日々、こまごまといろいろなことをしています。
そのひとつが、ソニーのミレーレス一眼カメラ(ミラーレス)のα7 IIでスチルやたまに動画の撮影をすることですが、撮ったスチルや動画を、あなたはどのようにPCに取り込んでいるでしょうか。
カメラからSDカードなどの記録媒体を抜き出し、カードリーダーからPCにファイルを送る人もいるかもしれません。
私の場合は、デジタルカメラやビデオカメラを使い出してからは、一貫して、メーカー純正のソフトだけを使い、USBでPCに転送することをしています。
その方法に、不安と不満を覚え、昨日から別の方法に変更しました。
理由は、α7 IIを中古で購入したせいか、カメラ側のUSB端子の接触が悪くなることがある(?)らしく、転送途中で、PCから注意喚起の音がして、接続が途切れてしまうことが起きるようになりました。
再び接続し直せば、転送が再開されますが、そうしたことが何度かあり、不安と不満が少しずつ大きくなっていきました。
α7 IIの説明書を読むと、ファイルの転送は、Wi-Fiでもできることがわかりました。ただ、私がメインで使うPCは、自分でパーツを選んで組み上げた自作PCで、Wi-Fiでは接続しないようにしています。
市販のノートPCであれば、はじめからWi-Fiが当たり前に使えるわけですけれど。
そこで、自分のPCにもWi-Fiで擦族出来るようにしました。やることは簡単で、指先ほどの大きさのWi-Fiの子機をPCのUSB端子に取り付け、タブレットPCなどをネットに接続するためのルーターに接続できるようにするだけです。
今回私が購入したのは、次の製品です。
注文した端子が昨日の午前中に届き、すぐに使い出そうとしました。が、使い出すまで、少々時間がかかってしまいました。設定に手間取ったからです。
そのあと使えるようになりました。使ってみると便利ですね。ファイルを転送すたびに、USBで接続する手間がなくなりました。カメラのメニューから、「パソコン保存」を選ぶだけです。
もちろん、送る先のPCの電源が入っていなければなりませんが、あとは放ったらかしで、転送が終わったらカメラの電源が自動で切れてくれます。
これであれば、転送途中に途切れ、続きをやり直すこともありません。
ついでに、プリンターもこれまではPCに優先で接続していましたが、こちらもWi-Fi経由で、印刷データを送るように設定しました。
昨日は実は、もうひとつ、別の製品も届きました。それは、PCやタブレットPCの液晶モニタに、カメラの映像を表示させるためのキャプチャー機能付きコードです。
少し前に、昔使った8ミリ映画のカメラを紹介する動画を作りました。
その続編で、ニコンの8ミリカメラの撮影も同じように撮影するつもりですが、そのときに、カメラとは別のモニタがあれば、撮影しやすいのでは、と考えたからです。
YouTuberのように、自分の姿を映して撮影するような人は、どのように撮れているか確認するため、外部モニタは必要に感じるでしょう。
私は自撮り動画を撮る必要がなく、これまで、外部モニタ関連には関心がありませんでした。そのため、それを使うにあたっての知識も持ち合わせていません。
α7 IIにもHMDI端子がついていますが、それはマイクロHMDI端子です。一方、私が使うビデオカメラとソニーのネオ一眼カメラ、HX200VにはミニHMDI端子がついています。
そこで、その二台をノートPCのHMDI端子につなぎ、ノートPCのモニタを確認用のモニタに使おうと考えました。そのために、片方がHMDI、もう片方がミニHMDIのコードを購入してつないでみましたが、ノートPCのモニタにビデオやHX200Vで撮っている映像は表示されませんでした。
当たり前のことです。ノートPCのHDMI端子は、ノートPCのデスクトップ画面などを、ほかのモニタに表示させるための、出力端子だからです。出力端子同士をつないでも意味がありません。
そこで、専用のモニタを購入することも考えました。しかし、使用頻度が多いとは思えず、少しでも安く済ませようと考えている途中で便利商品を見つけました。
それはキャプチャ機能が搭載されたアイテムで、HDMIを挿しこむための端子が片方につき、もう片方はUSBの出力端子がついています。
USB端子をPCなどのUSB端子に接続し、HDMIで取り込んだ映像をモニタに表示できる仕組みです。
これが届いたのが昨日で、冒頭で書いたWi-Fiの設定が済んだあと、すぐに試すつもりでした。が、こちらは、これを書いている今時点まで、実現できていません。
考えてみれば、それがキャプチャ機器であれば、キャプチャするためのソフトが必要です。それを設定していないのでは、キャプチャの映像を表示することもできない、というわけでしょう。
テレワークをするような人であれば、そのソフトを使うでしょうが、私には縁のないことで、その種のソフトは使ったことがありません。
ということで、本日分の更新が終わったら、モニタに表示させるための手頃なソフトを捜すことにします。
それがうまくいったら、8ミリカメラを撮影することでもしてみましょうか。
「モニタ問題」が解決しました。といいますか、自分の勘違いに気がつきました。気がついてみればなんてことありません。
HMDIのケーブルの一方をカメラにつなぎ、もう片方を、いつも使っているPCモニタのHMDI端子につなぐだけです。実は今まで、繋ぎ換えるのを面倒に感じ、一度も試していませんでした。
で、実際につないでみると、PC用モニタに、接続したカメラのライブ映像が映し出されました。
キャプチャケーブルは余計な買い物でした。しかし、取って置けば、何かに役立つことがある(?)かもしれません。
ともあれ、これだけのために、外部モニタの新規購入を早まらなくて良かったです。
モニタのHMDI端子がモニタの底部についており、抜き差しが面倒です。しかし、こんな用途はそうあることではないと思いますので、面倒がらずにすることにしましょう。
ビデオカメラとネオ一眼カメラの写り具合を確認しました。ビデオカメラはコントラストが強く感じます。それに対して、ソニーの一眼カメラのHX200Vの方が撮って出しのコントラストが弱く、また、より広角から使えますので、こちらのカメラを使うことにします。
モニタは確認用だけで、録画はカメラのSDカードに録画すればいいです。ただし、HX200Vは、連続撮影が30分までに制限されていますので、長く撮る場合は、その点だけには注意が必要です。
ベラスケス(1599~1660)の画集の動画を撮った時、それで一度しくじっていますから。
自分の思い違いと面倒くささで時間がとられましたが、自分の思いが実現できるようになったのは良かったです。