音楽のある生活

あなたが音楽をどの程度重視しているかわかりませんが、私にはどうしても必要なものです。音楽をまったく聴かない日はありません。

そんな私にとり、今、とても有効なアイテムになってくれているのは、音楽配信サービスの一つ、Apple Musicです。

Apple Musicについては使いだしてすぐに、本コーナーで取り上げました。

使い始めたのは今月1日からで、まだ10日あまりです。Apple Musicは昔に使っていました。久しぶりの利用です。来年の2月末までは無料で利用できます。

無料期間が終われば月額980円の利用料金がかかることになるわけですが、とても満足して使っているので、おそらくは3月以降は有料サービスとして利用することになりそうです。

私が気に入った大きな要素は、配信される音楽の選曲が、私の好みに非常に合っていることです。これは、もしかしたら、私がAppleのiPodを使っていることに関係しているかもしれません。

14年ほど前、私はiPodというデジタルオーディオプレーヤーに惚れ込み、使い始めました。私が選んだiPodはオリジナルのプレーヤーで、ホイールで全ての操作をする造りに、一遍で魅了されてしまったのです。

iPodで音楽を聴くには、専用のソフトであるiTunesをPCに入れ、このソフトの入ったPCとiPodを同期させる独特なシステムでした。これはこれで面倒に感じましたが、音楽をiPodで楽しむため、時間を使い、自分が所有するCDに入っている曲を全てiPodに同期させました。

それでも飽きたらなかった私は、手持ちのアナログレコードに収録されている音楽もデジタル化したのち、iPodに同期させることをしています。

2000年に亡くなった私の姉が所有していたCDとレコードもiPodに同期させることをし、結果的に、13000強の曲が私のiPodには入っています。

過去に一度、iTunesとipodの同期に失敗し、それ以後、iPodが正常に作動しないことが起きました。そんなトラブルがあったことで、1代目のiPod(80GB)が今は使えなくなっています。今使うのは2台目のiPod(160GB)です。

こんな経験したことで必要以上に慎重になり、13000曲程度まで同期させたあとは、新しい同期は試みていません。つまり、その後に手に入れた曲は、iPodと同期していないということです。

こんな風に、iPodに自分で入れた曲をAppleが把握していることで、私の音楽の好みがAppleに伝わり、Apple Musicでも、私好みの曲を選んでくれているのではないか、と私は勝手に想像しています。本当のところはわかりませんが。

Apple Musicを久しぶりに使いだした当初は、私個人のためにAppleが選曲してくれたステーションばかり聴いていました。ほとんどの曲、もしかしたら全ての曲は、私が個人的に所有するアルバムに含まれる曲が再生されるように感じています。

自分が所有するアルバムであっても、すべての曲をまんべんなく聴き、耳に残っているわけではありません。Apple Musicを介して、耳馴染んでいなかったアルバムの曲が聴こえてくることもあり、そのときは新鮮に感じたりもします。

このように、自分が所有する音楽で構成されたステーションを楽しんだあと、「フレンチジャズ ベスト」というステーションを聴きました。

これも良いです。米国のジャズと違い、フランステイストが感じられる曲の数々で、気に入った曲はライブラリに追加し、お気に入りのハートマークを押すことをしています。

ほかにも魅力的なステーションが次々見つかりました。私の好きな曲ばかりを集めた「フェイバリット・ミックス」や、レス・バクスター19221996)と類似したエキゾチックな音楽(エキゾジカ)ばかりが流れるステーションも楽しめます。

ここまでは音源の話ですが、いくら良い音源であっても、音楽を再生する環境がそれに伴わなければ、より良く楽しむことができません。

こちらもタイミング良く、使い始めたばかりのタブレットPCのサウンドシステムが良く、音源の魅力を引き立ててくれます。

これについても本コーナーで書きました。ファーウェイの8インチタブレットPCです。

本機のサウンドをチューニングしたのは、ハーマン・カードンです。

音楽を再生して音質を確認すると、クリアな音質に聴こえます。ボリュームを上げると十分な音量が得られ、Bluetoothスピーカーが必要なく感じられるほどです。

本機を手に入れる少し前、ハーマン・カードンから出ているBulutoothスピーカーに食指が動いていました。そのスピーカーには、ハーマン・カードンのサウンド思考が直接反映されており、本機で確認できた音質の良さが、単体のスピーカーではさらに磨きがかけられているはずです。本機を使い始めたことで、そのスピーカーを一度試してみたい気持ちが強まっています。

音楽を気持ち良く聴けるだけで、私はこの上もなく幸せな気分になってしまいます。

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