今年も「NHK紅白歌合戦」が近づき、昨日は出場歌手が歌う曲目が発表になりました。それにしても今さらですが、どうなんですか? 紅白。
私は昨年の紅白についても書きましたが、個人的には「勘弁して欲しい(-_-;)」です。
誰も私に「何が何でも紅白を見ろ」とはいわないでしょうが、万が一そう頼まれても見る気にはならないですね。私の場合、それは拷問に近いです。
出場を打診されて断ったアーティストの気持ちは非常によく理解できます。
だって出場歌手を見てください。演歌低迷が叫ばれているというのに、何と演歌の多いことか。それも知らない曲か、遙か昔の曲ばかりです。とても現在の音楽状況を反映しているとは思えません。
これでは、NHKで毎週放送している「歌謡コンサート」(だったかな? 見たことないのでタイトルさえもあやふや)の拡大版みたいじゃないですか。
あと、若手のアーティストにしても、どれもピンときませんね。タイトルにしても、安易な英語もどきが目立ちます。
そんな中、今年の目玉ともいえそうなのがザ・ドリフターズの初出場でしょうか。
それにしても、リーダーのいかりや長介さん(1931~2004)は御年70歳といいます。お達者ですね~。ただ、そのドリフの出演にしても、いろいろと裏があるようです。
これはあくまでも風の噂ですが、今年の紅白の特別審査員に、NHKサイドとしては、小泉純一郎首相(1942~)の御曹司である小泉孝太郎(1978~)を呼びたいらしいのです。で、小泉が所属する芸能プロダクションの看板タレントがドリフなのだそうです。
要するに、小泉ジュニアを出したいがための裏工作の一環としてドリフにお呼びがかかった、との説があるやに聞いています。ホントかどうかはわかりませんが。
さらに顔ぶれを見ていきますと、やはり日頃からNHKに恩義を売っているタレントはお呼びがかかる傾向にあるようで、えなりかずき(1984~)や前川清(1948~)といったところは、現在NHKのレギュラー番組に出演中です。
それから、これは昨年も書きましたが、相変わらず「北島三郎一家」は強いですね。今年も北島(1936~)以下、鳥羽一郎(1952~)、山川豊(1958~)、山本譲二(1950~)といった面々が名を連ねています。
以上の出演歌手に加え、今年は司会陣も異色です。何しろ、紅組・白組共にNHKの中堅局アナが担当するのですから。
何でもこれは、長い紅白史上でも、これまで3回しか実現していない珍しさだそうです。ただ、その司会者というのが、、、いや、これ以上はやめておきましょう。
なんだかんだいっても、「腐っても鯛」ではありませんが、国民の半数以上が当番組を見ることになるのでしょうね。視聴率の結果が、ある意味楽しみです。
いずれにしましても、「紅白や ああ 紅白や 紅白や」といった感じではあります。