2001/09/15 米同時多発テロ“遅報”|久しぶりのリクエスト

アメリカで発生した米同時多発テロは信じられないほどの被害をもたらしました。テレビや新聞などのマスメディアは連日それについて伝えています。

私もその事件について触れたいと思いつつ、本サイト内の他のコーナーの更新に忙しく、手がつけられない状態でした。しかしそれも一段落しましたので、少しばかり書いてみようと思います。

この事件が発生したのは、日本時間では12日の午後10時前です。その日はちょうど、関東地方を台風15号が通過していった日に当たります。

日本時間の午後10時前後ということで、緊急ニュースの形でテレビの映像を4人に一人の日本人が見たそうです。私はといえば、あいにくといいますか、毎晩10時前には寝ることを習慣づけているため、その日も何事もなかったかのように寝入ってしまったのでした。

ですから、そのニュースを初めて知ったのは翌朝になってからです。

何気なくつけた朝のテレビ・ニュースには、高層ビルに突っ込んでいく飛行機の映像が映し出されましたが、それがどうしたシチュエーションの映像なのかを瞬間的に理解することは出来ませんでした。それほど、あり得るハズのない映像でした。

しかし、事件は実際に発生しました。それも世界一の大都会・ニューヨークのド真ん中で。

さらに見る者の目を疑わせたのは、体当たりを受けた世界貿易センター(WTC)ビル二棟がその後完全に崩壊したことです。

今朝の日経新聞の伝えるところでは、被害は直接攻撃されたビルにとどまらず、周辺のビルも相次ぐ倒壊や倒壊の危機に瀕しているそうです。まさに街全体が崩れ落ちていくようでもあります。

テロの首謀者については、テロ発生当初からある人物の名前が挙がっています。ウサーマ・ビン・ラーディン19572011)なる人物です。スポーツ紙などの一部マスメディアでは「早くも報復作戦開始か」」といったような活字が踊っています。きな臭い情勢です。

そんな中、今朝の産経新聞を見ていたところ、それに関するある衆議院議員の話が載っていました。社民党の原陽子1975~)という女性議員です。何でも彼女は、史上最年少の衆議院議員さんだそうです。

その彼女が、テロ事件のすぐあと、自分のサイト「原よう子と未来の風」内のコンテンツ「国会活動日記」に「『ざまーみろっ』って思っている国だってある」という書き込みをし、それを読んだ閲覧者から批判メールが届き、慌てて訂正する事態があったそうです。

そこで、私も該当ページを覗きに行きました。

実際に日記を読んだ感想は_「大騒ぎするほどのことでもないかなぁ」という感じです。というよりも、彼女が国会議員だと知らなかったなら、その辺にいる脳天気なお嬢さんが書いた文章という風にしか見えないことでしょう。

彼女自身が「ざまーみろっ」と思ったことを、「『ざまーみろっ』って思っている国だってきっとある」という風にいい換えているのかもしれませんね。良くも悪くも彼女は“正直”な女性なのだと思います。

彼女は、もしも戦争状態になったとき、日本政府がそれに乗じて海外に派兵できるよう法整備を行うのでは? との危機感を持っているようですが、私自身はそのことを心配するよりも、ここ一番、日本の外交に頑張ってもらいたいと思っているところです。

どういうことかといいますと、例の湾岸戦争の際、日本は兵力を送れない代わりとして莫大な資金的援助を行いました。しかしいざ戦争が終結してみると、日本の援助は省みられないどころか、「世界の笑いものになった」とマスメディアは事あるごとに伝えました。

それじゃあまりにも情けないじゃないですか。

兵力を送れないのであれば送らなくたっていいのです。出来る範囲内で援助をしましょう。問題はその際の日本の立場を諸外国にしっかりと説明することです。

これこそがまさに日本外交の出番で、今度こそしっかりとした仕事をして欲しいのです。また、一部マスメディアは、そうした日本外交の足を引っ張るような行為だけは控えて欲しいものです。

いずれにしても、米国はかつて経験したことがないほどの事態に見舞われています。人一倍プライドの高い米国のことです。何らの“報復”にも出ない、とは考えられません。ただ、それがいかなる展開になるのかは想像がつきません。出来ることは、それを注意深く見守っていくことだけでしょうか。

新世紀の初めの「21世紀こそは争いのない世紀に」という掛け声が無駄に終わらなければいいのですが。


本日は、とあるコーナーを久しぶりに更新しています。

そのコーナーとは、私がいつも聴いていますNHK-FMのリクエスト番組「サンセットパーク」に宛てたカードを紹介する「リクエストの足跡」(今は「リクエストカード」)です。

◆ 最新のリクエスト
→ 「Casta Diva / 清らかな女神」(フィリッパ・ジョルダーノ

FILIPPA GIORDANO Casta Diva


改めて該当ページのリストで確認してみましたが、前回当番組宛てにカードを出したのは、年度末に近い3月16日放送分ですから、丸々半年ぶりのリクエストということになります。

そんな久しぶりのリクエストでしたが_リクエスト曲、コメントとも放送で紹介してもらえました(^-^)

なお、前回分までのパーソナリティは善人者、、、? イヤ、前任者の佐藤さんでしたが、今回は星さんに替わっています。

そんなこんなで、半年ぶりに自分が書いたカードが放送で読まれる経験を味わうこととなったわけですが、それによって、改めて放送とネットの違いを痛感させられました(←ちと大げさかも_)。

私の場合、ネットでは本サイトで毎日のように好き勝手な雑文を書いたりしているわけですが、これはある意味とても気楽な作業です。

なぜなら、サイト内の文章というのは、読む読まないを閲覧者の意志に委ねることが出来るからです。つまり、強制的に文章を読ませてはいないことになります。基本的には、「もし良かったらお読みください」といったスタンスです。

それに対し、放送の場合は、有無もいわせずリスナーに自分の文章が届けられてしまう、という“怖さ”があります。

エアチェックしたテープで、曲の部分だけを拾い聴きするのならともかく、一般的なリアル・タイムの聴取の場合、否応なく曲と合間のおしゃべりが耳に入ってきます。それを拒否する術がリスナーの側にはありません。

それはちょうど、CMのない(この場合、NHKの番組コマーシャルは別物とします)NHKの番組と民放の番組内のスポットCMに置き換えることが出来るかもしれません。

ネットのサイトがNHKの番組とすれば、リクエスト番組などで紹介されるカードの文面は民放のCMに当たるかもしれません。

民放を見る限りそれを視聴者が選べないように、リクエスト番組内のカードの文面も聴取者が選んで、好きな文面だけを聴くことは出来ません。

今思ったのですが、同じ事は、ネットの掲示板にもいることかもしれませんね。

この掲示板というのも不特定多数の人が書き込む性質を持ちます。閲覧者は、特定の人物の書き込みが気に入らないと思っても、それだけを排除して読むことは難しくなります。

そんなこんなで、私の場合、ネットに文章を載せる時ほど気楽な気分でリクエストカードは書けなかったりするのです。

あと、それとは別に、ハガキに文面を書き、それをさらにポストに投函しなければならない、という手続きの面倒臭さも、リクエストを億劫にさせる要因のひとつとしてあったりするかもしれませんね。もっともそれとは逆に「そのプロセスが大切」といった考え方の人もいるとは思いますが。

以下は私の個人的な提案なのですが、ゆくゆくはネットを通じたリクエストも(もちろん、これまで通りのハガキと併用する形で)採用していったらどうでしょうね。

技術的なことはわかりませんが、やり方はそれほど難しくないと思います。番組の専用サイトを設け、そこにリクエスト用のページを作ればいいのですから。

リクエストしたい人はそのサイトにアクセスし、希望の曲とアーティスト名、コメントなどを書き込み、送信すればリクエストを受け付けてもらえるようなシステムです。

ぜひ検討していただけないでしょうか?

などと、久しぶりにしたリクエストについて書いたついでに、番組作りへのリクエストも書いてしまったり、、、f(^_^)

本日の豆採用
別に私の要望が通ったからではありませんが、これを書いた10年以内に、オンラインでリクエストが実現されました。それ以来、オンラインでばかりリクエストするようになりました。

気になる投稿はありますか?

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