章の朗読が始まってしまいます。